SSブログ

謎の円盤UFO [雑感]

hqdefault[1].jpg


SHADO

1980年、既に人類は地球防衛組織SHADOを結成していた。
SHADOの本部は、イギリスのとある映画会社の地下深く秘密裏に作られ、沈着冷静なストレーカー最高司令官のもと、日夜、謎の円盤UFOに敢然と挑戦していた。


SID

コンピューター衛星。
このSIDがUFO侵入をキャッチすると、直ちにSHADO全ステーションに急報。


SKYDIVER

それはSHADOの海底部隊。
世界で最も進んだ潜水艦である。
その前部には、スカイワンと呼ばれるジェット機が装備され、海上を超スピードで進み、敵を撃破する。


MOBILE

人間の最高頭脳を結集して作られたSHADOのメカニック。


MOONBASE

MOONBASEは月面基地。ここにはミサイル要撃機インターセプターが非常事態に備えている。

UFO撃退の準備はできた。




この番組冒頭の矢島正明氏によるオープニングナレーション。

これがもう最高に格好良い。

これは日本用放送版のために作られたオリジナルらしい。




「謎の円盤UFO」(原題はUFO)

日本では、1970~1971年に日テレ系で放映されたのが最初である。
「UFO」という言葉を一般に紹介する先駆的役割を果たした。

イギリスのAPフィルムズ(後の21世紀プロダクション)が製作したSF特撮ドラマ。

これは本当に夢中になりました。
子供の頃に見た特撮ドラマでは、最高に忘れられない優秀作品です。

このAPフィルムズがヒットさせた作品としては、「サンダーバード」があるけれど、あちらは人形劇の作品で自分は好きではなかったというか、じつはいまだに1回も見たことがない。

謎の円盤UFOのよかったところは人間が演じるところの実写版であったところ。

自分は最初の放送は見れなかったけれど、再放送は、もう時代を変えて何回も繰り返して見た。

当時1970年代のドラマとしては、じつに斬新でリアルな斬り口で、ちょっと大人の番組という感じだったのがよかった。子供の自分の心をまず惹きつけたのは、やはりメカニカルな部分。インターセプターとかスカイダイバーとか。これが最高に格好良くて相当憧れた。このプラモデル最高に欲しかったな。

それでいて、単なる子供向けの番組ではなく、脚本がかなり大人レベルの高級さで、質が高く、SF特撮の枠レベルに収まらないクオリティーの高さを感じた。

なんか見る度に、子供心に怖いというか、恐怖心、ドキドキ感を味わせてくれた番組だった。
怖さと格好よさの同居、リアルな組織の設定など、とにかく脚本の質が異常に高かった。

自分にとって強烈なインパクトだったのは、このメカニカルな部分と、脚本の質の高い、大人びた格好よさ、この両方がミックスされた格好よさだった。


2003年に、満を持して、このDVD-BOXが発売されたときは、思わず購入してしまった。
いまはすでに廃盤になっていて、中古市場でないと手に入らないようだ。


DSC01105.JPG



謎の円盤UFO コレクターズボックス PART1

http://urx.nu/bvI3

謎の円盤UFO コレクターズボックス PART2

http://urx.nu/eWDD

購入するだけしておいて、新品未開封だったのだが、じつに16年振りに、このGW10連休を利用して、一気に見てしまった。

全26話。

1話、1時間の物語完結型で、朝9時にスタートして途中休憩は入れるものの、夜の24時までぶっ通し鑑賞、それを2日間連続。全然疲れるどころか、面白くて、夢中になってあっという間だった。

それだけやはり脚本のクオリティーが高いんだろうね。

見るときは、日本語吹き替えか、字幕か、の問題はあるが、このドラマの場合は文句なしに日本語吹き替え。だって子供の頃に見た記憶は圧倒的に日本語吹き替えでの印象が強いですからね。ストレーカー司令官の声は絶対、広川太一郎さんじゃなければダメなのだ。(笑)


じつはこのDVDを見て新たに発見したことがあった。
それは日本で放映された番組は、原ソフトを数分カットしたものだったのだ。
今回のDVDはいわゆるノーカット版。だから日本語吹き替えで見ると、当然カットされた部分の日本語吹き替えの部分は存在しないので、そこだけ急に原語上映なのだ。

