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ラ・メール・プラール東京店 [グルメ]

安否確認会として、昔訪問したことのある横浜のラ・メール・プラールみなとみらい店の無事を確認をしようと思ったのが、そもそもの発端である。


でもみなとみらい店に行くなら、どうせなら日本第1号店の東京店(有楽町店)を訪問してみたいと思ったのである。


みんなに人気のモンサンミッシェル名物のふわふわオムレツ、本場のラ・メール・プラールに原点回帰してみよう。


世界遺産モンサンミッシェルは、ヨーロッパ駐在中に、アムステルダムの友人とドライブで訪問したことがある。天候がいまにも雨が降りそうなどんよりした天気で、時折小雨が降っているようなそんな天気だった。


ちょうどこんな感じの天気。


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遠い記憶によると、モンサンミッシェルの到着する前の麓の街のレストランで、ランチを取ってノルマンディ上陸について熱く語り合った記憶が。。。(笑)そしてモンサンミッシェルのあの城を徒歩で登っていくわけだが、あの城の中にも小さな小洒落たレストランがそれなりに存在するのだ。その中に入って、あのフルイ・デ・メア(海鮮の幸)を食した記憶があります。


いま思えば遠い遠い懐かしい想い出です。


もういまや海外旅行と言えば音楽が必ず絡まないと、行かないようになってしまったので、これからまたモンサンミッシェルに行く、ということもないだろうと思います。


いま思えば、そのときの唯一の後悔。それはモンサンミッシェルの名物ふわふわオムレツで有名なラ・メール・プラールの本場のお店を訪れなかったことだ。当時ボクの頭や友人の頭の中には、オムレツのことはこれぽっちもなかったね。


そんなこともあり、この日記で、ネットからの情報で、もう一度モンサンミッシェルのふわふわオムレツ、そして本場のラ・メール・プラールについて楽しんでみよう。



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フランス・ノルマンディー地方の世界遺産「モン・サン=ミッシェル」。
1888年、この地を訪れる巡礼者のためにアネット・プラール氏(プラールおばさん)が開業した宿屋から、ブランドの歴史は始まりました。


彼女は巡礼者のために素晴らしいレシピの数々を生み、栄えある女性料理人「ラ・メール・プラール」の名で呼ばれるようになったのです。


そして現在、ラ・メール・プラールのレストランは、世界中で人気に。
特に伝統を受け継いだオムレツは名物となっています。


「ラ・メール・プラール」という店名は、じつはこのオムレツを考案した女性料理人の名前から由来するものだったんですね。


この名物オムレツのはじまりは、アネット&ヴィクトール・プラール夫妻が1888年に開いたオーベルジュ「ラ・メール・プラール」。料理上手なプラールおばさんには700ものレシピがあり、後に名物となるオムレツもそのなかのひとつだったのです。


現在のように交通機関が発達していなかった当時は、潮の満ち引きで命を落とす危険もあるモンサンミッシェルへの巡礼は非常に困難なものでした。それでも何とか辿り着いた空腹の巡礼者たちのために、プラールおばさんはメイン料理を待つ間に食べられるようにと、すぐに作れておいしいオムレツを振る舞い、彼らの旅の疲れを癒したそうです。そんな温かな心遣いが込められたオムレツですから、今もモンサンミッシェルを訪れる人々に愛されているのです。


では、そのモンサンミッシェル本場のラ・メール・プラールのお店です。


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夜はこんなに素敵です。
いかにもモンサンミッシェルという小さな街の中に佇むという感じですね。


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やっぱり赤が基調のカラーなんですね。



あのオムレツはどうやって作っているの?


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卵は大きなボールに入れられて、「パン パン パン パン…」とテンポよく泡立てられています。若い男性が、立ちっぱなしで泡立てる。そして、その横で、婦人が泡だった卵を受け取り、薪の中で焼いていきます。



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ここで、登場が、柄の長~いフライパン。超強火の薪の上で、上手に距離をとって焼いていきます。最初は、バターを溶かし、強い火のところに置いていて、プツプツとなった頃合いを見て 少しだけ火から離す。そして、出来上がりつつある オムレツは、火から遠いところに置くけれども… 火からは離さない。


卵を混ぜる(男性)と オムレツを焼く(女性)は 完全分業制。


銅製のボウルでたっぷりの卵をリズミカルに泡立て、ちょうど良い状態になったところでバターを溶かしたフライパンに流し込み、炭火で焼き上げます。卵を泡立てる小気味よい音はお店の外まで聞こえ、お店の中に入れば作っているところが見学できます。ちょうどスフレのように、外はサクサク、中はふわっふわでとても軽く、フランスのいわゆるオムレツとも違う、まさに"モンサンミッシェルのオムレツ"です。できあがりは大きく膨らんでいますが、ちょっと時間を置くとシューッとしぼんでしまうので、写真を撮りたい方はスピードが肝心です。



本場のラ・メール・プラールのお店では、男性はこのように赤のポンチョみたいなものを上からかぶる感じで、女性は、赤いエプロンなんですね。そして、元祖のプラールおばさんの写真もそうでしたが、伝統のその長~い、長~い柄のフライパンで暖炉のようなところでオムレツを焼くんですね。火は薪で維持されているのです。


