SSブログ

私が選ぶ魅力的な現代女流ヴァイオリニスト [クラシック演奏家]

以前にも日記に書いたと思うが、ソリストはやはり女性のほうが華がある。男性ソリストは男性特有の魅力があってまた別次元で話すべきなのだと思う。自分は特に女性ヴァイオリニストが好きかもしれない。


もちろん女性ピアニストも大好きで、(結局女性ソリストが好きなんですかぁ??(笑))ピアノ自体が大きいので、ピアノ+奏者というフレームで捉えられる絵柄と、ヴァイオリンを持つ女性奏者という絵柄では、それぞれ違った魅力があるのだが、両方ともすごく魅力的。(間違った認識を持たれると困りますが、魅力がある楽器は、もちろんVnとPfだけじゃぁありませんよ。)

特にヴァイオリンは唄う楽器なので、オケをバックにコンチェルトを演奏する女性ヴァイオリニストは、オケをバックに歌うソプラノ歌手のように華があって共通点があるといつも思っている。

そんな中で現在の女流ヴァイオリニストで、自分が気になるソリストたちをピックアップしてみたら面白いと考えた。たとえばランキングというのは、自分がやるには、そういう風にランク付けしてしまうのは、ソリストに対して失礼だと自分は思うので、それは絶対やらない。だから自分がいま気になっているソリストたちをピックアップしてみたい、というだけである。(というか、アラベラ・美歩・シュタインバッハーとムターとを同じ土俵にのせることじたい、間違っていると思う。)

あと、このようにまとめることで、ある程度調査が必要なので、そこで知りたい情報が、彼女たちが使っている楽器と所属レーベル。これはまとめることで、俯瞰することができるので面白いと思った。オーディオファンにとって、ここが結構気になるポイントなのである。

大体これを調べてこのようにまとめるのに1か月くらいかかった。(海外旅行前でしたが。)

さらにそのソリストに対する自分の印象とコメントを少々だけど加えるとユニークになると考えた。

たくさん漏れているソリストたちもいっぱいいると思うが、あくまで今思いつく、ということが前提なのでご容赦願いたい。あと、邦人の女性ヴァイオリン奏者は対象に入れていない。これも別枠で話をするべきだと思う。

●アラベラ・美歩・シュタインバッハー

12002096_972532646123005_4702781693686754520_n[1].jpg

PENTATONEレーベル。もう彼女については、今更説明することもない、と思う。自分にとっていま1番入れ込んでいるヴァイオリニスト。いま世界中をコンサートで駆け回っている人気者で、FBの彼女のページを登録しているのだが、その各国を駆け回っている多忙の日々がデイリーで報告されていて生々しい。

本当に去年の年末あたりから、急に垢抜けた感じで、どんどん知名度が上がっているような感じがする。来年の2月のN響とのチャイコフスキーのコンチェルトの公演もすでに完売ソールドアウト。人気が出るにつれてチケットも取りにくくなるのかなぁ、と思うと複雑な気持ち。でもS席が3800円なのである!(驚)なんと良心的なのだろう!彼女は今後ビッグになっていっても、近寄りがたい大スターというより、こういう我々に近い存在でいてほしいなぁと思ったりする。

使用楽器は、日本音楽財団より貸与されている1716年製ストラディヴァリウス「Booth」。


●アリーナ・イブラギモヴァ

photo[1].jpg

Hyperion レコード(ロンドン)。ロシア人の奏者(1996年にイギリスに転居)。
アラベラ様についで、非常に気になる存在。若手のヴァイオリニストの中ではピカイチの存在だと思う。今年、東京交響楽団とのコンチェルトでモーツァルトのVn協奏曲、そして王子ホールでモーツァルト・ソナタを体験したが素晴らしかった。期待にたがわぬ魅力的な奏者ですね。ただ、彼女自身、バルトークやイザイのようなストイックな曲風だととても似合っているのだけれど、メンデルソゾーンなどのロマンティック路線だとどうもぎこちないとうか、イメージに合わない感じがする。でもそれは経年とともに彼女が克服していくと思うし、キャリアが解決しますね。来年の3月のモーツァルト・ソナタはもう一回行ってみようと思っています。