最初BDプレーヤーかDVDソフトの字幕設定が間違っているのかな?と思ったが、その事実にようやく気づいた。




それでは、まず、その格好良かったメカニカルな部分と、登場人物を紹介していこう。

MOONBASE(ムーンベース)

img_0[1].jpg



月面基地。SHADOはUFOを撃退するのに、第1次~第3次防衛網の3段階を構えている。
ムーンベースは、UFO撃退の第1次防衛網。

ここには、ミサイル要撃機インターセプターが3機、待機している。

e0043771_1582093[1].jpg
                                                                                                                
                                                                                                                                                                                 
20130106210629[1].jpg


これが格好良かったなぁ。子供心の相当憧れたというか、かっこいいなと思った。
この先頭に付いているのは、核爆弾だそうで、1機につき1発しかないのは、なんか足りないよなぁといつも思っていた。(笑)1発打って外れたら、それでお終いやん!という気持ちがいつも子供心にあった。

でもその命中率は、UFOの移動速度、宇宙空間での座標位置など詳細なコンピューター計算により設定されるもので、命中率はかなり高いというシナリオなのだ。

このプラモデルが子供の頃に本当に欲しかった。
こうやって実在するものなんですね。

i-img1200x900-15358491896rkeq11375522[1].jpg



MOONモービル

月面基地のムーンベースから、実際の月面での調査をおこなう場合に人を運ぶヴィークル。

DVFIJGoVwAAqsUg[1].jpg



SID

file[1].jpg



コンピューター衛星。
このSIDにより、UFOの襲来を検知し、移動速度、宇宙空間での座標位置などがSIDのコンピュータにより計算され、報告される。このSIDの計算結果に応じて、インタセープターはミサイル設定をする。



SKYDIVER(スカイダイバー)

p1[1].jpg
        
                                                                                                                                                                                                                                                                                       
M_image[1].jpg


潜水艦の先頭にジェット機スカイ1(スカイワン)が装備されていて、海中から発進して、地球の空でUFOを撃墜する。これが第2次防衛網。ムーンベースでの第1次防衛網を突破して、地球の大気圏に突入してきた場合は、この第2次防衛網で撃墜する。スカイダイバーは7つの海に配置されている、とされている。

このスカイダイバー本体についている”SKYDIVER”というロゴや、スカイ1についている"SKY"というロゴがなんとも格好良い。

これらの文字に使われていたのは1950年代に考案された Microgramma(英語版) というサンセリフのローマ字書体なのだそうである。


スカイダイバーは本当に格好良かった。子供心に相当憧れた。
インターセプターとはまた違う次元での格好よさであった。どちらも甲乙つけれなかった。


スカイダイバーもこうやってちゃんとプラモデルが存在するのだ。欲しいっ~。

img_1[1].jpg



SHADOモービル

51BkZvQDPML[1].jpg



月面基地ムーンベースでのインターセプターでの第1次防衛網を突破し、地球の大気圏でのスカイワンでの第2次防衛網までも突破して地上にたどり着いた場合の第3次防衛網が、このモービル。



ルナキャリアとルナ宇宙艇

f3bc99c728cdf3a30e5ff5a557a541a0[1].jpg
      
                                                                                                                                                                                                                                                                                           
289d7243[1].jpg
       
                                                                                                                                                                                                                                                                                            
4586c1a1[1].jpg



地球と月面基地ムーンベースとの定期連絡便。
写真のように地球の大気圏の間は、ルナキャリアとルナ宇宙艇は合体ドッキングされているが、大気圏突破前に、ルナキャリアから分離されて、ルナ宇宙艇だけになり、月面までに飛行をする。


UFO

ufo[1].jpg



フィ~ン、フィ~ン、という独特の効果音でその移動を表現されていた未確認飛行物体。
地球の大気には長く接していると分解してしまう、という性質があり、地球に舞い降りた場合は、大体、海や湖の中に潜んでいるというのが、大体のストーリーだった。

このUFOがこの効果音で近づいてくると、なんか独特の恐怖感があり、じつに怖さを最高にうまく演出していたと思う。


SHADOカー。

431adc4d2d66bcccb688245893408bd0[1].jpg


SHADOのメンバーが乗る専用カー。番組が1970年代とはいえ、じつに格好良い。
ドラマでは、おもにストレーカー司令官が乗っている場面が多い。でもたまにフォスター大佐とか他のメンバーが乗るときにも登場する。このドラマだけに特注で作られた車だと思うが、大変な製作費だったような気がする。当時のハイテクということを意識してか、有線だけど、車内電話も装備されているのだ。



