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Social Distancing [雑感]

紀伊国屋書店が、本日5/7から営業開始する、という。5月下旬までの緊急事態宣言の1か月延長があったにも関わらず。やはりそこには、きちんとした補償もなく、たださらに1か月自粛延長するのは、補償ゼロで無収入が続くだけでそのまま倒産してしまう危険性もあると判断したのだろう。(東京都からは、休業のための協力金が出るようですが。)


お気持ち察します。


でもこの本屋さん解禁と似たような感想を抱いたのは、美術館や博物館も解禁するという政府の意向の記事を読んだとき。


その一番の理由は、Social Distancing(社会的距離)や密の定義なのだろう。


Social Distancing-1.jpg


Social Distancing-3.jpg




政府のコメントで、通勤の満員電車はけっして密ではない、というコメントを読んで、腰を抜かすほど驚いたことがある。(笑)


彼らのそういうコメントの主旨は、人から人へのコロナ感染のもっともキーポイントなのは、飛沫だからということである。満員電車は、確かに人が密集しているけれど、電車内で喋っている人を除けば、みんな静かに沈黙しているから、そしてマスクをしているから、飛沫対策については、そんなに問題ないという。(いまや電車内で喋る行為も禁止ですね。)


そうかぁ、そういうことであれば、政府が容認しようとしている美術館や博物館も、閲覧は静かにおこなわれるから飛沫の心配はそんなにないのかもしれない。(あと、美術館や博物館は歴史的貴重な国家財産だからつぶしたくない、というのもあるでしょう。)


そうすると本屋さんもそうなんだと思ってしまう。
静かだよね。


じゃあ、なにが言いたいかというと、クラシックのコンサートもお客さんは静かに聴いているわけだから、飛沫や発汗の危険性は少ないわけで、そういう意味で、そんなに危険性がないのでは、と思うのだ。


いままでの政府の方針を基準に考えてみると・・・


えぇぇ、ボクが早くクラシックの生演奏に接したいのと、現在のオーケストラ楽団の危機的な経営状況をできるだけ早く救済したいという思いだけで話しています。


楽章間の咳き込みは、もちろん咳エチケットで禁止してもらう。
聴衆はマスクも着用。


そうすれば、そんなに危険性がないのでは?と思います。


歌ものは、ちょっと難しい点がありますね。
歌手の場合、どうしても難しいですね。

オペラはさらに難しい。歌手、役者さん通し、接して歌いながら演じますから。


でも普通のオーケストラ・コンサートであれば、そんなに危険視せずに早期再開してもよいような気がします。


たとえば、アイドルのコンサートなどのようなライブハウスで、ステージ奏者が声を張り上げて歌って、観客が全員歓声・絶叫を上げるなどの場合、これはやはり飛沫的にかなり危険がありますね。


そういう意味で、やはりこれは難しいような気がします。
集団免疫とワクチンができるまで待ちましょう、という感じでしょうか。


そういうことで、ボクはクラシック・コンサートは、じつは密条件、コロナ感染条件としては、そんなに厳しくなくても大丈夫なのではないか、と自分の心からの希望だけで、宣言したいだけです。(笑)


3密条件は、人との会話、人の密集しているところ、換気が悪いところ、なので、単に飛沫、発汗の問題だけではないのかもしれませんが、ふと感染症学素人の自分が思ったことです。





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