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オードリー・ヘプバーン [映画・ドキュメンタリー]

「ローマの休日」「ティファニーで朝食を」「マイフェアレディ」・・・ハリウッド映画界の名作とよばれる数々の作品。

もちろん自分はぜひ観てみたいとずっと幼少の頃から思っていたのだが。映画や読書、この類のものって自分に時間が出来る老後じゃないと無理だろうな、という考えが自分にはあった。だってエネルギーとても必要ですよね。

自分は外に出るのが好きだし、サラリーマンをやっている限り、毎日会社から帰ったら、たとえ休日でも、そんな読書や映画なんて、とても鑑賞する体力などない。本なんて、あっ面白そう、と思ったらその場でとりあえず買っておく。

そして積読でいつか読もう。映画もそんな感じ。

だから名作と呼ばれている映画も、いつか時間を見つけてゆっくり鑑賞したいと思っていた。

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ことのきっかけは、先日BSでやっていたオードリー・ヘプバーンのドキュメンタリー特集を偶然見たことだった。今年2019年は彼女の生誕90周年。去年年末も日本で彼女の大々的な写真展が開催され、結構大きなムーヴメントになっていた。

そのドキュメンタリー特集での彼女の人生を観て、そして、そのキュートな容姿、芯のある強烈な個性、キャラクターに、自分は正直かなり魅かれた。なんか自分の感性にあう感じでひとめぼれだった。

オードリー・ヘプバーンは、まさにハリウッド映画界を代表する大女優。
もちろん超有名な女優さんだし自分もいつか彼女の映画を観てみたい、と幼少の頃からずっと思っていたが、いまに至ってしまった。

このドキュメンタリーで自分のアンテナにビビッと来た感じだったので、さっそくネットで彼女のことを調べてみた。

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オードリー・ヘプバーンは、イギリス人で、アメリカの女優さん。ベルギー・ブリュッセルで生まれ、幼少期をベルギー、イングランドで過ごし、オランダにも在住していた。

このことを知った瞬間、あれ?やっぱり自分の人生に関与する人なのかな?と思ってしまった。(笑)もちろん恐れ多くも世界の大女優さんですが。。。

自分は単細胞だから、もうここで彼女にシンパシーが湧いてきてしまって、いまこの時期に彼女に興味が湧いたのは偶然でなくやはり運命なんだ、と思い込むようになってしまったのだ。(単細胞でバカだねぇ(笑))

その後、結婚とともにスイスに移住してスイスに構えた住まいと仕事場であるハリウッドを頻繁に往復。離婚~再婚と波乱の恋多き女性だったようだが、子宝にも恵まれ、最後はスイスの自宅で虫垂癌で亡くなっている。1993年の63歳。

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まさに1950~1960年代が女優としてのピークで、「ローマの休日」「ティファニーで朝食を」「シャレード」「マイフェアレディ」・・・などなどハリウッド映画界を代表する数々の名作に出演。受賞経歴もすごくて、アカデミー賞、エミー賞、グラミー賞、トニー賞の受賞経験を持つ数少ない人物の一人なのだ。

ヘプバーンの女優業としてのキャリアは年齢と共に減っていき、後半生のほとんどをユニセフ(国際連合児童基金)での仕事に捧げた。彼女がユニセフへの貢献を始めたのは1954年からで、1988年から1992年にはアフリカ、南米、アジアの恵まれない人々への援助活動に献身している。

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すぐに思ったのは、彼女の代表作の名作をいま観てみたい。
そして彼女のことを、まずはネットで徹底的に調べて、まずは自分のものにしたい、と強烈に思った。


オードリー・ヘプバーンがハリウッドで活躍したのは、1950~1960年代。
まさに自分が生まれるずっと前の世代だ。だから自分にとって、ある意味伝説の女優さん。

映画作品については、のちに鑑賞日記のところで述べたいが、どういうところが魅力的でセンセーショナルだったのか?