使用楽器はゲオルグ・フォン・オペルから貸与されたピエトロ・グァルネリ(1738年)。


●ロザーヌ・フィリッペンス

11080441_361714330691535_282938789710072637_o[1].jpg

Channel Classicsレーベル。つい最近見つけたデビューしたての新鋭。オランダ人奏者。とにかく彼女に関する情報が少ないですね。オランダのハーグ王立音楽院、ドイツのハンス・アイスラー音楽大学でヴァイオリンを学び、2009年のオランダ国際ヴァイオリン・コンクールで第1位、また2014年のフライブルク国際ヴァイオリン・コンクールでも見事第1位に輝いた、というオランダの華麗なる経歴の才女である。まさにオランダのレーベルChannelc Classicsでは、自国のスターという期待の新鋭で、すでにこのレーベルを背負ってきたレイチェル・ポジャーの後釜のスターとして育てていこうという感じなのではないかな、と予想している。自分的にちょっと追っかけてみたい奏者。期待している。Channel Classicsから2枚アルバムをリリースしていて、2枚目のシマノフスキのコンチェルトは絶品で優秀録音でした。

使用楽器は、名ヴァイオリニストH・クレバースの愛器 Michael Angelo Bergonzi。


●二コラ・ベネディッティ

1897961_10152936717063365_8697581985618140678_n[1].jpg

DECCAレーベル。スコットランドの奏者。2004年にBBCのコンクールで優勝デビューして名を馳せた。2005年にDGと契約。アルバム6枚を出す。その後もいろいろ多数のオケとの共演、キャリアを積んでいる。まだ実演に接したことのないソリストで、魅力的な奏者に見える。FBの公式ページでは登録しているが、活動は盛んのようだ。問題なのは、そうなのに自分はCDすら1枚も持っていないので彼女の音を聴いたことがない、という事実だ。ちょっとこれは問題。至急に解決します。でもスゴク気になる奏者なのです。

いつか実演に接してみたい奏者である。

使用楽器は1717年製ストラディヴァリウス「ガリエル」。


●リサ・バティアシュヴェリ

12006223_965999326777219_8105685495893828577_n[1].jpg

SONY/DG/EMIと多様。アナチェマンコ氏門下生。(アラベラ・美歩・シュタインバッハーやユリア・フィッシャーもそうです。)ベルリンフィルのヨーロッパコンサートにも出演。ゴローさんが一押しだった奏者だった。N響とも何回も共演している。(私は、ブラームスのコンチェルトで実演に接しました。)ゴローさんは自分の日記でも彼女のことをかなりプッシュしていたし、N響との共演の時は、毎回世話役をおうせつかっていたようだった。ブラームスのコンチェルトのときは、私とNHKホールのロビーでゴローさんと前半の感想会をやっていたにも関わらず、電話が鳴ってきて、「ゴメン、リサから呼び出しがあったんでまたね。」とか言って嬉しそうに戻っていった、なんてこともあった。(笑)

アナチェマンコ氏門下生の3人の中では1番格が上かもしれませんね

日本音楽財団貸与の1709年製ストラディヴァリウス「エングルマン」。
 
 
●レイチェル・ポジャー

20090909235341110[1].jpg

Channel Classicsレーベル。このオランダのレーベルを長年にわたって支えてきた看板スターである。どちらかというと、ピリオド楽器などのバロック系音楽を得意とする。来日経験はないと思う。まさにマイナーレーベルの雄という感じ。私は彼女の録音はスゴク好き。鮮度感とかエネルギー感がスゴク高くて優秀録音が軒並み多い。同レーベルの彼女のバッハの室内楽の録音は、私のオーディオオフ会ソフトの定番である。