プラモデルの世界では、こうやって謎の円盤UFOキットみたいなものもあるんですね。

51957854_639899499774921_7575471091577997224_n[1].jpg






つぎに登場人物を紹介していこう。


ストレイカー最高司令官
(演:エド・ビショップ、声:広川太一郎) 

f9edd3c9b3a96d4bdffa3c78d8eb85ec[1].jpg



地球防衛組織SHADOの最高司令官。沈着冷静でどんな緊急事態でも冷静な判断を下すクールな司令官。ではあるが、いつもすぐに怒る。(笑)このドラマの最高の顔であり、主人公ですね。1970年にメリーと結婚したが、SHADO設立に忙殺され、長男ジョン誕生直後に離婚。のちにその息子ジョンも不意の交通事故で失ってしまう。

SHADOの最高司令官という顔を持ちながら、対外的には、ロンドン郊外にある「ハリントン・ストレイカー映画撮影スタジオ」の専務取締役をつとめる。

ストレイカー司令官を演じた役者:エド・ビショップは、髪の毛の色がブラウンだったそうで、ストレイカーのブロンドの色、髪型にするためにかつらを使ったらしい。そう!あのストレイカー司令官の頭部はかつらだったのだ!


エド・ビショップは、その後2005年に他界され、いまは故人である。

晩年のエド・ビショップ。 


0[1].jpg
 

やっぱり自分にとって、沈着冷静なストレイカー司令官のイメージは、このエド・ビショップの外見もさることながら、声を担当した広川太一郎さんの影響の大きさもあるのではないか、と思う。あの声は、まさにストレイカー司令官そのもの!もうそこで固定概念が固まりましたね。




フリーマン大佐。
(演:ジョージ・シーウェル、声:小林昭二) 

27b2104dd010fdd5da1c6fbdb8f8490a[1].jpg


SHADOの副司令官。ストレイカー最高司令官の良き右腕。地球防衛組織SHADO設立時に参加し、無二の親友となる。ストレイカー司令官とは反対に、人間臭く人情深い男。女性をこよなく愛する男。

そう、まさにストレイカー司令官とは正反対な役どころで、いいバランスを保っていましたね。






フォスター大佐
(演:マイケル・ビリントン、声:羽佐間道夫) 


Ci5tGdRUoAAVW-S[1].jpg



若きSHADOの指揮官。ムーンベース司令官、スカイダイバー司令官と、いわゆる現場監督的な指揮官。熱き熱血漢というタイプでハンサムなので、どちらかというと女性絡みのエロい場面でも多用されていた。(笑)また、ドラマでは、つねになにかハプニングに巻き込まれる、というか、事件に巻き込まれる役柄というか、そういう立ち位置が多い役でしたね。

フォスター大佐を演じたマイケル・ビリントンも2005年に他界し、すでに故人です。



レイク大佐
(演:ワンダ・ベンサム、声:小原乃梨子) 

1b315c5dd517ebc21d097217be0ea30b[1].jpg


ユートロニック装置を開発した女性科学者で、SHADOに入隊して幹部となった才女。SHADO入隊後、ムーンベース司令官などを経て、フリーマン大佐とともにストレイカー司令官を補佐する大佐に任命された。

この謎の円盤UFOというドラマの大きな特徴は、女性がとても活躍するということだった。
いまと違って1970年代にとってとても斬新な試みだった。

このレイク大佐はその代表格ともいえるキャリアウーマンでした。

自分のレイク大佐に対する少年時代の強烈な想い出は、第24話の「UFO時間凍結作戦」。
この話では、ストレイカー司令官とレイク大佐が主役なのだが、そのときのレイク大佐の衣装が上の写真で、セクシーで、胸の部分がはだける感じで、当時多感な小学生だった自分は、その姿に猛烈に反応してしまい、相当興奮してしまいました。(笑)

レイク大佐といえば、自分は時間凍結作戦の話なのです。
いまでも脳にしっかり刻み込まれています。

久しぶりにその時間凍結作戦の話を見ましたが、こんなのに興奮していたのか~という感じで、ほくそ笑んでしまいました。

やっぱりいまと違って刺激の少ない子供時代だったんだね。


エリス中尉
(演:ガブリエル・ドレイク、声:松島みのり) 


574204_615[1].jpg


SHADO最前線防衛基地、ムーンベース指揮官を務めていた沈着冷静な美女。
ブラッドレイ大尉に好意を寄せていたことから、地上勤務に転任したのではないかとみられている。シリーズ中10本に登場。