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1950年代のハリウッドではマリリン・モンローやエリザベス・テーラーに代表されるグラマラスでセクシーな女優が人気だった。

そこに突如登場したオードリーは、グラマーとは正反対のスリムなボディと、性別を超越した、文字通り“妖精”のような魅力で映画界に独自の地位を築いていった。

そして単に女優というだけではなく、彼女のファッション、ヘアスタイルなどが流行になっていくなどのファッションアイコンとしてのトレンドの発信源だった。


まさに妖精。

永遠の妖精、銀幕の妖精・・・

たしかにそんなイメージがぴったり。
わかるような気がするなぁ。

自分がドキュメンタリー番組で彼女に魅せられたのも、このキュートなあまり女性という性別を感じさせない身軽な感じがするところだった。

彼女の魅力は、単にキュートだという容姿の面だけではなくて、その芯がしっかりした個性・強いキャラクターに”強い女性”というイメージを自分は持ったところでもあった。

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「セクシー・スターが裸で魅了することを私は、服を着たままで同じことが出来る。」

彼女のメッセージは、結構強烈でグサッとささる。
短いセンテンスなのに、かなり本質をついていて印象的なのだ。

ここに「オードリー・ヘプバーン 心に響く5つの言葉」というVOGUEの特集がある。

https://www.vogue.co.jp/celebrity/celebscoop/2018-05-04


「チャンスは滅多にめぐってこない。だから、いざめぐってきた時にはしっかりつかまなければならない」

「私はジバンシィに頼りきりなの。アメリカ女性が精神分析医に依存しているのと同じようにね」

「愛とは行動。口先だけのものではないの。言葉だけで済んだことなんて一度もなかった」

「最高の勝利は、自分の欠点を受け入れられ、ありのままの自分で生きられるようになったこと」

「歳を重ねると、自分に手が2つあることを知るはず。1つは自分自身を助けるため、もう1つは他者を助けるために」

やっぱり大きなことを成し遂げた人のことばって、短いのに深さを感じるというか重みを感じますね。

この5つの言葉の背景、その掘り下げた意味を上のリンク先のサイトでその1言ごとに説明がされていて、その深い言葉の意味に感心させられます。ぜひ読んでみてほしいです。



さて、ようやくオードリー・ヘプバーンの映画を観てみる。
人生54歳にしてようやく初めて彼女の映画を観る。

「ローマの休日」「ティファニーで朝食を」「マイフェアレディ」

この3本に決めた。

1950~1960年代の映画。

とても古臭い感じがするんだろうなぁというような気持ちもあった。

でも実際観てみたら、いまの映画には絶対ない、人間の素晴らしい道徳観をちゃんと描いているところには、驚いてしまう。いまの映画は確かに昔に比べると刺激がすごく強いかもしれないけれど、こういう人間の基本としての道徳観ってほとんどないがしろなんじゃないかなぁと。

なんか今の世代では忘れかけてしまわれているような、そんな大切なことをちゃんと描いているのだ。

それだけ映画を観終わった後、とてもほっこり幸せな気分になれる。

あぁぁなんかいい映画を観たなぁ~というまさにほっこり気分。


オードリー・ヘプバーンの映画はひとつの共通なアプローチがあるように思える。
上の3本を観た印象。


一般市民の人々の日常に触れて心身共に解放されていく「ローマの休日」の王女、本当は田舎の娘であるにも関わらずニューヨークでの生活に憧れ女性としての変身願望がある「ティファニーで朝食を」、花売り娘が社交界デビューする「マイ・フェア・レディ」と、

オードリーが演じた多種多様のいわゆる「変身物語」は、演じる彼女の決して絵空事ではない、人物の感情に自分の感情を重ね合わせられる天性の才能によって具現化されたもの。

そこが今も新しいファンを発掘し、且つリピーターが多い理由でもある。

ハイ。自分はその新しいファンです。(笑)

まさにその変身物語を観ていると、自分がそのまま思わず感情移入してしまうのだ。



「ローマの休日」 

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オードリー・ヘプバーンの映画はこれがやはり1番いい!
自分は1番大好きだ。

いままで端役での映画出演しかなかったオードリーが、初主演で、まさに鮮烈な初主演デビューでこの作品でブレークして一気にスターダムに登り詰めた。ハリウッドとしては初めての海外ロケだったそうで、イタリア・ローマを舞台に、トレビの泉や真実の口で有名な映画ですね。自分もこの場面は、よく観ていたので、ようやく本編の映画を観れるのか!ということで、感慨深かったです。

王女が普段の退屈極まりない王族生活から抜け出して、一般社会に入り込んで実体験する。すべてが新鮮な体験。そこに知り合った男性。じつはそいつは新聞記者。彼女が王女だと知って、これはスクープ記事だということで、付き合う。24時間たったらかぼちゃの馬車で城に戻らないといけない。

結構観ていて、かなりドキドキするというか感情移入するんだよね。
最後がこれまた胸にキューンとくるというか、いわゆる人間の道徳観にやられましたよ。

本当にいい映画。



「ティファニーで朝食を」 

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映画「ティファニーで朝食を」の冒頭で、早朝、オードリー・ヘプバーンが憧れの五番街のティファニーのショーウィンドーをのぞき込みながら、デニッシュをほおばる場面。題名は主人公の言う「ティファニーで朝食を食べるご身分」ということで、この場面がその象徴的なシーンでもある。


