オーディオのちょいと気になる投稿。 [オーディオ]
FBのオーディオサイトで、ちょっと気になる投稿があったので日記にしてみる。 (写真ちょいとお借りしますね。)
1999年のSONYのSACDフォーマット発表時のフラグシップ旗艦機であるSCD-1/TA-E1/TA-N1/SS-1EDのフルセット。
合計400万。
憧れた!
オーディオって男のロマンだと思った。
当時はとても買えなかったけれど、あれから10年後に中古市場に出始めて買える値段になった。
結局265万かかって揃えた。(^^;;
いまじゃ考えられん。当時は金持ってたんだな。
ソニーがプリ・パワーというセパレートタイプのアンプを開発したのは、おそらくこれが最初で最後。
パワーのTA-N1は故長岡鉄男先生の愛機として有名だった。
中は、こんな感じ。これぞオーディオという巨大ケミコン。まさに物量投資型設計。
プレーヤートランスポートのSCD-1は、ベストセラーのスタンダード名機となった。
固定光学ピックアップ方式の珍しい方式でお金かかっていた。
スタビライザー装着の贅沢さ。スライド式の開閉スピードが重々しくて高級感ある。
でもピックアップがすぐに不調で読み取り不良になることで有名で自分も何回取り替えたことか!(笑)
なんというのかなぁ、フォルムが美しいというか、このフルセットには、何とも言えない高級感が漂っていて、これぞハイエンドオーディオというものだと思った。
最近のハイレゾ機器に見られるような安っぽさを見ると、この時代に育った自分としては萌えないんだよねぇー。オーディオ機器ってやっぱりデザイン、フォルムってすごく大事。
そして、なんといっても、フルシステムの中でもっとも入手しずらかったのが、このスピーカーのSS-1ED。
定価210万!
日本に15台しかないと言われている。中古市場でも滅多に出なかった。ショーで見るぐらいしか縁がないと言われたSPだった。
中の構造は、こんなになっていたのか!ウレタンが生々しい。
これを自分はあるオーディオの友人から、喫茶店でそのまま置きっぱなしになっていて普段も鳴らされていないようで、死蔵でインテリアと化しているようだから、売ってくれないかどうか商談してみる、と言われ、回答は翌日。
もう天にも昇るような気持ちで、ドキドキして待っていた。あんなに胸ときめいたことってなかったんじゃないかな?
そして商談成立の電話がかかってきたときは、もう昇天の気持ち。日本に15台しかないSPで、それを入手できる。
確か140万で買った。
他のSCD-1/TA-E1/TA-N1はすでに中古入手済みで、残るはこのSS-1ED待ちという状態だった。
代替えで、B&W Nautilus 803で、このソニーのシステムを鳴らしていたのだ。
1999年のSONYのSACDフォーマット発表時のフラグシップ旗艦機であるSCD-1/TA-E1/TA-N1/SS-1EDのフルセット。
合計400万。
憧れた!
オーディオって男のロマンだと思った。
当時はとても買えなかったけれど、あれから10年後に中古市場に出始めて買える値段になった。
結局265万かかって揃えた。(^^;;
いまじゃ考えられん。当時は金持ってたんだな。
ソニーがプリ・パワーというセパレートタイプのアンプを開発したのは、おそらくこれが最初で最後。
パワーのTA-N1は故長岡鉄男先生の愛機として有名だった。
中は、こんな感じ。これぞオーディオという巨大ケミコン。まさに物量投資型設計。
プレーヤートランスポートのSCD-1は、ベストセラーのスタンダード名機となった。
固定光学ピックアップ方式の珍しい方式でお金かかっていた。
スタビライザー装着の贅沢さ。スライド式の開閉スピードが重々しくて高級感ある。
でもピックアップがすぐに不調で読み取り不良になることで有名で自分も何回取り替えたことか!(笑)
なんというのかなぁ、フォルムが美しいというか、このフルセットには、何とも言えない高級感が漂っていて、これぞハイエンドオーディオというものだと思った。
最近のハイレゾ機器に見られるような安っぽさを見ると、この時代に育った自分としては萌えないんだよねぇー。オーディオ機器ってやっぱりデザイン、フォルムってすごく大事。
そして、なんといっても、フルシステムの中でもっとも入手しずらかったのが、このスピーカーのSS-1ED。
定価210万!
