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世界の朝食を食べさせてくれるお店 ノルウエーの朝ごはん [グルメ]

ノルウエーは残念ながら、自分は訪れた経験がなくて、未知の国。でもいろいろ聞こえてくる話では、美しい自然環境に恵まれ、国民の生活水準が極めて高く、幸福度ナンバーワンの国。その代わり物価も高い、というようないまの日本とは正反対な国のようだ。


今回の世界の朝ごはんは、そんなノルウエーの朝ごはんを体験する。
観光シーズンとしては、いまが最高のとき。そんなこともあって、今回はノルウエーなのだと思う。


ノルウエーの地理感覚は、北欧の国でこんな感じ。


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スカンジナヴィア半島の西側に位置する南北に細長い国、ノルウエー。


西部は美しい氷河地形、フイヨルドの海岸線が続き、北極圏内にある北部は、夏は一日中日が沈まない白夜、冬は日の昇らない厳しい寒さに包まれるなど、荒々しくも雄大な自然に育まれている。石油などの豊かな天然資源に恵まれているノルウエーは北欧で、唯一、EUに加盟しておらず、物価の高さも有名であるが、その分平均年収も高く、世界でも有数の裕福な国として知られている。


ノルウエー王国


首都:オスロ
最大の都市:オスロ(約67万人)
人口:約533万人
面積:約39万平方キロメートル(日本とほぼ同じ)
民族:ノルウエー人、サーメ人、その他。
公用語:ノルウエー語、サーメ語
通貨:ノルウエー・クローネ
政体:立憲君主制
宗教:キリスト教福音ルーテル派、その他。



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国旗が表すもの


北欧の国と地域の旗に見られる図柄「スカンジナビア十字」。
デンマークの国旗がベースになっており、青はノルウエーの海を表している。


協力


ノルウエー商工会議所、Aqua Azuri株式会社
Jeanett Thomsen,FUGLEN COFFEE ROASTERS



ノルウエーはとにかく、その自然環境の豊かさ、街の景観がずば抜けている。
フイヨルド、オーロラ、そして世界遺産のベルゲンのブリッゲン地区とかまさにおとぎ話のような美しさ。まずはネット上の情報だけれど、それで仮想トリップしてみたいと思う。


そう思ったのも、まずは写真で見なければ、いかに美しい国であるか、ということが実感できないと思うからである。


フイヨルド


ノルウエーといったら、なんと言ってもフイヨルド。

フイヨルドはノルウエー語で「入り江」という意味で、氷河による浸食作用によって形成された複雑な地形の湾や入り江のことである。フィヨルドは氷河が海側に移動する際に底の部分がU字型に削り取られ、その部分に後から海水が入り込んでできた地形である。そのためフィヨルドはノルウェーなど高緯度帯で見られることが多い。


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このように代表的なフイヨルドとして下の5つのフイヨルドがある。


ソグネフイヨルド
ガイランゲルフイヨルド
ハダンゲルフイヨルド
リーセフイヨルド
ノールフイヨルド



とにかく、その写真を観てほしい。


ガイランフィヨルド


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そして世界最大規模のフイヨルドで、一番人気なのが、このソグネフイヨルド。


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海岸線から深く入り込んだ入江の全長は204km。周囲には標高1,700mを超える山々が連なり、最深部の水深が1,308mにも及ぶ世界最大スケールのフィヨルド。山岳鉄道やフェリーを乗り継ぐ変化に富んだ旅が楽しめることから、一番の人気を誇っている。




上の5つのフイヨルドは、絶対その写真を観てほしい。


以下のリンクにそのフイヨルド特集、この5つのフイヨルドの写真が収めらているので、ぜひ観てほしいと思います。壮観です。こんな自然のパラダイスがあるとは!


