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世界の朝食を食べさせてくれるお店 フランスの朝ごはん [グルメ]

年末年始は、いろいろ立て込んでいて、今回のフランスの朝ごはんはすでに体験していたのだが、それを日記にするのが遅くなってしまいました。


申し訳ありません。


1月いっぱいでこのメニューが終わってしまうので、すでに遅しと思ったが、フランスの朝ごはんは、ものすごく評判がいいようで、異例の2月中旬まで延期になったそうだ。


これは自分がこのカフェレストランを体験しはじめて、初めての体験である。
自分の日記リリースが少し間に合った感じがして救われました。(笑)


次回からこのようなことがないようにオンタイムできちんとリリースしましょう。


フランスの朝ごはん。


ついに王道、直球ど真ん中が来ましたか、という感じですね。フランスと言っても、その国土はヨーロッパで一番広い国。どう的を絞ればいいか、わかりませんね。


まずは、フランスの地理感。


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フランス共和国

首都・最大の都市:パリ(約214万人)
人口:約6,699万人
面積:約55万平方キロメートル(日本の約1.5倍)
公用語:フランス語
宗教:カトリック、イスラム教、プロテスタント、ユダヤ教
民族:ケルト人、ゲルマン人、その他。
通貨:ユーロ
政体:共和制



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国旗があらわすもの


白は王家、青と赤はパリ市の色、自由、平等、博愛の象徴とされるトリコロール(3色旗)

協力)Amelie Bonhomme  Emile Bayon de Noyer
       山平 敦史(写真)


これだけ広いフランスだけれど、自分の体験は、パリ専門。そして友人とドライブでノルマンディー地方のモンサンミッシェルを訪れた、その2箇所しか経験がない。マルセイユとかニースとか、いわゆる南フランスは観光地としては最高なのかもしれないけど、自分は経験ありません。勿体ないことをした。


あの頃は若かったので、観光、文化を深める、という人間味あふれる時間の過ごし方に無頓着でしたね。


ただひたすらがむしゃら、という感じです。自分がいま人生の中でいかに貴重な時間、場所で過ごしているのか、ということを自覚していなかったんですね。そんな人生に何回もチャンスがある訳ではないのに・・・。


あの頃は、またいつでも来れる、みたいな身近な感覚がありました。

でも人生そうじゃないですね。


歳を取ったからわかる、あのときもっと経験、満喫していれば・・・と必ず後悔します。


人生そんなうまくいかないものです。自分のときはそれを自分にアドバイスしてくれる人がいなかった。


だから自分はこの日記で、いま海外に住んでいる人にアドバイスします。


後年にまたいつでも来れる、というのはないです。

後悔しないように、いま徹底的に勉強、経験してきてください。


ベルギーに住んでいたとき、パリへは車でそのまま一直線なので、本当によく訪れていました。毎週のように行っていた。この頃の自分の行動パターンって大体決まっているんですよね。もう移動手段は車で、友人が住んでいる北のアムステルダムに行くか、南のパリに行くか、のどちらか。


いまのようにメトロや徒歩で観光するのではなく、車でパリ市内を徘徊するので、パリが放射線状の環状スタイルの街だということがよくわかるのです。そしてパリから出るその放射線状の出口のところが、その円状に何か所もある訳ですが、そこが必ず「Porte de xxxxx」という名称がついています。


ブリュッセル→パリ、帰りのパリ→ブリュッセルのときは、その目印のPorte de xxxxxで、おっ大丈夫だ、この道で間違いない。そこにさえ乗っかってしまえば、あとは1本道ってな感じ。


車の運転は自分の性格には向いていませんが、あちらでは運転しないと生活できないし、生きていけないから、あの頃の想い出って車の運転しか自分の記憶に残っていませんね。ひたすら車運転してましたね。


つい先日車遍歴の日記を書きましたが、本当にひたすら運転していた。車窓から眺める街の風景が一番自分の記憶の深い所に刻まれている。


車を通して、ヨーロッパの街を体感していた。


いまと体で感じる感覚が全然違いますね。
いま考えてみると、若いときはかなり無茶していてしんどかった。
もっと人間らしい生活をしていれば楽だったのに・・・と思います。


なので、パリの観光スポットはバッチリです。ちょっとその頃に貴重な体験だったのが、友人とパリの新市街の街のホテルで一泊したこと。パリといえば旧市街ですが、新市街はなかなか行こうと思わない限り経験できないかも?


