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種明かしのリーフレット [グルメ]

世界の朝ごはんを極めようとして始めたのが3年前。みなさんも気づいているかもしれないけれど、最近のこのシリーズの日記は凄い熱筆で、ものすごい博識な内容に変貌しつつある。


始めた当初は、ただ朝ごはんを体験して、メニューを紹介して、その食べた感想を述べる、というシンプルな内容だったのだけれど、最近の日記はその国の基本情報、観光ポイントにまで至り、そしてその国の食文化にまでもの凄い専門的な内容を紹介している。


特に”その国の食文化”については、いつも日記の後半に登場するのだけれど、その国の事情がよくわかっていないと書けない専門知識なので、これはどうやって知っているのだろう?という読者の疑問は絶対あるはず、と推測する。


この部分の記載についてのcopyrightのクレジットをどう書こうか、ずっと昔から悩んでいたのだけれど、表現や説明することが難しく、今日こうやって別スレッドの日記を1本書くことで種明かししたいと思う。



まずお店に行きます。
テーブルの上にはこのようになっています。


DSC01691.JPG


三角折りにされたリーフレットが見えるでしょう。(今回はポルトガルだからPortugalと書かれている。)このリーフレットに、じつは、そのときに特集している国の食文化について詳細に書かれているのです。


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このような感じです。
この情報を参考に書いています。


ふつうのラフなお客さんはそこまで気にしなくて、このリーフレットをそのまま残して店を去ったり、あるいは持ち帰ってもすぐにゴミ箱にポイかもしれません。


このリーフレットにそんな大事なことがみっちり書かれているなんて、たぶん大半のお客さんは気づいていないと思います。(笑)


このリーフレットの記載内容は、公式HPにもあまり書かれていないと思います。
(公式HPはメニューの紹介がメイン。)


だからお店側の狙いとしては、きちんとお店まで食べに来てくれた人だけが得られる情報、というような特権的な使い分けなのかもしれません。


自分の記憶ですけど、この連載を始めた2017年当時は、このようなリーフレットはなかったと思います。最近ですね。少なくとも2018年に入ってから。


ボクもいままでゴミ箱ポイだったんですが、ある日、偶然広げてみて、じっくり目を通して見るとすごい貴重な情報、まさにその国の食文化についてかなり深く書かれているではありませんか!


びっくりして、これは日記で紹介したほうが絶対いいと思いました。


紙に書かれているので、それを文字起こしする苦労はありますが、そのほうが、自分が理解できる深さが出ます。もしパソコン上でコピペで済んでしまうなら内容をきちんと理解しないままの可能性が多いです。


でも複写してほしくない内容だから紙オンリーという解釈のほうが正しいと思いますが。(笑)


ですから、”その国の食文化”に関する記載は、もちろんcopyrighted by World Breakfast Alldayになります。


基本、理系人種の自分がこんな畑違いのことにこんなに詳しい訳ないじゃないですか?(笑)


その国の食文化について詳しい記述だったのは、このリーフレットによるもの、というのが種明かしでした。これで今後は、copyrighted by World Breakfast Alldayとクレジットできます。


みなさんもお店に行ったときは、世界の朝ごはんを食べながらこのリーフレットを読んだり、大事に持ち帰ってください。(このリーフレットを世界中ヴァージョンをコレクションしておくと面白いかも?)ただ朝ごはんを食べるだけでなく、事前に目を通すと、世界のそのときの朝ごはんに対する理解度なんか全然違ってくるのでぜひおススメします。



いままでメニューの紹介と食べた感想だけだった日記に、この”その国の食文化”の記載が加わると、俄然、日記自体の充実度に厚みが出てきます。


そうすると欲が出る訳です。もっと完成度を高くして、クオリティの高い記事にしようという欲が出ます。


まず、その国がどこにあるのかの地理感の地図とか、国旗の画像とかも加えようと思いました。


そして、リーフレットには食文化についての記載が主ですが、それをさらに肉付けして、観光ポイントだとか、どういう国だとかを加えていきます。


読んでいる人が、その国に実際旅行しているみたいな感覚にしてあげようという感じです。


このお店のコンセプトが、”朝ごはんを通じて、世界を旅行する、体験する”なので、その手助けをしてあげるのです。リーフレットやHPの記載では、基本食べ物関係に偏ってしまうので、それ以外の分野をサポートしてあげるのです。(もちろんリーフレットには簡単な国の基本情報、観光情報も記載されています。)