北欧トラベルガイド
フイヨルド特集2019






オーロラ


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ノルウェー観光のもう一つの楽しみが、オーロラ。オーロラのベストシーズンは、9月~3月。オーロラ観賞のベストシーズンとはいえ、夜に長時間待つことになるらしい。中には旅行期間中に見られないこともある。9月の夜はかなり冷えるので、防寒対策が必要だそうだ。カナダのオーロラツアーも有名だけれど、オーロラって意外とツライ観光なんだよね。




ベルゲンのブルッゲン地区


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ノルウェーの人気観光スポットとして常に上位にランキングされるのがここ、ノルウエー第2の都市のベルゲンのブリッゲン地区。三角屋根のキュートな木造建築が並ぶ、レトロな街並みで知られている。世界遺産にも登録されている、このブリッゲン地区は、この町一番の見どころ。海岸沿いにカラフルな木造建築が並ぶ様子は、まるでおとぎ話の挿絵のようである。色とりどりの建物が水面に映るのも素敵なのだそうだ。かつてハンザ商人たちが使用していたこれらの建物は、今では可愛らしいショップや工房、レストランに様変わりである。



カール・ヨハンス通り


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カール・ヨハンス通りは、首都オスロのメインストリート。オスロ中央駅からノルウェー王宮の間まで約2キロメートル。おしゃれなお店やアンティークショップが並んでいる。かなり雰囲気あってお洒落です。ショップ巡りに疲れたら、カフェで休憩できる。ノルウェーは隠れたコーヒー王国でもあるのだ。



グリーグの家



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ノルウェーの有名な作曲家エドヴァルド・グリーグが64歳で亡くなるまでの、晩年の22年間の人生を、ニーナ夫人とともに過ごした家が博物館になっている。緑豊かな木立ちに囲まれた白い館は、創作意欲を引き出すのに最適な土地であった。




アーケシュフース城砦


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アナと雪の女王のモデルになったお城がノルウェーにある。 オスロフィヨルドの岩盤の上に築かれたアーケシュフース城は、オスロを防御する目的で建設され、現在も軍事基地として使われている。




ムンク美術館


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ムンク美術館は、ムンクからオスロ市に寄贈された絵画やスケッチなどを収蔵している。1963年にムンクの生誕100周年を記念してオープンした美術館である。ムンクと言ったら、このムンクの叫びだよね~。




ブリクスダール氷河


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ヨーロッパ最大の氷河「ヨステエダール」から分岐した氷河は、ダイナミックな氷の世界を体感できる人気のスポット。なによりも氷河を観れること自体、貴重な経験だ。



もっとたくさんあるのだが、大変なので、これくらいにしておく。


上の情報の引用元は以下のリンク先になります。


ノルウエーのおすすめ観光地20選!



一度は行きたい!北欧ノルウェー観光スポット13選!




ノルウエーは、国土の多くが農耕に適さないこともあり、食文化の柱は海産物である。特に第2の都市、ベルゲンなどがある西部は海に面しているため、毎日穫れたての新鮮な魚介類が市場に並ぶのだ。


また多様なベリーが自生しているノルウエー。ストロベリー、ブルーベリー、ラズベリーなどに加えて、リンゴンベリー(コケモモ)やクラウドベリーなど日本ではあまり見かけないものも現地ではお馴染みの食材である。



豊富な水産物


古くから漁業王国として知られているノルウエー。国土の半分以上がフイヨルドに接しており、山から溶け出す雪が冷たく澄んだ海に混じることで、魚が育つのに適した塩分濃度になるそう。水産物の消費量も世界トップレベルである。



ポーレッグ


ノルウエーの朝ごはんに欠かせないのが、穀物がたっぷり詰まった茶色いパンとさまざまな種類のポーレッグ。ポーレッグとは、パンにのせる具材の総称で日本の”ご飯のお供”ならぬ”パンのお供”である。チューブに入った魚の卵のペーストやサバのトマト煮、スモークサーモンなどノルウエーならではのものから、ハムやチーズ、野菜まで、パンにのせて食べる具材は、すべてポーレッグ。スーパーマーケットではポーレッグのコーナーが広く設けられている。