近代ビルなどいくつもそびえ立っていて、大昔のあの当時でも都会だなぁと思いましたし、有名な旧市街とは全然違うな、と思いました。


パリに行ったらよく食べていたモノにFruits der merがあります。
直訳すると「海の果物」ということで要は海産物の盛り合わせのこと。


このメニューはフランス語源の通り、もともとフランスがオリジナルということで、赴任時代よくパリで食べていた。パリにはこれを食べれるお店が至る所にあるのです。別にパリでなくても、ブリュッセルのレストランもメニューは大半がフランス語表記で、この海産物の盛り合わせが常連メニュー。


要は、自分はこれが大の好物だったんですね。(笑)


生牡蠣とかバクバク行ってました。
まったくもって若いというのは怖いもの知らずというか・・・
 

パリのコンサートホール、オペラハウスもその頃にそういう嗜好があれば、いまこんなに大金はたいて海外旅行なんてしなくて済むのに・・・と思う悔いるポイントです。


パリ・オペラ座 ガルニエとバスティーユ。いまはクラシックのコンサートをやらなくなったサル・プレイエル、そしてその代わりに、新しく建築されたフィルハーモニー・ド・パリ。これはバッチリです。(笑)


シャンゼリゼ劇場とシャトレ座は、なかなかタイミングが合わず。体験できるのはいったいいつのことになるのでしょうか?


そしてパリと言えば、スリ。不思議なことに自分がヨーロッパに住んでいた時は、まったくそういう経験をしたことがなかったし、パリ市内を歩いていても、全然無警戒。気をつけながら、歩くということもなかった。街内もメトロの中も。いま考えれば、怖いもの知らずでしたね。


自分が人生で初めてスリに会ったのが、ご存知いまから5年前の2015年の海外音楽鑑賞旅行のとき。


結局パリで経験しました。


超有名なあの「ジャム野郎」の手口に引っ掛かってしまいました。(笑)

ジャム野郎を知らないこと自体、あまりに恥ずかしい過ぎる、と友人には笑われましたが。(笑)


おっいけない、いけない。世界の朝ごはんの日記のときは、必ず自分の体験を入れることをモットーとしていますが、パリはあまりに想い出が多すぎて、この紙面だけでは語りつくせないので、また今度にでも。



ここからは、Copyrighted by WORLD BREAKFAST ALLDAYの情報になります。(あの種明かしのリーフレットです。)


フランス


西ヨーロッパで最大の面積を持つフランスは、工業と農業がともに盛んで、「ヨーロッパの穀倉」と呼ばれています。芸術と美食の国としても知られ、フランス料理は世界三大料理の一つに数えられています。


ビオ BIO


農業大国フランスは近年、世界有数のBIO(オーガニック)先進国へ進化。環境意識・健康志向の高まりから、有機農産物や有機加工品である「BIO商品」を取り扱うスーパーマーケットや専門店多く見かけます。



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そしてパリと言えば、なんといってもカフェ文化。


交差点ごとに1~2軒のカフェがあると言われるほど、パリの街と暮らしに根付いているカフェ。朝早くから夜遅くまで営業しているので、朝ごはんを食べたり、ワインと軽い食事を楽しんだりと、使い方はいろいろある。


カフェの外のテラスがいかにもヨーロッパっぽくていいですね。


ブロンド美人はサングラスがよく似合う。


この外のカフェテラスでカフェしているブロンド美人は本当にサマになっています。
ヨーロッパの最高の写真ショットのアングルだと思います。


ここからはフランスの食文化について。Copyrighted by WORLD BREAKFAST ALLDAY


プティ・デジュネ


フランス語で朝ごはんを指す言葉が、プティ・デジュネ。直訳すると「小さな(プティ)昼食(デジュネ)」という意味です。バターとジャムを塗ったバゲットやヴィエノワズリーにコーヒーやカフェ・オ・レなどを組み合わせるのが一般的。


タルティーヌ


フランスの朝ごはんの定番の一品。バゲットなどのパンをスライスして、バターやジャム、スプレッドなどを塗ったものをタルティーヌと呼びます。それをカフェ・オ・レなどに浸して食べるのもフランス流です。


ヴィエノワズリー


バゲットなどの主食となるパンとは異なり、卵とバターがたっぷり入った菓子パンはヴィエノワズリーと呼びます。直訳すると「ウィーンのもの」、代表的なのはクロワッサンやパン・オ・ショコラ、パン・オ・レザン、ショソン・オ・ポムなど。


バター


フランスはたくさんのバターのブランドがあり、その種類も豊富。大きく分けると無塩(doux)と有塩(demi-sel)があり、塩気の多いものといっしょに食べることが多いフランスでは無塩のバターが一般的です。


チーズとハム


フランスの家庭料理は意外なほど簡素。火を使わずに食事を調えることもしばしばです。カットするだけで食べられるチーズやハムはどちらも種類が豊富で、朝昼晩を問わず、フランスの食卓には欠かせない食材です。