日本に15台しかないと言われている。中古市場でも滅多に出なかった。ショーで見るぐらいしか縁がないと言われたSPだった。
中の構造は、こんなになっていたのか!ウレタンが生々しい。
これを自分はあるオーディオの友人から、喫茶店でそのまま置きっぱなしになっていて普段も鳴らされていないようで、死蔵でインテリアと化しているようだから、売ってくれないかどうか商談してみる、と言われ、回答は翌日。
もう天にも昇るような気持ちで、ドキドキして待っていた。あんなに胸ときめいたことってなかったんじゃないかな?
そして商談成立の電話がかかってきたときは、もう昇天の気持ち。日本に15台しかないSPで、それを入手できる。
確か140万で買った。
他のSCD-1/TA-E1/TA-N1はすでに中古入手済みで、残るはこのSS-1ED待ちという状態だった。
代替えで、B&W Nautilus 803で、このソニーのシステムを鳴らしていたのだ。
なんとかこの稀なSS-1EDを入手できないものか?
毎日国内、海外のネットを睨めっこしていた毎日だった。
SS-1EDが配達される日、もうドキドキ。(笑)部屋に運ばれて、毛布を取られて、その姿を見たときは、あんな最高で、ときめく気持ちは、今後もそうないだろう。
SACD神話を裏付けるてっぺんに、スーパーツィーター付きで、100KHz再生可能。
ふつうSPって、30KHzまでが普通。高くて50KHzがせいぜいなもんだ。100KHzうたっているSPは、このSS-1ED以降いまでも聴いたことがない。
でも先だって、ダイナミックレンジの日記を書いたとき、DSDの信号処理って、ノイズシェーピングで、帯域内ノイズを高域に押しやっているので、50KHz以降はノイズの姥捨て山状態だということを書いたばかりだから複雑な心境。
自分も当時は、このSACD神話の広大帯域再生に騙されていた。(笑)
日本に15台しかない、このSS-1ED、そしてこのソニーの初代フラグシップ旗艦機フルセットの音をじっくり長期間に渡って聴いたことのあるオーディオマニアはそうそういないだろう。(笑)
みんなデモのブースなんかでちょい聴きくらいしかないはず。
自分は類まれな貴重な経験の持ち主かもしれない。
なんか記憶によると、インターコネクトやSPのケーブルは、PADの高級ケーブルを使っていたはずだった。SS-1EDはスパイク装着の3点支持。
ずばりサウンドは、というと、中域がガッチリした典型的なピラミッドバランス型のような感じだった。音の芯がとてもぶっ太くて、中域から低域の土台感がしっかりした感じのサウンド。量感の出るサウンドだった。
クラシックというより、ジャズやポップスのほうがいい感じもした。でも毎日クラシックをそれで聴いていた。
STW付きで、100KHz再生を唄っているほど、高域の伸びやかさはあまり感じなかったかな?