コーヒー文化


ノルウエーにとってコーヒーは欠かせないもののひとつ。一人当たりの消費量は、日本の3倍近く、年間900杯以上も飲まれている。近年は湯煎りで酸味があるブラックコーヒーも好まれている。



ブラウンチーズ


ノルウエーの国民食と呼ばれるのがブラウンチーズ。山羊乳もしくは牛乳のホエー(乳清)と生クリームを煮詰めて作るのが特徴で、キャラメルのような独特な味わいである。パンやクネッケブロー、ワッフルなどにのせて食べる。



サフト


サフトは果実や植物から作られる濃縮シロップのこと。
ベリー類やオレンジを使ったものなど種類はさまざまで、水で割って飲むのが一般的である。



ノルウエーワッフル


ノルウエー人はワッフルが大好き。ハート型に焼けるワッフルメーカーが各家庭にある。
柔らかくてしっとりしたパンケーキのような食感で、ブラウンチーズやジャムなどと合せるのが定番の食べ方である。



クネッケブロー


ライ麦などの穀物を豊富に含んだ薄くて硬いパン。
ブラウンチーズやジャム、野菜などのポーレッグをのせて食べる。
日持ちすることもあり、ノルウエーのお土産の定番である。



保存食


夏が短く、冬が長いノルウエーでは、魚介類や肉類、ベリーなどを保存し、厳しい冬を乗り越えてきた。中でも干しダラは代表的な保存食。干したタラがずらりと並ぶ光景は、ノルウエー西部の漁村の風物詩である。



アクアビット


スカンジナビア諸国で一般的なジャガイモを使った蒸留酒。ラテン語の「命の水」が語源になったそう。ハープやスパイスを加えてあり、樽熟成させるのがノルウエーのアクアビットの特徴。そのため琥珀色をしている。




そんなノルウエーの朝ごはん。


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ライ麦パンとクネッケブローと呼ばれる穀物を豊富に含んだクリスピーなパンに、ノルウェーの国民食とも言えるキャラメルのような味のブラウンチーズ、キャヴィアと呼ばれるたらこのペースト、穴の空いたヤールスバーグ(チーズ)、サバのトマト煮、スモークサーモン、ディルの入ったスクランブルエッグをのせて食べるポーレッグと呼ばれるノルウエーの朝ごはん。


ポーレッグがのったパンであるが、ふつうに美味しい。国民食であるブラウンチーズは、確かにキャラメルのような味である。でもパンをずっと食べていると、唾液が全部吸収されるような感じで、口の中の水分がなくなるような感じで、かなりパサパサで苦しく、水を飲みながら、流し込んでいるという感じでもあった。サバのトマト煮であるが、なにかサバ缶(サバの缶詰)を食べているような感じでもあった。(笑)スモークサーモンやスクランブルエッグはそのイメージ通りでとても美味しかった。



今回は、サイドメニューとして、ノルウェーらしい「バカラオのスープ」を頼んだ。漁業大国として知られるノルウェー。水産物の消費量も世界トップレベルで、長い冬に備える保存食とて塩漬けにしたタラを干したバカラオがよく食べられている。


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タラの塩分や魚のエキスが十分に効いた感じのスープで、他のスープの具材とともに、これは美味しいと感じました。


パンにポーレッグをのせて食べるノルウエーの朝ごはんは、日本の朝ごはんの食卓がパン文化の人に合いそうな感じがする。



ノルウエーは高緯度なので、夏が短く、冬が長い。いくら豊かな国とは言え、住みたいとは思わないが(ぼくは春夏秋冬と四季のバランスが整っている日本が大好きです。)、いまの最高の季節にぜひ旅行に行ってみたいとは思う素晴らしい観光国だと思います。



ノルウエーの朝ごはんは、8月~9月までやっています。






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