そしてこれが結構大切なポイントなのですが、自分の経験談(主にヨーロッパの国になってしまいますが・・・)や自分のその国に対する想いを必ず入れることです。ここ大事です。


これで結構自分の色のついた記事にすることが出来ます。


あと、これは基本ですが、食べた感想は必ず入れることですね。
自分、もしくは日本人に合いそうもない場合は、辛口できちんとそう書きます。


このお店を紹介しているSNSを拝見すると、こんな感じです、という写真だけの場合が多いように感じますが、感想まであまり書いていないような・・・でもそのほうが当たり障りなくていっか。(笑)


そうやって研磨していくにつれて、やたらと充実度満載のすごい濃い内容の記事が出来てしまったという経緯です。


この世界の朝食を食べさてくれるお店

World Breakfast Allday



もともと外苑前のお店でスタートして、自分もSNSのTLで偶然知って、このコンセプトは素晴らしい!ぜひ自分の日記で紹介したいと思って特集を始めました。


いつも置いてあるレギュラーメニューと、2か月に1回のタイミングで特集するメニューとあって、いまは後者を紹介しています。


そうこうしているうちに原宿店がオープンしました。


DSC01693.JPG


こっちは素晴らしいロケーションで、店内もすごい広いので自分は大好きで、今や、もっぱらこっちに通っています。


このコンセプト・レストラン、この3年間ですごい成長です。


昔はネットで検索してもあまり出てこなかったけれど、いま検索したらもう凄くてびっくりします。急に知名度アップした感じで、原宿店もオープンしてTVなどのニュース番組でも特集されて、万々歳ですね。


もともとは、経営しているのは、日光の建築デザイン会社の方が副業でやってたとか。
建築の会社が、なぜ東京でカフェを経営することになったのだろうか。


ここに詳しく特集されています。(東洋経済)



この社長さん(木村顕さん)が日光市内にある築50~100年の古民家3棟を借りてリフォームし、民宿事業を立ち上げた。


日光インと名付けた民宿施設。


海外からのバックパッカーや観光客などが多く訪れ、リピーターも増えたが、何年か続けるうち「初期投資が大きく、ビジネス的に採算を取るのが難しい」ことがわかった。


そこで2013年5月から始めたのが「世界の朝ごはん」のサービス。ヒントとなったのが、日光インでの宿泊客との会話だった。


「外国人が皆コミュニケーションが上手かというと、そんなことはありません。私自身、建築やデザインの話に興味がある人となら話が弾むけれど、そうでない人の場合は話題に困るんですね。でも、食なら万国共通の話題となります。それに、食べ物そのものに、その国の文化や暮らし、考え方が凝縮しているということに気づいたんです」(木村氏)


3食の食事の中でも朝食を選んだのは、もっともシンプルで、国ごとの違いが如実に現れる食事だからだ。


「和食というとカツ丼やラーメンも含み範囲が広過ぎますが、朝食に限れば、伝統的なものとして挙げられるのはご飯に魚、みそ汁、納豆などですよね。種類が限られる分、文化の本質が現れる。他国でも同じことが言えるのではと考えました」(木村氏)


原宿から徒歩10分程度という立地を選んだのは、「街中は家賃が高い」というコスト面の事情もあったが、「ある程度落ち着いた雰囲気があり、世界を知ることに興味のある人が来てくれそう」(木村氏)


という理由もあった。


朝ごはんなんて食べないという人も多いが、なんか、いまは朝活ブームだそうだ。


一時は、木村氏自ら、寝ないで仕込みをしなければならない事態になったほどだったが、現在は新たに雇ったスタッフを含め10人で切り盛りできるようになった。(この記事の当時の話です。いまは原宿店もオープンでもっとたくさんスタッフいます。)


今は事務所を東京に移転しており、同店を始めるきっかけとなった日光インについては、サービスをストップしているという。宿泊施設はビジネス的に難しいということもあるが、木村氏自身が多忙なため。


「食事のリサーチや食材の仕入れ、ホームページの更新と、2カ月はあっという間に経ってしまいます」(木村氏)


本業はストップですが、副業の方で、もういまや万々歳で本当によかった、よかったです。


ボクが、2017年から体験し始めて、いままで体験した世界の朝ごはんは全部で21か国。


征服した世界の朝ごはん.jpg




これからもどんどん充実度満載の記事で、紹介していきます。







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