ぜひ実演に接してみたい奏者なのだけれど、来日は難しいかなぁとも薄々感じたりする幻の奏者的な存在。

彼女に関する情報は、ほとんどネットでも拾えなくて不明なところが多い。なので使用楽器も不明。

●イザベル・ファウスト

20121230_4293595B15D[1].jpg

ハルモニア・ムンディ レーベル。 現代でも有数の実力派ヴァイオリニスト。彼女はいわゆる実力派タイプで、人気が後になってついてきたという感じで、今はもう最高潮なのかもしれない。いわゆる玄人筋受けする奏者で、評判が高い。


じつは去年芸劇で実演に接したが、じつはイマイチだった。(^^;;

立居姿、演奏する姿勢が非常に悪く、音色もパッとしなくて、これが噂のイザベル・ファウストかぁ、という感じであった。まずその立居姿であるが、ヴァイオリン弾く姿勢が、体をよじったり、前かがみになったり、少し屈んだりして、格好が良くないのだ。やはりヴァイオリン奏者というのは、その立居姿もきちんと絵になるというのもひとつの条件のように自分は思っている。そして彼女の音色。ファウストのヴァイオリンの音量が小すぎる。オーディオ仲間の話でもオーケストラと共演のファウストの音を寒色系の薄くて小さい音という印象を日記で書いていた。どの曲もテンポはやや遅めで、音楽の流れが今ひとつ。

どうも自分の周りのファウストに対する印象で、よかった、という印象はほとんどないのだ。(上記のような印象ばかり。)
 
ファウストは優れた録音演奏家であるが、優れた実演演奏家ではないのではではないか。期待が大きかったので、その分失望もあった。


いわゆる求道的タイプな演奏家で、評価も高いので、ぜひリベンジをしたいと思っていて、来年1月の都響とのコンチェルトに馳せ参じようと思っている。あと王子ホールでのリサイタルにもぜひ行きたかったのだが、チケットを取り損ねた。これでダメなら、やはり自分も含めたいままでの印象は正しいということになる。

使用楽器はストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティ(1704年製)」。


●ヒラリー・ハーン

148291_475178301793_8041588_n[1].jpg

DG(ユニバーサル)レーベル。アメリカ人奏者。もう彼女もいまさらなにを言わんや、という感じである。もう数えきれないくらい実演に接してきた。そしてオーディオでも彼女のCDはたくさん持っていて、擦り切れるくらい聴いてきた。最初はちょっと外見的に冷たいクールな感じに見えて、そこにちょっと食わず嫌いのマイナスイメージを持っていたのだが、彼女のシベリウスのVn協奏曲の録音が自分を変えた、というか、あの録音でいっぺんに彼女の虜になった。あのシベリウスのコンチェルトの録音は、いまでも自分の中ではシベリウスの近代演奏録音の中でベストワンでもある。そして引き続きブラームスの協奏曲も虜になった。

そこから狂ったように実演に接してきた。来年にもまた来日してくれるようなので、ぜひ行ってみたい。

使用楽器は、パガニーニの所有していた'Cannone'のコピーであるヴィヨーム (Vuillaume) の1864年製。


●ユリア・フィッシャー

001[1].jpg

DECCA/PENTATONE レーベル。ドイツ人奏者。もう我々オーディオマニアの中では、超有名人であるので、これも説明不要だろう。PENTATONEレーベルの初代マドンナである。彼女の録音はオーディオオフ会の定番ソフトであった。コンクール歴がスゴクて、8つの国際音楽コンクールのすべてで優勝(うち3つはピアノでの受賞)。ヴァイオリンとピアノの両刀使いである。でも彼女の本質は、ヴァイオリンのほうにある、と思う。