ムーンベースに勤務する場合、司令室にいるときは、女性隊員はなぜか、みんなコスモルックというセクシーな制服を着て髪の毛も紫色のかつらを被る。(笑)

自分の感想では、全話に出てくるムーンベース勤務の女性隊員の中では、このエリス中尉が1番の美女で映える存在だったと思う。でもなぜ10話程度の出演だったか・・・エリス中尉を演じたガブリエル・ドレイクの場合、他の作品とのスケジュール調整による降板であると明らかにされている。



ドクター・ジャクソン 

5683d445b747a5b0ea7c686b1a4305b9[1].jpg

SHADOの医療スタッフ。元情報部所属の心理学者で、その仕事は隊員の精神面の健康管理から機密保持・内部調査・宇宙人の分析まで多岐に渡る。

こういう勤務は、絶対精神面ふくめ、メディカル・サポートは重要ですね。
影の重要人物です。


カーリン大尉 


カーリン大尉.jpg


スカイダイバーのスカイワンの操縦パイロット。話によってパイロットは違ったりするが、全話見る限りでは、カーリン大尉が務めることが多かった。

妹さんはUFOの宇宙人に連れ去られ、その後、その妹さんの心臓が、捕虜にした宇宙人の体から見つかったことにより、妹さんの正式な死亡が確定した。

それゆえ、尚更宇宙人侵入阻止のSHADOの任務を自分の生涯のタスクと心より決める。


strayker_desk[1].jpg



番組が放映されたのが1970年。それに対してその未来像としてその中で描かれたのが、1980年と設定されている。作品中に登場したコードレス電話が実現・普及するのはさらに下って1990年代以降である。


transmitter2050-img431x594-1404901348bcrqih3470[1].jpg



女性の社会進出像(あくまで男性中心の視点を残しつつ)や、1970年代テイスト主体だが単なるレトロフューチャーにはならないスタイリッシュなファッション等も含め、本作における先見性は作品フォーマットを創りあげたジェリー&シルヴィア・アンダーソン夫妻(後に離婚)、特にシルヴィアの功績によるものが大きい。。。と言われているようだ。

b0008655_1343291[1].jpg


この番組での宇宙人は、外見は宇宙服に身を纏い、青色の肌をして、外見は人間とまったく変わらない、というような設定である。でも宇宙人は優れた技術力を持っており、衰えた肉体の臓器を地球人のものによって代替する目的がこのドラマでは示唆されている。そのために地球で人間を誘拐しては、その臓器だけを切り抜いて持ち去る、というような事件が多発。


SHADO本部.jpg



そしてその臓器を新たに組み立てて、新たな人間体を造って、そこに宇宙人の精神、知能を埋め込む、というような感じ。それが第1定義。

あるいに動物や人間を洗脳して、宇宙人の精神や知能を乗り移らせる事件を描いて見せ、実体は、宇宙人というのは精神生命体ではないかという説を立てていた。(第2定義)

いずれにせよ、なんかUFO、宇宙人はつねになにか新しい手で地球侵略の悪だくみを考えている、という路線で描かれていて、それが観ていて、本当にゾクゾクとする怖さというか、かなりシリアスティックに描かれていて、いやぁじつに秀逸なドラマだなぁ、と思ってしまうのだ。

また単に、UFO、宇宙人との闘いだけを描くのではなく、ストレイカー司令官の家庭の問題だとか、より人間性溢れる側面に光をあてた脚本も多々あり、じつに人間的な物語の側面も間に織り込む、なんとも言えない絶妙な味わい、高級感なのだ。

本当に脚本シナリオの質の高さは抜群だ。

maxresdefault[1].jpg


1970年に放映されたドラマだが、それから約50年後の現在、いま観ても全然古臭くなく、返っていまのドラマには絶対にない鮮度がある。いつぞや、オードリー・ヘプバーンの映画のときにも同じ感想を抱いたが、昔の映画、ドラマには、現代には忘れかけている大切なものがあるような気がする。

いまの時代にこういうドラマを見てみたいものだよなぁと思ってしまうのだ。

SHADO本部-1.jpg



1970年の最初の放送の時は、自分は知らなかった時代だが、番組エンディングには映画評論家の小森のおばちゃまこと小森和子さんが現地で取材した映像を紹介するコーナーがあり、出演俳優の素顔を垣間見ることができた。また、このコーナーではプラモデルを視聴者プレゼントとしていた、こともあったとか。


