SSブログ

ジャズ発祥の地 アメリカ・ニューオリンズのクレオール文化の朝ごはん [グルメ]

アメリカ南部のルイジアナ州の最大の都市ニューオリンズ。


バルコニーが特徴的な歴史ある建物が並び、ジャズ発祥の地として知られている。
ルイジアナ州にはジャズの他にもクレオールやケイジャンといった独特の文化がある。


68564565_2456399541082948_7964860114190467072_n[1].jpg



原宿店のほうで、8月19日(月)から9月1日(日)までの期間限定で、伝統的なクレオール料理の朝ごはん「グリアード・アンド・グリッツ」を提供してくれるそうだ。


いわば期間限定の特別バージョン。

これは、もう、さっそく体験してきた。

アメリカのルイジアナ州の地理的な感覚はここ。


map_Louisiana[1].jpg



そして、そのルイジアナ州の中の最大の都市、ニューオリンズはここになる。


ニューオリンズ地図.jpg


アメリカ南部に位置するルイジアナ州。


メキシコ湾に面しミシシッピ川が注ぎ込む州の南半分は沼地や湿地が多く、州全体が肥沃なメキシコ湾大平原に含まれている。18世紀にはプランテーション(大規模農業)がはじまり、世界各地から移住してきた移民により「クレオール」や「ケイジャン」といった複数の民族の文化が融和した食や音楽、アートなどが生まれた。


ルイジアナ州最大の町ニューオーリンズはジャズ発祥の地として知られている。



アメリカ合衆国 ルイジアナ州
U.S. state of Louisiana


州都:バトンルージュ  
最大の都市:ニューオーリンズ
人口:約453万人 
面積:約13.5万平方キロメートル
言語:言語:英語(91.3%)、スペイン語(3.3%)、フランス語(2.8%)、その他(2.6%)

 


TABASCO_Avery%20Island_00016[1].jpg


エイブリー島

エイブリー島は、ニューオーリンズより225kmほど離れた、海抜50m、総面積8.9 km2、最大部で幅は約4kmほどの、湿地帯に囲まれたミステリアスで美しい場所。世界195カ国以上、25カ国の言語で発売されているすべてのTABASCO・Brandの製品がここで製造されている。




ルイジアナ州の州民の構成はおおよそ60パーセントが白人、ヒスパニック系が5パーセント、残りの35パーセントはアフリカ系アメリカ人とされており、アメリカのなかでも黒人の比率が非常に高い州のひとつ。


アメリカの中で様々な人種が多く集まることで有名なニューヨーク州と比較した場合、白人の比率は同じ程度だが、黒人の割合は倍以上の開きがある。


また、アメリカ全国で増え続けるヒスパニック系の割合よりも黒人の方が多いことから、ルイジアナ州は黒人が多い州と言える。


この背景には、もともとルイジアナ州は奴隷制度の中心だったことがある。

ルイジアナ州では古くから白人と黒人の文化が入り交じっていたことから、独特の文化が生まれた。


フランス、スペイン、アフリカの文化を融合させた「クレオール文化」はルイジアナ州で生まれ、広く浸透し、いまではルイジアナ州を象徴する文化である。


クレオール文化には食、音楽、言語など生活に密着したものが含まれている。


なかでも有名な「ジャズミュージック」は奴隷だった人たちがアフリカの音楽を変化させたことが始まりとされている。また、世界的ジャズミュージシャンとして知られるようになるルイ・アームストロングが生まれたのもルイジアナ州である。



他にもルイジアナ州に定住した「ケイジャン」と呼ばれるフランス人子孫たちによってフランスの文化も残り続けており、ルイジアナ州の道路標識には英語に加えてフランス語表記が残っている箇所もある。事実、ルイジアナ州ではフランス語を耳にする機会が多いため、同じ南部の州のなかでもユニークな存在と言える。


ルイジアナ州の特徴を知る上で、奴隷制度の歴史やクレオール文化は欠かせないだろう。



68817869_2456399587749610_1637256050224660480_n[1].jpg




「クレオール」というのは、作家・思想家のエドゥアール・グリッサンの打ち出したコンセプトで、言語、文化などの様々な人間社会的な要素の混交現象のこと。つまりいろいろな複数の文化が混じり合う事の呼称なんだな。