まぁ当時の自分のスキルの足りなさもあって、十分調教できていなかった、鳴らしきれなかったというのもあるだろう。
信じられないことに、同じ部屋にいまのB&W Signature 800のシステムも入れていたのだが(笑)、B&Wの音のほうが繊細さというか、解像度が高いような気がした。同じ部屋で同じソースで聴き比べしてるんだから間違いない。逆にB&Wでは量感が足りないと思った。
でもB&Wのほうは、あれから10年鳴らし続けてエージングして、だいぶ自分の好みのサウンドになってきた。Signature 800は本当に気難しいモニターSPです。
でも最近の新しいSPは、あまりに買ったときから簡単に鳴っちゃって逆に面白くないよね。(笑)
SS-1EDとSignature 800とでは、まさに正反対のサウンド。
その後、同じ部屋に2セットは、やはりサウンド調教的に無理と感じて、ソニーのフルセットのほうは売却した。
SS-1EDは珍しいSPなので、売るときはゴローさんが一声かけてね、と言われたので、そうしたら、ちょうど二子玉川別室で、DAITONEのDS-8000を鳴らし始めたときだったので、縁がなかったということになった。
その後、オークションは面倒だし、売れるまで時間がかかるので、御茶ノ水のオーディオユニオンで売却したら、それをゴローさんが発見。(笑)
なんだー!オークションで高く売るつもりだろうから、やめとこうと判断したのに、中古ショップで安く売っちゃうんだったらーあーなんだぁー!ってな感じで、残念がられていた。
結局何年保持していたかな? 4~5年くらいだろうか? でもいまでもそのサウンドはしっかり脳裏に焼き付いている。もう一回、調教してみたい気もする。
このフルシステムの音を長期間に渡って聴いたことのあるオーディオマニアは、日本でもほとんどいないと思う。
さて、もうひとつの投稿。
B&Wから801シリーズが姿を消えてから何年経つだろうか?
あまりに鳴らすのが難しすぎて、一般のオーディオマニアの手には負えないSPだから、とか、いろいろその理由の噂は飛び交った。
Matrix時代の801をはじめ、スタジオのモニターSPとしては、いわゆるプロユースの領域では、このクラシックな801をモニターの基準にしているスタジオは多い。
モニターSPというのは、ふつうの一般家庭で使われるリスニングSPとは、やはり区別される。鑑賞の場合なら、”ジャズっぽく聴こえる””クラシックっぽく聴こえる”などの色の付いたサウンドの鳴らし方をする設計も多い。
でもスタジオで使う用途は、エンジニアが正しく作業できないといけないので、正しく再生されるSPでないといけない。
つまり、周波数特性がフラットであることが大前提。
あと定位の分かりやすさ。これもコンソールで振り分ける作業をするうえで大切な要素ですね。
そんなNautilus 801を5本使ってサラウンドを組んでいる写真が投稿された。(笑)
すっげー!(笑)
SS-1EDが配達される日、もうドキドキ。(笑)部屋に運ばれて、毛布を取られて、その姿を見たときは、あんな最高で、ときめく気持ちは、今後もそうないだろう。
SACD神話を裏付けるてっぺんに、スーパーツィーター付きで、100KHz再生可能。
ふつうSPって、30KHzまでが普通。高くて50KHzがせいぜいなもんだ。100KHzうたっているSPは、このSS-1ED以降いまでも聴いたことがない。
でも先だって、ダイナミックレンジの日記を書いたとき、DSDの信号処理って、ノイズシェーピングで、帯域内ノイズを高域に押しやっているので、50KHz以降はノイズの姥捨て山状態だということを書いたばかりだから複雑な心境。
自分も当時は、このSACD神話の広大帯域再生に騙されていた。(笑)
日本に15台しかない、このSS-1ED、そしてこのソニーの初代フラグシップ旗艦機フルセットの音をじっくり長期間に渡って聴いたことのあるオーディオマニアはそうそういないだろう。(笑)
みんなデモのブースなんかでちょい聴きくらいしかないはず。
自分は類まれな貴重な経験の持ち主かもしれない。
なんか記憶によると、インターコネクトやSPのケーブルは、PADの高級ケーブルを使っていたはずだった。SS-1EDはスパイク装着の3点支持。
ずばりサウンドは、というと、中域がガッチリした典型的なピラミッドバランス型のような感じだった。音の芯がとてもぶっ太くて、中域から低域の土台感がしっかりした感じのサウンド。量感の出るサウンドだった。
クラシックというより、ジャズやポップスのほうがいい感じもした。でも毎日クラシックをそれで聴いていた。
STW付きで、100KHz再生を唄っているほど、高域の伸びやかさはあまり感じなかったかな?