番組のオープニングで格好良いナレーションを決めてくれた矢島正明氏は同じ日本テレビ系列の「木曜スペシャル」で、矢追純一プロデュースのUFO・宇宙人物番組のナレーションも担当していたらしい。

謎の円盤UFOの初回放送時には、視聴率面で当時の怪物番組だった「8時だョ!全員集合」(TBS)の裏番組となっており、ビデオのない時代、ターゲットの重なる視聴者層は選択を迫られた。

矢追純一さんが率先していたUFOブーム、あったよなぁ。
あれから、いまどうなっているんだ?(笑)

跡形もなく消え去りましたか?その可能性とそのブーム。

いずれにせよ、この謎の円盤UFOのドラマが、UFOブームの率先となったことは間違いない。

いまさらUFOブームでもないだろうけれど、このドラマの素晴らしさは、ぜひお勧め、見てほしい感じがします。まったく色褪せていなく、いま見てもドキドキしますから。

2日間、フルタイムで見ていてもまったく疲れを感じず、集中できました。


放送タイトルリスト(日本放送時)

UFOシナリオ話数.jpg

nice!(0)  コメント(6) 

nice! 0

コメント 6

北山和彦

「謎の円盤UFO」がテレビで放映されたのは、私が小学校6年生の頃だったと思う。元々、「サンダーバード」が好きだったけど、人形だったのに対し、こちらは人間が演じていたので完全にファンとなった。オープニングの「1980年、既に人類は・・・」のナレーションはテープレコーダーに録音して覚えた。今思えば、「人間」が描かれているシナリオが素晴らしかったのだと思う。毎回、観終われば、いろいろ考えさせられた。
加えて、まだ思春期も迎えていない私だったが、白状すれば、登場する女優の魅力にハマっていたことも事実だ。レイク大佐は頭が良い美人な大人の女性。エリス中尉はかわいらしくも、しっかりした女性。ポーっと見とれていた。
随分後に再放送を見たが、やっぱりこの二人は良かった。
フォスター大佐は、何かといえば女性との絡みがある場面で登場してくるので嫌だった。
沈着冷静という言葉は、このドラマで覚えた。
by 北山和彦 (2020-05-10 16:15) 

ノンノン

北山さん、コメントありがとうございます。大体同じ世代でしょうかね。私も小学生か中学生のときに再放送でですが、夢中になって見ていました。このドラマはやはりシナリオ脚本がかなり高級感があるというか、レベルの高さを感じますね。子供が喜ぶレベルではなく、大人が見ても非常に感心する、そういうレベルの高さを感じます。まさにこのドラマに対する私の熱い想いは、この日記に書いた通りです。そう!女性が大活躍のドラマでしたね。あの遠い昔の時代で、女性をこれだけ前に出して表現すること自体、当時としては画期的だったのでは、と思います。私もレイク大佐の聡明でセクシーなところにイチコロでした。(笑)
by ノンノン (2020-05-11 17:13) 

黒トラ猫

日本でこの番組が放送された時代、自分はまだ小学1年生でした。その為、理解できない部分も多々ありました。同時代に放送されていた、サンダーバードやキャプテンスカーレットよりも、視聴対象年齢が高かったのを感じます。現在は、Youtubeで全エピソードが放送されているので改めて観返しています。半世紀たっても古くなった感じがしない、完成度の高さを改めて感じます。
by 黒トラ猫 (2021-05-29 21:02) 

ノンノン

黒トラ猫さん、コメントありがとうございます。

そうですね。このドラマは単なるSFドラマという枠にとらわれない非常に高級なヒューマンドラマでもありました。大人のドラマでしたね。毎回そうですが、なんか恐怖を感じるそういう怖さがありましたね。自分もDVD全巻セットを購入して全部一気に制覇しましたが、本当に見ごたえのあるじつにいい作品だな、と思いました。脚本がよくできています。そしてインターセプターやスカイダイバーが格好良かったですね。
by ノンノン (2021-05-30 22:00) 

おおたかの森章太郎

決死圏SOS宇宙船 という映画をご覧ください 謎の円盤UFO
の前に制作されたもので シャドーカー の前身となった車が
観れます
by おおたかの森章太郎 (2021-07-01 21:22) 

ノンノン

おおたかの森章太郎さま、コメントありがとうございました。ずいぶんマニアックですね。(笑)シャドーカー格好良かったですね。チャンスがあればご推薦いただいた映画拝見します。ありがとうございました。
by ノンノン (2021-07-04 19:13) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
江戸城天守を再建する会akiko jazz ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。