DECCAに移籍してから、自分的にPENTATONE時代にあった張りつめた緊張感というのがなくなったという感じで、サウンド的にもピンとこない。日本への来日経験はないと思う。生涯で1度でいいから実演に接してみたい奏者である。

使用楽器は、現代ヴァイオリン製作者フィリップ・アウグスティン(Philipp Augustin)の2011製。


●ジャニーヌ・ヤンセン

11988741_10153260345218716_1126161236969415721_n[2].jpg

DECCAレーベル。オランダ人奏者。ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団、など数々の輝かしい演奏経歴があって、着実な道を歩んできている。

自分も、彼女の録音をかなりの枚数持っていてオーディオではかなり聴きこんでいる。非常にスタンダードなクセのない正統派の弾き方をする奏者だなとも思っていたが、ただ自分にとって刺激になるようなピンと来るものがなくて、いままでのめり込めていなかった、という引け目を感じていた。

美人であるし、腕も確かなので、あとは自分にとってのインパクトがどこまであるのか、というそこが問題であった。

2012年11月には日本での初めてのリサイタルを開催している。

じつは来年2月には来日を果たしてくれるようで、これはぜひ行きたいと思っている。彼女の魅力をたっぷり堪能して解析してみたいと思う。ぜひのめり込んでみたい。

使用楽器は、エリーゼ・マティルデド基金から貸与されている1727年製ストラディヴァリウス「Barrere(バレール)」。


●ヴィクトリア ムローヴァ

img_1[1].jpg

Onxyレーベル。ロシア人の奏者。ソナタものよりもヴァイオリン協奏曲などのジャンルの録音を多く残している。じつはクラシックだけではなくてジャズやポピュラー音楽などにもチャレンジしており、結構クロスオーバー的なスタンスのアーティストでもある。

彼女はバッハのヴァイオリン協奏曲のCDを購入して聴いた。素晴らしい演奏と録音であった。でもそれ1枚だけであり、実演にも接したことがないので、ぜひ来日公演を果たして実演に接してみたい奏者である。


愛器は、1723年製のストラディヴァリウス「ジュールズ・フォーク」。準バロック様式の弓を用いている。バロック音楽の演奏会では、別の古楽器グァダニーニも使用している。


●チョン・キョンファ

201211170049_b[1].jpg

EMIレーベル。韓国人奏者。まさに1960年代からの奏者で女王と言っていい経歴と貫禄がある。
イギリス人と結婚してイギリスでの演奏活動になった。

1970年に開かれる慈善ガラ・コンサートへの出演の誘いを受け、この演奏会で、チャイコフスキーの協奏曲を弾き、イギリスの新聞から「ジネット・ヌヴー以来、こんな素晴らしいヴァイオリニストを聴いたことがない」「満員のお客のしつこい拍手喝采以上の価値が本当にあったのだ。果たしてハイフェッツがこれよりも巧く奏いたかどうか、疑問に思う」といった賛辞を受け、英デッカ・レコードと録音契約を結び、年に100回以上の演奏会を行うトップ・ヴァイオリニストとなった。

今年、チョン・キョンファのVnリサイタルをサントリーホールで聴いてきた。足を大の字に広げて、膝を曲げながら体を揺らしダイナミックに弾く彼女。やっぱりいまどきの美女系などを寄せ付けない風格というか貫禄があった。

使用楽器は不明。


●アンネ・ゾフィー・ムター

300739_10150287735099063_1308158_n[1].jpg

DGレーベル。ドイツ人奏者。トリはやはり彼女がふさわしいと思った。まさにヴァイオリンの女王である。カラヤンに見いだされ、スターダムに上がっていき、カラヤン亡き後も、まさにトップ奏者として現在に至る。彼女の実演ももう何回接しただろうか、そしてCDも何枚持っているだろうか? もう今さらこの狭い紙面では語りつくせないものがある。もう自分のクラシック・ヴァイオリンの基本のような人である。


