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ついに赤ホッピー [グルメ]

自分の性格からすると、ひとつのことを知ると徹底的に知りたくなる極めるタイプなので、ホッピー(黒、白)を体験できたら当然、幻のホッピー、赤ホッピーを飲んでみたくなる。


赤ホッピーと呼ばれる「55ホッピー」は、厳選麦芽100%のプレミアムホッピーである。

赤ホッピー「ホッピー55」は、ホッピー誕生55周年を記念して作られたプレミアムなホッピー。
この赤ホッピーもお店ではなかなか出会うことが出来ない、ちょっとレアなホッピーなのだ。


麦芽使用率100%、海洋深層水を一部使用、さらに従来のホッピーの倍の醸造時間をかけてホッピーの製造技術を駆使して作られている。その味はホッピー好きがこのホッピーを飲んでファンになることも多いくらい美味しいと評判らしい。


こんなレアなホッピー、どうやれば飲める機会に預かれるのだろう?

飲んでみたいなぁ。。。


ネットで調べてみた。

そうするといとも簡単に赤ホッピーが飲めるお店が見つかった。(笑)


レアなので、そんなに数はないけれど、赤ホッピーを扱っているお店は数店あった。

これはもう行くっきゃない!

もう即決である。


もちろんみんな関東圏のお店なのだけれど、その中で自分の家に一番近い中目黒のお店をチョイス。


もつ焼き勝利はなれ 中目黒店
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131701/13212136/


もつ専門店のお店だ。

名店「あぶり清水」出身店主こだわりの煮込みは、生でも食べられる新鮮なもつを使用した「究極のもつ煮込み」。特に、中目黒店限定の「ドカ盛り」は凄いらしい。(笑)また新鮮な上州豚を使用した「ホルモン刺」。そしてもつ専門店自慢の「もつ鍋」。


まさにもつ料理にこだわったもつ専門店。

これはいいなぁ。もつ大好き!
もう即決である。


東横線の中目黒駅で下車したら徒歩7分くらいで簡単に見つかる。


もつ焼き勝利はなれ 中目黒店


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ビルが塗装工事中なのか、全面黒幕で覆われていて、お店の部分だけこうやって空いている状態。

中目黒に来たのは、じつに久しぶり。


ここには芸能人御用達で有名な焼き肉店「叙々苑」の中目黒店がある。
昔来たことがある。


開店前に着いたので、ここら辺をいろいろ散策したら、じつに呑兵衛の街!いろいろな酒場がありますなぁ。この近辺、不思議ともつ専門店がかなり多いと思いました。


酒場の街なんだけれど、どことなくお洒落なお店も多くて、都会的で洗練された雰囲気もあって、中目黒はじつにいい街だと思いました。


さて、さっそく開店1番、さっそくお店に入る。
1番乗り。


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店主とても若い。奥さんと思われる方と2人でやっているお店のようである。
お店の中はとても綺麗で、かなりの小スペースのこじんまりとしたお店だった。


自分はカウンターに陣取り、初めて来た客なので、店主と話が弾んだ。
とても性格のいい粋な店主。


横浜ベースターズファンとのことで、いろいろ話が弾み、自分は赤ホッピーが飲みたくて、このお店に来た、と告白した。

店主は出身は関東外なので、ホッピーってこちらに来て初めて知ったお酒なんですよね、と言っていた。自分はつい最近知った初心者にも関わらず、ホッピーは関東圏が消費8割の東京下町酒場のお酒なんです、と偉そうに教えてあげた。(笑)


さっそく赤ホッピーを注文。
氷を入れてきたので、スミマセン、氷抜きで、と催促。


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幻のレアな赤ホッピー。


ここのお店は3冷の作法がきちんとできている。
ホッピーもグラスもキンキンに冷えていた。


焼酎はグラスの中に入っていた。

さっそく赤ホッピーを注いで出来上がり!