アメリカにおける「クレオール」とは、ルイジアナ地方に入植したフランス人とスペイン人、およびその子孫のことと言われている。ラテン系ヨーロッパの文化に、黒人やカリビアンがもたらしたエッセンスが溶け込み、アメリカの中でも特異な文化を形成してきた。



「ケイジャン」というのもほぼ似たような意味で、祖先が北米東部のアカディア地方に入植したフランス人の直系で、イギリス人によってアカディアから追放されたのち、最終的に主にアメリカ合衆国ルイジアナ州南部に永住した人々のことを指す。



ただでさえ、人種のるつぼで「人種のサラダボール」と呼ばれるアメリカの中でも、このルイジアナ州というところは、「クレオール」や「ケイジャン」という複数の言語、文化が混じり合って、じつに特有の文化を形成していて、文学、音楽、料理などに大きな影響を与えてきた。


文学では、フランスとスペイン、アフリカ系からカリブまで、異文化が混在するニューオーリンズは多くの作家に創作のインスピレーションを与え、作品の舞台となってきた。


音楽では、19世紀末のニューオーリンズには、黒人の労働歌や世界の民謡、カリプソなど多様な音楽があふれていたそうだ。そしてヨーロッパ音楽の教養を身につけたクレオールが媒介役となり、ジャズが生まれたと言われている。


料理は、これから紹介するのでお楽しみに。


我々のような音楽ファンにとって注目すべきは、やはりルイジアナ州のニューオリンズは、ジャズ発祥の地ということだ。

せっかくなのだから、そのジャズのルーツとなった歴史をここで紹介してみたいと思う。




ジャズの発祥の地は、なぜニューオリンズだったのか?


ジャズの歴史.jpg



・無職だからありあわせの楽器を弾くことにした。


ジャズ発祥の地は、アメリカ南部の港町ルイジアナ州・ニューオーリンズ。


南部の黒人奴隷たちは南北戦争を経て、1863年に自由を手に入れた。しかし自由になったのはいいのだが、食べていくためには自分で稼がなければならない。


当時のニューオーリンズは、アメリカ政府公認の娼館がある唯一の歓楽都市であった。奴隷解放によって仕事を求めた黒人たちは、ダンスホールや酒場などのBGMとして歌ったり、楽器演奏をして生活することにした。これが「ジャズ」の始まりである。


無職なのに、高価な楽器はどこで調達したのか?


その理由は簡単。南北戦争後ということもあり、南軍の軍楽隊のものがニューオーリンズにあふれ、二束三文で売られていたから。ジャズの楽器が、ピアノやドラム、トランペットやサックスなのも、元はと言えば軍隊のマーチングなどに使われていた楽器を流用していたからである。




・ジャズのアドリブ(即興)の源流は?


当時、音楽の教育をしっかり受けている黒人は、ほとんどいない。そのため大多数の黒人は、楽譜を読むことができなかった。当時人気のあったトランペット奏者でさえ、そうだったといわれている。


そこで、初期のジャズメンたちは酒場などの営業が終わった早朝に、作曲家やピアニストの演奏を耳コピして曲を覚えていったのだ。


何回も演奏しているうちに、うろ覚えの部分がそれぞれのパートのフレーズで補完され、どんどん違う音楽になっていく。

演奏者のアドリブ次第で同じ曲でも様々なアレンジがされるため、このジャズの自由さの源流は、初期の演奏者たちが譜面を読めなかったことに由来しているのかもしれない。


またニューオーリンズは、様々な人種が何世代もつながることで、多様な文化を形成していた。それは音楽にも作用し、子供の頃から耳に馴染んでいたアフリカの宗教音楽を始め、スペインのハバネラ、フランスの民謡、時にはクラシックまで多種多様な音楽を取り込み、独自のリズムを作りだしていったのだ。



・元祖キング バディ・ボールデン


最初のジャズ王として知られているのは、コルネット奏者のバディ・ボールデンである。演奏者は彼の前にもいるが、今日のニューオーリンズの標準のバンド編成となる、コルネット、クラリネット、トロンボーン、ギター、ベース、ドラムで正式に活動したのは彼が初めてである。


ボールデンが最初にジャズを演奏したとされるのが1891年。黒人が音楽家として名を残すまで、1863年の奴隷解放から30年近くが必要であった。


ボールデンのバンドは公園やピクニック、ダンス、カーニバルなど、主に野外で稼いでいたそうだ。というのもボールデンのコルネットの音がとにかく大きくてうるさかったからだとか。当時は演奏技術よりも、より長く演奏でき、より大きな音を出せることが重要視されていたようである。