最近では数年前にサントリーホールでバッハのヴィヴァルディ四季の演奏会と、さらに演目は忘れたがこれもサントリーのリサイタルで足を運んだ。

彼女が来日するときは、必ず足を運ぼうといつも思っている。

以前、女性は経年のほうが絶対色艶が出てきて美しくなる、という持論を展開したが、その最先鋒とも言える人がこのムターのことを言っていたのだ。

13歳でカラヤンに見いだされたときは、正直芋ねーちゃんだった。これが最近になるにつれて、見違えるようになってどんどん美しくなっていて、ヴァイオリンの女王としてふさわしい威厳ある美女になっていった。

これからもずっと女王として君臨していってほしいものである。

使用楽器は、彼女は2丁のストラディヴァリウスを所有している。1つは1703年製「エミリアーニ(Emiliani)」、もう1つは1710年製「ロード・ダン=レイヴン(Lord Dunn-Raven)」。

いかがだろうか?ランク付けはしないけど(というかできない)、自分がいま頭の中に浮かんでくる現代の女性ヴァイオリニストである。1か月かけてまとめあげた大作です。(笑)

また新しい新星など発見できるとまたうれしいですね。

自分も1か月もかけて、このようにまとめあげると、今まで漠然と頭に会った業界図式がきちんと整理できたような気がして気分がいい。でもあくまで自分の嗜好に合った奏者だけを集めたものですので、ご了承ください。(笑)


nice!(0)  コメント(8)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 8

とみぃ

こんにちは。
過去記事に、スミマセン。

2016年2月にヤンセン&N響のブラームスを聴きに行き、本日TV録画を見ていたところ、ネックに縞模様のあるヤンセンのヴァイオリンが気に留まり、検索していたらこのページにたどり着きました。

この中ではヤンセンの他、スタインバッヒャー、ムターもお気に入りですが、ビデオでしか視聴したことがありません。
特にムターは、ダイナミックな演奏に加え誕生日が私と同年同月という事で、お気に入りです。小澤とのBDも購入しましたが、是非生で聴きたいものです。

クラシックに特に詳しいわけではありませんが、ほかの記事も読ませていただきたいと思います。(ちなみに、私が生涯でダントツに聴いている曲は、1942年フルヴェンの合唱ですw)

それでは、失礼します。
by とみぃ (2018-11-10 12:32) 

ノンノン

とみぃさん

コメントありがとうございます。
シュタインバッハーさんは、ルイージ&デンマーク響や小林研一郎&日本フィルと共演しますので、もし関東お住まいでしたら、ぜひ実演に接っしられてはいかがでしょうか?
ムターも、12月にサントリーでなんと小澤征爾&サイオウキネンオーケストラとサントリーで公演をします。チケットお高いですが、ぜひ!やはり女性ヴァイオリニストはとても華がありますね。(^^)
by ノンノン (2018-11-10 17:01) 

とみぃ

ご返信および情報を、ありがとうございます。
来年3月10日のシュタインバッハーさんの公演を購入いたしました。
とても楽しみです(#^^#)
by とみぃ (2018-11-26 17:44) 

とみぃ

こんにちは、ご報告です。
おかげさまで本日、シュタインバッハーさんのコンサートに行ってまいりました。席は最前列の右端の方で、指揮者の小林氏がカブって見え隠れするような位置でしたが、10数メートルの距離しかなく、大満足でした。彼女の奏でる音色、そして見た目も、とても優雅でエレガント。サントリーホールの音響も素晴らしく、ソロのメロディーが天井から降り注いできました。さらにダブルベース奏者が目の前だったおかげで、低音の効いた濃い目のサウンドを味わうことができました。
カーテンコールで拍手していると、感激のためか涙がこぼれてきてしまいました。
いやぁーっ、最高でした!
by とみぃ (2019-03-10 18:18) 