まぁ当時の自分のスキルの足りなさもあって、十分調教できていなかった、鳴らしきれなかったというのもあるだろう。
信じられないことに、同じ部屋にいまのB&W Signature 800のシステムも入れていたのだが(笑)、B&Wの音のほうが繊細さというか、解像度が高いような気がした。同じ部屋で同じソースで聴き比べしてるんだから間違いない。逆にB&Wでは量感が足りないと思った。
でもB&Wのほうは、あれから10年鳴らし続けてエージングして、だいぶ自分の好みのサウンドになってきた。Signature 800は本当に気難しいモニターSPです。
でも最近の新しいSPは、あまりに買ったときから簡単に鳴っちゃって逆に面白くないよね。(笑)
SS-1EDとSignature 800とでは、まさに正反対のサウンド。
その後、同じ部屋に2セットは、やはりサウンド調教的に無理と感じて、ソニーのフルセットのほうは売却した。
SS-1EDは珍しいSPなので、売るときはゴローさんが一声かけてね、と言われたので、そうしたら、ちょうど二子玉川別室で、DAITONEのDS-8000を鳴らし始めたときだったので、縁がなかったということになった。
その後、オークションは面倒だし、売れるまで時間がかかるので、御茶ノ水のオーディオユニオンで売却したら、それをゴローさんが発見。(笑)
なんだー!オークションで高く売るつもりだろうから、やめとこうと判断したのに、中古ショップで安く売っちゃうんだったらーあーなんだぁー!ってな感じで、残念がられていた。
結局何年保持していたかな? 4~5年くらいだろうか? でもいまでもそのサウンドはしっかり脳裏に焼き付いている。もう一回、調教してみたい気もする。
このフルシステムの音を長期間に渡って聴いたことのあるオーディオマニアは、日本でもほとんどいないと思う。
さて、もうひとつの投稿。
B&Wから801シリーズが姿を消えてから何年経つだろうか?
あまりに鳴らすのが難しすぎて、一般のオーディオマニアの手には負えないSPだから、とか、いろいろその理由の噂は飛び交った。
Matrix時代の801をはじめ、スタジオのモニターSPとしては、いわゆるプロユースの領域では、このクラシックな801をモニターの基準にしているスタジオは多い。
モニターSPというのは、ふつうの一般家庭で使われるリスニングSPとは、やはり区別される。鑑賞の場合なら、”ジャズっぽく聴こえる””クラシックっぽく聴こえる”などの色の付いたサウンドの鳴らし方をする設計も多い。
でもスタジオで使う用途は、エンジニアが正しく作業できないといけないので、正しく再生されるSPでないといけない。
つまり、周波数特性がフラットであることが大前提。
あと定位の分かりやすさ。これもコンソールで振り分ける作業をするうえで大切な要素ですね。
そんなNautilus 801を5本使ってサラウンドを組んでいる写真が投稿された。(笑)
すっげー!(笑)
801が前に3本ある姿は、あまりに武骨でスゴイ。センターが802くらいが、美しいバランスが取れていると思うが。。。
どういうジャンルの音楽をミキシングするスタジオなんでしょうね。
どういうジャンルの音楽をミキシングするスタジオなんでしょうね。
世の中って面白い!
2017-11-25 13:32
nice!(0)
コメント(2)
初めまして。
B&Wの5.1システムは、今から10年以上前のフランスのマスタリングルームで、主に映画の仕事をしていたようです。
なので、ここでは音楽のMix作業はしませんよ。
これらの画像は最近投稿されたのですか?
by Shige (2017-12-02 23:32)
Shigeさん
コメントありがとうございます。
そうですか?フランスのマスタリングルームでしたか?
この投稿は最近されたものですが、被写体は必ずしもいまのオーディオとの保証はないようです。最近のものから昔のものまで、守備範囲は広いようです。ただ、見栄えがあるものを投稿しているだけのことなのかもしれませんが。。。(笑)
by ノンノン (2017-12-03 19:50)