ボールデンの人気はものすごく、記録によれば数千人の女性に囲まれて黄色い声を浴びていたのだという。1890年のアメリカの国勢調査によると、この年のニューオーリンズの人口が242,039人ということなので、女性だけで数千人は大げさかもしれない。ではあるが、アイドル的な存在であったことに違いはないだろう。


残念なことに、レコード時代よりも前に活躍していた人なので、音源は残っていない。ボールデンはその人気にも関わらず、報酬は金よりも酒だったそうで、長く貧乏生活をしたあと、後年は発狂し、20年近く病院に収容されたまま、1931年に約70年の人生の幕を閉じた。



・ニューオーリンズ・ジャズがアメリカ全土へ


華々しく栄えたニューオーリンズの発展にも陰りが見えてくる。きっかけは、歓楽街ストーリーヴィルの閉鎖である。1917年、アメリカが第一次世界大戦に参戦すると、軍規の乱れを気にした海軍長官によって、強制的に閉鎖されていった。


これにより職を失ったジャズミュージシャンたちは、新たな活躍の場を求めて北上していくことになる。ここから、ニューオーリンズのジャズがアメリカ全土に広がっていくこととなったのである。




以上の情報の引用元、こちらのサイトになります。

TABI LABO【ジャズを知る】発祥の地は、なぜニューオリンズだったのか?



そして、この記事の内容は、さらに下記の著書から抜粋、引用のようです。
ジャズの歴史を紐解きたいのならこちらでしょう!


51PAaKRI8DL._SX351_BO1,204,203,200_[1].jpg


「生きているジャズ史」著:油井正一(リートミュージック立東舎文庫)



う~ん、ジャズのルーツは黒人の音楽、これは知っていたが、ジャズ特有のアドリブ、すなわち即興ってどこから来ているのか、というのがじつは当時の演奏者が譜面を読めなくて、耳コピで曲を覚え、さらに演奏の度に自由に作り上げていったところに由来していたとは、じつに興味深過ぎますね。



音楽好きのための寄り道はこれくらいにして、ようやく本目的のクレオール料理の朝ごはんに移りたいと思う。


クレオール料理


フランスやスペイン、イタリアの人たちの文化と、アフリカや先住民の文化が、ルイジアナ州で融合して生まれたクレオール料理。ケイジャン料理もカナダから移住してきたフランス人にルーツがあり、どちらの食文化にもフランス料理のミルポワにルーツを持つタマネギ、セロリ、ピーマンを炒めた「トリニティ」がよく使われ、ジャンバラヤやガンボといった共通する料理が存在するが、クレオール料理はイタリアやスペインの影響によりトマトが使われるという違いがある。



これがクレオール料理の朝ごはん「グリアード・アンド・グリッツ」


DSC01231.JPG



牛肉を煮込んで作る「グリアード」を、トウモロコシ粉とチェダーチーズで作る「チーズグリッツ」にかけて食べるルイジアナで人気の朝ごはんメニュー。ルイジアナ州の名産品であるタバスコソースが入っている。


グリッツはアメリカ南部の人たちのソウルフード的な主食で、トウモロコシを挽いた粉で作ったつぶつぶした食感が残ったお粥。牛肉をトリニティなどと煮込んだシチューのグリアードをグリッツにかけて食べるグリアード・アンド・グリッツはアメリカ南部の朝ごはん。


まさに、クレオール料理のソウルフードだ。



写真で見た通りの味がします。(笑)
あらかじめ見たときに頭で想像した味と、一寸の違いもなかった。
まったくその通りの味がします。


下地のトウモロコシを挽いた粉で作ったお粥の「グリッツ」は、そう言われなければ、ポテトをすりつぶした食感と思ってしまう感じで、まさにそういう感触。それに美味感を添えているのが、上にかかっている「グリアード」。まさにトマト風味の牛肉シチューってな感じですごく美味しい。


簡単に言えば、「ポテトのすりつぶしに、トマト風味の牛肉シチューが上にかかっている。」というような感じで、めちゃうま!です。なんと言っても食べ応えがある。(クレオール料理だからトマトなんです。)


これは日本人の舌の感覚によくマッチしていると思います。
いかにも南米風の食べ物ってな感じです。


「ポテトに牛肉シチュー」は、あまりに日本的な比喩でちょっと失礼かもしれませんが(笑)、日本人にわかりやすく、と考えるとそう表現するのが一番近いし、わかってもらいやすいと思います。