ノンノン

とみぃさん、私も本日行っていました。いやぁ素晴らしかったですねぇ。私も大感激でした。アラベラさん、いつにも増して、とても優雅でエレガントで美しかったです。ベートーヴェンのコンチェルトは、奏者にとってとても難しい曲だそうでそうですが、なんとも見事に弾かれていましたね。数年前にもアラベラさんのベートーヴェン・コンチェルト2回聴いたことあるのですが、その頃に比べるととても弱音表現を大切にした優雅な演奏の仕方でした。数年前はもっとパワフルでした。1週間後にルィージ&デンマーク響とさらにアラベラさん共演しますよ。ブルッフのコンチェルトです。当日券でもあるかもしれませんので、ぜひ再度足を運んでみてください!
by ノンノン (2019-03-10 20:15) 

とみぃ

こんばんは!
そうですか、ノンノンさんも行ってらしたのですね!
ブルーの衣装もとても素敵でしたよね。
さて19日のコンサート、調べたらまだ発売していたので、奮発して買ってしまいました。今回は、1階の21列目のA席です。
ブルッフって聞きなれない作曲家だったので早速予習で聴きましたが、遥か遠い昔に聴いた記憶がありすごく懐かしさが溢れてきました。(特に第3楽章)
当日がまたまた楽しみです(^^♪
by とみぃ (2019-03-11 23:21) 

とみぃ

こんにちは、とみぃです。
またまたご報告です。
昨日19日、サントリーホールに行って参りました。
いやーっ、ブルッフの協奏曲最高でした!
今回は赤いドレスのアラベラさん、ドレスと曲のせいもあるのか先日のベートーヴェンの時よりも情熱的な演奏に聞こえました。全曲を通して素晴らしかったのですが、特に第2楽章は冒頭から昇天してしました(もったいないことに、しばし目をつぶって聴いていました)。オーケストラとの息もピッタリだったのではないでしょうか。赤のドレスは、コバケンさんとのツーショットのものと同じみたいですね?!
因みに予習は主に、youtubeでヒラリー・ハーンの演奏を聴きましたが、こちらもかなり気に入ってしまいました。もしも機会があれば、聴きに行きたいなと思います。
後半のベートーヴェンも個性的な演奏で楽しめました。ワーグナーが舞踏のなんたらと言ったそうですが、確かに指揮者のルイージ氏が指揮台で踊っているようでした。デンマーク国交団、ヴァイオリンパートの約半数が女性なのと、にも拘らずパワフルな音には驚きました。初めて聴きましたが、素晴らしい楽団ですね。蛇足ですが、私のスピーカーもデンマーク製のDARIというメーカーのもので艶のある音を奏でます。
さて最後のアンコール曲、曲名は知りませんが、この日の最後にふさわしい盛り上がりのある演奏でした。(お腹いっぱい胸いっぱいで帰路につきました)
ノンノンさんのおかげで立て続けに素晴らしい体験(?)をすることができ、とても感謝しております。(アラベラさんは、毎年この時期に来日...と憶えておきます)
by とみぃ (2019-03-20 14:38) 

ノンノン

とみぃさん、嬉しいコメントありがとうございます。
素晴らしいコンサートでしたね。すごい興奮しました。
デンマーク国立響がこんなに素晴らしいオケとは全く想像だにせずただただ驚いています。ブルッフのコンチェルトよかったですねぇ。自分も普段あまり聴いていなかったのですが、今回のことを契機に嵌ってしまいそうです。今日この日のコンサート鑑賞日記をブログの日記のほうに上げましたんで、ぜひご覧になってください!アラベラさんのブルッフのコンチェルトの録音のSACDも紹介してあります。この録音のブルッフは、まさにあの日のブルッフとまったく変わらないレベルの高さです。あの日から毎日この録音聴いています。アラベラさんは近況の予定では、7月に今度はヴァイオリン・リサイタルで来日するみたいです。ぜひ楽しみですね!
by ノンノン (2019-03-21 18:22) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。