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自由気ままに生きる美女と彼女に惹かれる作家の愛を描いたロマンティック・コメディ。

この「ティファニーで朝食を」は、日本では、2008年に村上春樹さんが日本語新訳を新潮社から出版して話題になっているんですね。

けっしてご身分的に素性のよろしくないその美女が、ニューヨークでの生活を気ままに楽しみ、そこに男性との恋愛が絡むロマンティック・コメディだ。でも最後はやっぱり人間の道徳観というか、きゅ~んと胸に来るんだよね。そういう仕掛けがちゃんとできている。昔の映画のほうがとても正統派です。

とてもいい映画です。

この映画では、オードリーのファッションがじつに素晴らしいです。あと映画主題歌の素晴らしさ。

この「ティファニーで朝食を」の最大の魅力は、じつは映画の主題歌であるヘンリー・マンシーニの「ムーン・リバー」。もうこの曲は誰もが聴いたことのある名曲中の名曲。ジャズのスタンダードナンバーにもなっていますね。

ヘンリー・マンシーニは自分にはとても想いれが深い作曲家なんです。

自分にとって映画音楽といえば、ヘンリー・マンシーニとエンニオ・モリコーネ。

特にヘンリー・マンシーニが作り出す映画音楽の世界はとても魅了され、ずっと自分は愛し続けて聴いてきた。


自分が最高に愛し続けて聴いてきたアルバムがこれ。 


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Ultimate Mancini
ヘンリー・マンシーニ

http://urx.space/PpCl

SACDフォーマットが発表されたのが1999年。でも2000年から2003年大病で休職。2004年に復職した時、自分はオーディオとしてSACDを追求していこうと決心して、そのときに買い求めて狂ったように毎日聴いていたのが、このマンシーニのアルバムなのだ。

自分が当時買ったものはSACD5.0なのだが、いまはもうCDしかなくて残念。

映画音楽の巨匠ヘンリー・マンシーニのトリビュート・アルバムで、ピンクパンサーのテーマ、シャレード、ムーンリバーなど数多くのサントラヒット曲を残すマンシーニのレパートリーをオリジナル・スコアを使って再演したアルバム。

これはいまもiPodに入れて、ほぼ必ず毎日再生して聴いているアルバム。
もう18年も聴いてきた。

このヘンリー・マンシーニのトリビュート・コンサートということで、マンシーニ・オーケストラを急遽編成、そして日本に来日してきてくれたこともあった。いまは閉館してしまったが、五反田のららぽーとホールでのコンサート。

マンシーニの娘でもあるモニカ・マンシーニもヴォーカルで参加して本当に夢のようなコンサートだった。

復職直後だった2004年頃だと思ったが、暗黒の3年間を過ごした後のご褒美のような夜。
やっぱり自分は東京に復帰できて本当に良かった!と涙した夜だったな。

そんな想い入れの深いコンサートだったよ。

マンシーニはいまでも通勤電車の中で聴いている。

オードリー映画は、この「ティファニーで朝食を」でムーンリバー、そして「シャレード」でもシャレードというように、マンシーニとは非常に縁の深い関係だった。

自分とオードリー・ヘプバーンの接点は、このヘンリー・マンシーニとも言える。


「ティファニーで朝食を」の冒頭で、早朝、オードリー・ヘプバーンが憧れの五番街のティファニーのショーウィンドーをのぞき込みながら、デニッシュをほおばる場面。当時ニューヨーク5番街にあるティファニーは宝石店であり実際のレストランではなかったが、映画の影響を受け2017年にブランド初となるダイニングスペースがオープンした。

これは結構ビッグなニュースになっていた。


2017年にブランド発足180年を迎えたティファニーが、五番街の旗艦店4階にあるホーム&アクセサリーのコーナーをリノベーションし、ブランドとして初のダイニングコーナー「ザ・ブルー・ボックス・カフェ」をオープン。「ティファニーで朝食を」の夢をなんと現実のものにしてくれた。


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まさにブルーなインテリア空間。
ティファニーブルーというらしく、まさにブルーはブランドカラーなんですね。