店員さんのお勧めで、写真に映っているタバスコを振りかけて食べます。
店員さん言うには、赤いほうが、とても合うという事で、赤を振りかけました。


このタバスコ、先に説明したニューオリンズ近郊のエイブリー島の名産品です。
タバスコってふだん滅多に食さないけれど、確かにこんな味だったなぁ・・・。(笑)



9月1日までの短期間の特別限定メニューで、原宿店だけですので、ぜひチャレンジしてみてください。


今年も暑い夏。キンキンに冷えたビールをグイっと飲み、野外フェスティバルでジャズを楽しむ!

今の季節なら、そんな風に久し振りにジャズに接してみたいものです。


まったくそんな雰囲気じゃ全然ないけれど(笑)、ジャズといえば、8年振りに、akikoライブに行ってきます。










nice!(1)  コメント(0) 

世界の朝食を食べさせてくれるお店 ノルウエーの朝ごはん [グルメ]

ノルウエーは残念ながら、自分は訪れた経験がなくて、未知の国。でもいろいろ聞こえてくる話では、美しい自然環境に恵まれ、国民の生活水準が極めて高く、幸福度ナンバーワンの国。その代わり物価も高い、というようないまの日本とは正反対な国のようだ。


今回の世界の朝ごはんは、そんなノルウエーの朝ごはんを体験する。
観光シーズンとしては、いまが最高のとき。そんなこともあって、今回はノルウエーなのだと思う。


ノルウエーの地理感覚は、北欧の国でこんな感じ。


Map_of_Norway_and_neighboring_countries[1].gif



スカンジナヴィア半島の西側に位置する南北に細長い国、ノルウエー。


西部は美しい氷河地形、フイヨルドの海岸線が続き、北極圏内にある北部は、夏は一日中日が沈まない白夜、冬は日の昇らない厳しい寒さに包まれるなど、荒々しくも雄大な自然に育まれている。石油などの豊かな天然資源に恵まれているノルウエーは北欧で、唯一、EUに加盟しておらず、物価の高さも有名であるが、その分平均年収も高く、世界でも有数の裕福な国として知られている。


ノルウエー王国


首都:オスロ
最大の都市:オスロ(約67万人)
人口:約533万人
面積:約39万平方キロメートル(日本とほぼ同じ)
民族:ノルウエー人、サーメ人、その他。
公用語:ノルウエー語、サーメ語
通貨:ノルウエー・クローネ
政体:立憲君主制
宗教:キリスト教福音ルーテル派、その他。



21d3NU3grvL[1].jpg



国旗が表すもの


北欧の国と地域の旗に見られる図柄「スカンジナビア十字」。
デンマークの国旗がベースになっており、青はノルウエーの海を表している。


協力


ノルウエー商工会議所、Aqua Azuri株式会社
Jeanett Thomsen,FUGLEN COFFEE ROASTERS



ノルウエーはとにかく、その自然環境の豊かさ、街の景観がずば抜けている。
フイヨルド、オーロラ、そして世界遺産のベルゲンのブリッゲン地区とかまさにおとぎ話のような美しさ。まずはネット上の情報だけれど、それで仮想トリップしてみたいと思う。


そう思ったのも、まずは写真で見なければ、いかに美しい国であるか、ということが実感できないと思うからである。


フイヨルド


ノルウエーといったら、なんと言ってもフイヨルド。

フイヨルドはノルウエー語で「入り江」という意味で、氷河による浸食作用によって形成された複雑な地形の湾や入り江のことである。フィヨルドは氷河が海側に移動する際に底の部分がU字型に削り取られ、その部分に後から海水が入り込んでできた地形である。そのためフィヨルドはノルウェーなど高緯度帯で見られることが多い。


フイヨルドの種類.jpg



このように代表的なフイヨルドとして下の5つのフイヨルドがある。


ソグネフイヨルド
ガイランゲルフイヨルド
ハダンゲルフイヨルド
リーセフイヨルド
ノールフイヨルド



とにかく、その写真を観てほしい。


ガイランフィヨルド


フイヨルド1.jpg

                                                   

フィヨルド2.jpg



そして世界最大規模のフイヨルドで、一番人気なのが、このソグネフイヨルド。


wysiwyg_995152582fd8b7b09925[1].jpg



海岸線から深く入り込んだ入江の全長は204km。周囲には標高1,700mを超える山々が連なり、最深部の水深が1,308mにも及ぶ世界最大スケールのフィヨルド。山岳鉄道やフェリーを乗り継ぐ変化に富んだ旅が楽しめることから、一番の人気を誇っている。




上の5つのフイヨルドは、絶対その写真を観てほしい。


以下のリンクにそのフイヨルド特集、この5つのフイヨルドの写真が収めらているので、ぜひ観てほしいと思います。壮観です。こんな自然のパラダイスがあるとは!