フロマージュ・ブラン


フランス語で「白いチーズ」の意味。ヨーグルトよりも酸味が少なく、生クリームやクリームチーズなどよりもさっぱりしています。朝ごはんではヨーグルトの替わりとして、カソナードなどをかけて食べられています。


チョコレート


フランス人はチョコレートが大好き。一人当たりの年間消費量は6.4kgと、日本の3倍以上です。
そんなフランスのデザートの定番はフォンダン・オ・ショコラ。
寒い冬には、ショコラ・ショー(ホットチョコレート)も人気です。


カフェ・オ・レ


フランスではコーヒーにミルクを混ぜた飲み物を総称したものをカフェ・オ・レと呼び、コーヒーとミルクの分量によって呼び方が変わります。日本でイメージするカフェ・オ・レはカフェ・クリーム。


ヴァン・ショー


ショコラ・ショーと並んで、フランスの冬に欠かせない飲み物がヴァン・ショー。ヴァンはワイン、ショーは熱いの意味。料理で余ったワインや安価なテーブルワインに好みのフルーツやスパイスを加えて作ります。


ポタージュ


日本ではポタージュと聞くと牛乳や生クリームを加えたとろみのあるスープをイメージしますが、フランスではあっさりと澄んだものから濃厚なものまで、スープ全般をポタージュと言います。


紅茶とハーブティー


フランスでは紅茶や緑茶はテ、植物の葉や茎、花などからつくるハーブティーはティザンと呼び、区別されています。近年は健康志向の人々を中心に、ハーブティーの人気が高まっています。


デザート


フランス料理ではデザート以外の料理は基本的に砂糖を使いません。そのため糖分を補う意味もあってか、食事の最後にデザートを食べます。朝ごはんの最後にはフルーツがよ食べられます。


ブーランジェリー


パンが主食のフランス人にとって、生活になくてはならないのがブーランジェリー(パン屋さん)。バゲットやヴィエノワズリーなど焼きたてのパンを求めて、馴染みのブーランジェリーに毎日足を運びます。


う~む。いつも世界の朝ごはんでこの食文化の記載をすると、とても珍しい~という気がするのだけれど、フランスの朝ごはんは、どれも日本に馴染みの深いものばかりですね。いかにフランスの食文化が日本文化に浸透しているか、ということですね。


これがフランスの朝ごはん。


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今回のフランスの朝ごはんのワンプレート。


バターとイチゴジャムを塗ったタルティーヌにクロワッサン、ジャンボン・ド・バイヨンヌとカマンベールチーズ、カソナードをふりかけたフロマージュ・ブランとフルーツサラダを合わせた。


食材はほぼすべてフランスのものを使用している。


全然珍しい気がしない。(笑)普段私たちが日本で味わえるような身近な食材ばかりだ。


スライス状のパン(タルティーヌと呼ぶ)にイチゴジャムとバターが塗ってあるもの。
一番視覚的にヴィヴィッドなので、一番先にいただく。


写真で見た通りの味がします。(笑)
クロワッサンもクロワッサン。
カマンベールチーズもカマンベールチーズ。


唯一、ちょっとフランス特有と思うのが、見た目、ヨーグルトに見えるもの。
フロマージュ・ブランというらしい。


ヨーグルトよりも酸味が少なく、生クリームやクリームチーズなどよりもさっぱりしている、とのこと。でも食べてみたらほとんどヨーグルトのように思えました。


フランスの朝ごはんは、どれも日本人に馴染みの深い食材によって構成されていて、フランスの食文化がいかに太古の昔から、長い時間をかけて日本に浸透してきたのかが、よ~くわかりました。


大変美味しかったです。


このフランスの朝ごはん、大好評により異例の期間延長で2月中旬までやっています。
間に合ってよかった。


ここでとっても残念なニュース。


2号店として開店以来、ずっと長い間通い詰めてきた原宿店が吉祥寺に移転するのだそうだ。
大ショック!


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1号店の外苑前店と比べ、すごく店内が広くて綺麗。そしてなにより立地が良く近いので、すごく愛用していました。


メディアにも取り上げられて、お客さんもかなり入っていたので、ビジネスとしては順調だと思っていたんだけれどな~。やっぱり原宿は家賃が高くて、経営を圧迫していたのでしょうか?(笑)


吉祥寺はいい街だけれど、遠すぎです。
自分の家からは、ちょっと通えませんね。


吉祥寺店オープンの最初のときは行って取材をしてみたいと思いますが、レギュラーで通うには、また1号店の外苑前に戻ってしまうのでしょうか?




 

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