アンネ=ゾフィー・ムターもこのカフェを楽しまれたようです。向かいに座っているのはリサイタルの相棒のオニキスですね。


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(c)アンネ=ゾフィー・ムターFB

ニューヨーク五番街に行ったら、ぜひここはぜひ寄るべきスポット候補にしよう。


「マイフェアレディ」 

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発音がひどい花売り娘が、音声学の研究者に見染められ、毎日発音の特訓の特訓を重ね、ついには社交界デビューするという、これまたオードリーの「変身物語」の最高潮とも思われる作品。

この変身ぶりにやっぱり思い切り感情移入してしまうんだよね。
これがオードリー作品の真骨頂なのかもしれない。

「ティファニーで朝食を」やこの「マイフェアレディ」もBlu-rayでのカラー画像。
でもいわゆるフィルムから落としたハイビジョン化の画像で、昨今のギラギラしたデジタル画質を見慣れている眼には、なんと優しい画質なんだろうと感じる。

いわゆるのっぺり感というか、いかにもアナログ的な画質なんだよね。


この3本の映画を観て、まさにオードリー・へプバーンの魅力というのを十分に理解できたような気がする。

まさに自分は彼女の新しいファン。


そんなオードリー・ヘプバーンの人生を描いたドラマシリーズが制作されることになったそうだ。

ドラマはオードリー・ヘップバーンの息子ルカ・ドッティとイタリアのジャーナリストのルイージ・スピノラが書いた粗筋を土台に制作されるという。

撮影がスタートするのは2020年。

ジュード・ロウ主演のドラマ「ヤング・ポープ 美しき異端児」などを手がけるイタリアの制作会社ワイルドサイドが制作する。

オードリーを誰が演じることになるのか、大きな注目が集まるのは間違いない。


最後に、オードリー・ヘプバーンといえば、なんでも全盛期のキュートなときの写真ばかりじゃあまりに当たり前すぎる。

人生晩年のユニセフへの貢献を始め、アフリカ、南米、アジアの恵まれない人々への援助活動に献身しているときの写真も紹介したい。

可愛い魅力的な頃と違ったこれもオードリー・ヘプバーンの本当の姿なのだから。

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とみぃ

こんばんは、とみぃです。
オードリー・ヘップバーン、大好きなので、またまたコメします。
実は先月「パリの恋人」が、リバイバルでやっていたので観に行ったばかりです。
内容は?、、、もちろん素晴らしかったし、アクティブに踊るオードリーが素敵でした。ミュージカル映画ですが、吹き替えなしの本人の歌声が聴けます。最後の歌シーンで「スワンダフル」などという謎の歌詞もあり、とても印象的です。(謎解きは、お楽しみで…)
「ティファニーで朝食を」のムーンリバーも、吹き替えなしでしたかね。
さて、「ローマの休日」ももちろん大好きですが、僕が一番好きなのは文中にもありました「マイフェアレディ」です。
映画館には遥か昔高校生の時、彼女と観に行きました。上映時間が長いため途中休憩タイムがあり、初の体験でした。
残念ながら、歌の部分はほとんど吹き替えとの事ですが、ミュージカル映画では「五つの銅貨」と並んで、私のトップランクです。音楽総指揮は、何と、アンドレ・プレヴィン。アンネ=ゾフィー・ムターの元旦那さん。(因みに、プレヴィンがピアノを奏するマイフェアレディのジャズ版を持っています)
無理やりかもしれませんが、私の中では繋がりがあるのです。
オードリーの映画、他にもたくさんありますが、機会がありましたら「暗くなるまで待って」を是非ご鑑賞ください。私の中では、とても印象的な映画です。
それでは、また。

by とみぃ (2019-01-29 22:34) 

ノンノン

とみぃさん、うれしいコメントありがとうございます。
このコメントを読んだら、さらにオードリーの作品をどんどん開拓したくなってきました。(笑)「暗くなるまで待って」ですね。ぜひ最優先で鑑賞したいと思います。マイフェアレディいいですよね。ムターの旦那さまのプレヴィンが音楽総指揮というのは存じませんでした。日記にも書きましたが、この時代の映画作品、とくにオードリーの作品は、人間の心に染みるというか、とてもじ~んと来るような温かさというか、古き良き時代の映画のセンスのよさがありますね。刺激だけがやたらと強いだけのいまの映画では遠く及ばないですね。「パリの恋人」もじつは無性に観たい作品のひとつでした。あとマンシーニの音楽が素敵な「シャレード」とか。。。オードリーはとても魅力的な女優さん。いままで名前、ふくめ良く知っていましたが、じっさい映画を観て本当の大ファンになりました。今年の生誕90周年盛り上がって欲しいですね。まず東京都内でまた写真展をやってほしいなぁ・・・
by ノンノン (2019-01-30 20:11) 

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