北欧トラベルガイド
フイヨルド特集2019






オーロラ


original[6].jpg



ノルウェー観光のもう一つの楽しみが、オーロラ。オーロラのベストシーズンは、9月~3月。オーロラ観賞のベストシーズンとはいえ、夜に長時間待つことになるらしい。中には旅行期間中に見られないこともある。9月の夜はかなり冷えるので、防寒対策が必要だそうだ。カナダのオーロラツアーも有名だけれど、オーロラって意外とツライ観光なんだよね。




ベルゲンのブルッゲン地区


wysiwyg_4ede4794670634ef3838[1].jpg



ノルウェーの人気観光スポットとして常に上位にランキングされるのがここ、ノルウエー第2の都市のベルゲンのブリッゲン地区。三角屋根のキュートな木造建築が並ぶ、レトロな街並みで知られている。世界遺産にも登録されている、このブリッゲン地区は、この町一番の見どころ。海岸沿いにカラフルな木造建築が並ぶ様子は、まるでおとぎ話の挿絵のようである。色とりどりの建物が水面に映るのも素敵なのだそうだ。かつてハンザ商人たちが使用していたこれらの建物は、今では可愛らしいショップや工房、レストランに様変わりである。



カール・ヨハンス通り


wysiwyg_55c19cf232d82372926f[1].jpg




カール・ヨハンス通りは、首都オスロのメインストリート。オスロ中央駅からノルウェー王宮の間まで約2キロメートル。おしゃれなお店やアンティークショップが並んでいる。かなり雰囲気あってお洒落です。ショップ巡りに疲れたら、カフェで休憩できる。ノルウェーは隠れたコーヒー王国でもあるのだ。



グリーグの家



original[2].jpg



ノルウェーの有名な作曲家エドヴァルド・グリーグが64歳で亡くなるまでの、晩年の22年間の人生を、ニーナ夫人とともに過ごした家が博物館になっている。緑豊かな木立ちに囲まれた白い館は、創作意欲を引き出すのに最適な土地であった。




アーケシュフース城砦


wysiwyg_fc8f0b2cd240993698bc[1].jpg



アナと雪の女王のモデルになったお城がノルウェーにある。 オスロフィヨルドの岩盤の上に築かれたアーケシュフース城は、オスロを防御する目的で建設され、現在も軍事基地として使われている。




ムンク美術館


original[7].jpg



ムンク美術館は、ムンクからオスロ市に寄贈された絵画やスケッチなどを収蔵している。1963年にムンクの生誕100周年を記念してオープンした美術館である。ムンクと言ったら、このムンクの叫びだよね~。




ブリクスダール氷河


wysiwyg_75d96416621b91ff2b16[1].jpg



ヨーロッパ最大の氷河「ヨステエダール」から分岐した氷河は、ダイナミックな氷の世界を体感できる人気のスポット。なによりも氷河を観れること自体、貴重な経験だ。



もっとたくさんあるのだが、大変なので、これくらいにしておく。


上の情報の引用元は以下のリンク先になります。


ノルウエーのおすすめ観光地20選!



一度は行きたい!北欧ノルウェー観光スポット13選!




ノルウエーは、国土の多くが農耕に適さないこともあり、食文化の柱は海産物である。特に第2の都市、ベルゲンなどがある西部は海に面しているため、毎日穫れたての新鮮な魚介類が市場に並ぶのだ。


また多様なベリーが自生しているノルウエー。ストロベリー、ブルーベリー、ラズベリーなどに加えて、リンゴンベリー(コケモモ)やクラウドベリーなど日本ではあまり見かけないものも現地ではお馴染みの食材である。



豊富な水産物


古くから漁業王国として知られているノルウエー。国土の半分以上がフイヨルドに接しており、山から溶け出す雪が冷たく澄んだ海に混じることで、魚が育つのに適した塩分濃度になるそう。水産物の消費量も世界トップレベルである。