これがひとつの伝統のオムレツ調理スタイルですね。


それでは、その本場のラ・メール・プラールのお店の中をちょっと覗いてみましょう。
旅行者の日記の方のお写真をお借りしています。


こちらが店内です。


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案外素敵なんですね。びっくりです。オリジナルはもっと古くて質素なお店なんだと思っていました。(ある意味全世界展開しているブランチのお店の方がゴージャスなんだと。)


こちらが調理場。フライパンがいくつもぶら下がっているのは、このお店のひとつの特徴ですね。


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そして、このお店のもうひとつの特徴と言っていいのが、たくさんの絵画のコレクションが壁に飾られていることです。ここ本場では壁にはラ・メール・プラールを訪れた世界各国の著名人のポートレートやサインが飾られています。


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本場のお店では、メニューには、フランス語と英語、日本語が記載されているそう。たくさんの日本人が訪れているのでしょうね。(笑)前菜・メイン・デザートのコースで49ユーロ。(約6000円!)結構なお値段ですね。


以上が、本場のモンサンミッシェルのラ・メール・プラールと、ふわふわオムレツの由来。


情報の引用元


自遊人 個人旅行記 モン・サン・ミッシェルの名物!ラ・メール・プラールのふわふわオムレツ♪



旅のアシスト 柔らかく世界を歩いて行こう!
ラ・メール・プラール伝統のふわふわオムレツ(Mont-Saint-Michel/モン・サン=ミッシェル)



Travel Value モンサンミッシェル観光で堪能したい地元グルメ



株式会社モントワール



トラベルブック




ここからが、自分の実体験である。


フランスの世界遺産モンサンミッシェルより130年の伝統を誇る"ラ・メール・プラール"が2011年海外初出店として東京にオープンした。


なんと海外第1号店が東京店だったとは!
やはり現地モンサンミッシェルは日本人観光客が多いということなんでしょうね。


日記をひも解いてみると、自分は2013年6月に、これまたオープンになったばかりのみなとみらい店を訪問している。そのとき東京店にも行ってみたいと思ったのだけれど、そのままになっていて7年。


ようやく実現できたことになる。


東京店は、2018年6月にリニューアル・オープンしているそうだから、自分はリニューアル・オープン後の様子を体験できたことになる。


やっぱり安否確認会とはいえ、みなとみらい店を再訪するより、東京店に行くのが前向きだろう。東京店は、東京有楽町国際フォーラムの中にある。(1番端っこ)国際フォーラムなんて、TIASオーディオショーに行く時くらいしか行かないから、こんなところにラ・メール・プラールがあるなんて、夢にも思わず。


ラ・メール・プラール東京店


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創業1888年!


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やっぱり東京店はすごいな。高級感、お洒落度合いが抜群。
基調カラーの赤が思いっきり映えています。


コロナ外出自粛のときだったから、恐る恐る外出して、開店一番に乗り込んだのだ。


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いいなー。素晴らしい内装空間。
感動してしまいました。


フライパンが飾られているとか、絵画コレクションが飾られているとか、きちんとオリジナルの現地の本店の特徴は受け継がれていますね。




自分は、こちらの間に通されました。
これまたテンション上がる~!!!


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コロナ対策としては、メニューの扱いは難しいですね。いろんな人が触るので、かなり危険要因になる。でもここはこんな感じで、食事メニューとドリンクメニューは、QRコードをスマホ携帯で読み込ませて、携帯で見てね、という感じで対策していた。


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自分はあらかじめ、HPでメニューを決めていたので、その旨伝えました。


あとでマスターとも思える年配の男の店員さんから、あらかじめ決めていらっしゃるとはありがとうございます、とか言われてしまいました。(笑)


メニューは、やっぱりあらかじめ、自分でHPでじっくり考えて決めたほうがいいと思います。




前菜のスープ。(クリーム系)


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そしてふわふわオムレツ。(フォアグラ入りのリゾットも添えて)


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デザート。


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ここまでさんざん持ち上げておいて、ここに来て急に落とすのもなんなんだが、やはりこのオムレツうまいか?(笑)


2013年のみなとみらい店で初体験したときは、あまりの無味無臭にがっかりしてしまい、これがこれだけ騒がれているだけのことがあるのか?と吠えたが、7年ぶりに食すこのふわふわオムレツ・・・う~む、やはりそんなに印象が変わらず。


あっでも、みなとみらい店のより、ちょっと塩味がついていて、東京店の方がはるかに美味しかったです。


まぁ、こんな感じですな。


そんなに期待もせず、ただ東京店を体験したいのが目的だったので、そんなにショックでもなく。モンサンミッシェルのふわふわオムレツは、まぁこんなもんです。(笑)


また食べに来ることあるかな?



この日、渋谷で見た光景。


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まさにこの思いを胸に秘め、先を見通せないこれからの毎日を過ごすうえでちょっと元気をもらった気がした日であった。











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