ポーレッグ


ノルウエーの朝ごはんに欠かせないのが、穀物がたっぷり詰まった茶色いパンとさまざまな種類のポーレッグ。ポーレッグとは、パンにのせる具材の総称で日本の”ご飯のお供”ならぬ”パンのお供”である。チューブに入った魚の卵のペーストやサバのトマト煮、スモークサーモンなどノルウエーならではのものから、ハムやチーズ、野菜まで、パンにのせて食べる具材は、すべてポーレッグ。スーパーマーケットではポーレッグのコーナーが広く設けられている。



コーヒー文化


ノルウエーにとってコーヒーは欠かせないもののひとつ。一人当たりの消費量は、日本の3倍近く、年間900杯以上も飲まれている。近年は湯煎りで酸味があるブラックコーヒーも好まれている。



ブラウンチーズ


ノルウエーの国民食と呼ばれるのがブラウンチーズ。山羊乳もしくは牛乳のホエー(乳清)と生クリームを煮詰めて作るのが特徴で、キャラメルのような独特な味わいである。パンやクネッケブロー、ワッフルなどにのせて食べる。



サフト


サフトは果実や植物から作られる濃縮シロップのこと。
ベリー類やオレンジを使ったものなど種類はさまざまで、水で割って飲むのが一般的である。



ノルウエーワッフル


ノルウエー人はワッフルが大好き。ハート型に焼けるワッフルメーカーが各家庭にある。
柔らかくてしっとりしたパンケーキのような食感で、ブラウンチーズやジャムなどと合せるのが定番の食べ方である。



クネッケブロー


ライ麦などの穀物を豊富に含んだ薄くて硬いパン。
ブラウンチーズやジャム、野菜などのポーレッグをのせて食べる。
日持ちすることもあり、ノルウエーのお土産の定番である。



保存食


夏が短く、冬が長いノルウエーでは、魚介類や肉類、ベリーなどを保存し、厳しい冬を乗り越えてきた。中でも干しダラは代表的な保存食。干したタラがずらりと並ぶ光景は、ノルウエー西部の漁村の風物詩である。



アクアビット


スカンジナビア諸国で一般的なジャガイモを使った蒸留酒。ラテン語の「命の水」が語源になったそう。ハープやスパイスを加えてあり、樽熟成させるのがノルウエーのアクアビットの特徴。そのため琥珀色をしている。




そんなノルウエーの朝ごはん。


DSC01225.JPG



ライ麦パンとクネッケブローと呼ばれる穀物を豊富に含んだクリスピーなパンに、ノルウェーの国民食とも言えるキャラメルのような味のブラウンチーズ、キャヴィアと呼ばれるたらこのペースト、穴の空いたヤールスバーグ(チーズ)、サバのトマト煮、スモークサーモン、ディルの入ったスクランブルエッグをのせて食べるポーレッグと呼ばれるノルウエーの朝ごはん。


ポーレッグがのったパンであるが、ふつうに美味しい。国民食であるブラウンチーズは、確かにキャラメルのような味である。でもパンをずっと食べていると、唾液が全部吸収されるような感じで、口の中の水分がなくなるような感じで、かなりパサパサで苦しく、水を飲みながら、流し込んでいるという感じでもあった。サバのトマト煮であるが、なにかサバ缶(サバの缶詰)を食べているような感じでもあった。(笑)スモークサーモンやスクランブルエッグはそのイメージ通りでとても美味しかった。



今回は、サイドメニューとして、ノルウェーらしい「バカラオのスープ」を頼んだ。漁業大国として知られるノルウェー。水産物の消費量も世界トップレベルで、長い冬に備える保存食とて塩漬けにしたタラを干したバカラオがよく食べられている。


DSC01228.JPG



タラの塩分や魚のエキスが十分に効いた感じのスープで、他のスープの具材とともに、これは美味しいと感じました。


パンにポーレッグをのせて食べるノルウエーの朝ごはんは、日本の朝ごはんの食卓がパン文化の人に合いそうな感じがする。



ノルウエーは高緯度なので、夏が短く、冬が長い。いくら豊かな国とは言え、住みたいとは思わないが(ぼくは春夏秋冬と四季のバランスが整っている日本が大好きです。)、いまの最高の季節にぜひ旅行に行ってみたいとは思う素晴らしい観光国だと思います。



ノルウエーの朝ごはんは、8月~9月までやっています。






nice!(1)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。