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赤ホッピーを飲んでみた感想。


これは完璧なビールですな。(笑)

黒や白のホッピーは、あくまでビール”テイスト”なお味。
なんとなくビールっぽいんだけれど、炭酸清涼ジュースを飲んでいるような飲みやすさ、お酒に弱い方向けのお酒という感じがしたのだけれど、赤ホッピーはもうこれは完全にビール。


考えてみれば、厳選麦芽100%なんだから、もう明らかにビールそのものだろう。
でもビールと言っても、国産ビールと違って、ヨーロッパのビールのような、ちょっとフルーティーな味がするオシャレなテイストだと感じました。


とても爽やかな感触、肌触りと言うか、かなり美味しいです。
オシャレで高級なビールという感じでしょうかね。


さっそく赤ホッピー片手に、このお店の看板の上州豚を使用した「ホルモン刺」をオーダー。
もうひとり酒場放浪記状態のできあがり。(笑)


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この豚串、焼き鳥串はじつに美味しゅうございました。
肉汁ジューシーで香ばしい豚串、焼き鳥串。塩、タレの両方でいただきました。


酒の肴としては、この他にも、もっとも看板であるもつ煮込みもオーダーしましたよ。
もちろん目黒店限定の「ドカ盛り」で。(笑)


これは確かに凄かった。
絵的にあまりに汚いので、写真を掲載することははばかれるので、やめておきます。
でもこんな美味しいもつ煮込みを食べたのは初めてかも。

新鮮で歯ごたえのあるもつに、香ばしい味噌仕立ての濃厚なお味。
まさにこれぞ、究極のもつ煮込み!


今回は、赤ホッピーを飲みに来たのだけれど、夕ご飯も食べていなかったので、食も大いに注文した。寒い時期にはまだ早いけれど、もつ鍋もオーダー。


これは2人前からになるけれど、なかなかのお味でした。
もつ鍋なんていつ以来だろう?
じつに久しぶり。


もつ鍋は自分はいままで醤油仕立てベースが多かったんだけれど、ここは塩仕立てのもつ鍋。
もつはとても脂こってりの味で、その他、にらや他の野菜と食べるとじつに美味しいもつ鍋でした。
塩味もなかなかいけます。

もうこれだけでお腹一杯。


店主は締めにさらになにかいかがですか?と来るが、もうさすがに無理。


飲みのほうをちょっと頼む。

ここでメニューを見てみると、ホッピーのところに「下町ッピー」というのがある。
店主に聞いてみた。


自分は酒飲みではないので、そのときに店主から説明されたことを1回ではよく理解できなかった。
家に帰ってからあとで、ネットで調べてみてようやく理解できた。


下町ッピーというのは、下町ハイボールを白ホッピーで割ったお酒のことをいうのだ。


ではその下町ハイボールとは何なのか?


「下町ハイボール」の基本形は、酒場ごとに違いがある「謎のエキス」と焼酎を炭酸水で割って、レモンスライスを浮かべて飲む・・・といったもの。酒場によっては、炭酸水を入れる順番にこだわったり、その濃さを自分で選ぶことができる。


この「謎のエキス」とは何なのか?(笑)


「謎のエキス」は店独自のエキスであると言われており、そのミステリアスさが呑兵衛たちの心をくすぐる面があった。でも最近は、このエキスは市販されていて一般の人でも購入することができるようになったらしい。「謎のエキス」の中で一番有名なのは、東京都台東区にある「天羽飲料製造有限会社」が作っている「天羽の梅」というエキスで、他にも数社が同様の「下町ハイボール」のエキスを販売している。


自分が店主に聞いたとき、このような説明を受けた(もっと簡素な内容でですが)と思われるが、自分にはそのとき理解できなかった。


そのとき店主は、その焼酎のびんを実際見せてくれて、これに「謎のエキス」を入れるんですよ、というようなことを言っていたと今では思うのだ。


同じ東京の下町のローカルドリンクである「ホッピー」は、基本は関東圏の居酒屋が全体の8割の消費率だが、でも一般消費用として全国的にも浸透している。でもこの「下町ハイボール」は関東地区の酒場以外ではほとんど見かけることがない、と言われている。


ある意味、大変ローカルな飲み物なのだ。


つまり、このお店の下町ッピーというのは、焼酎に「謎のエキス」を入れて、それを白ホッピーで割ったお酒ということなのだ。(白ホッピーです。黒ホッピーはあり得ません。)



これが下町ッピー。


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グラスには、すでに焼酎と「謎のエキス」が入っている。
だからすでにもうこんなに量があるのだ。
また焼酎はふつう無色だと思うがこうやって色がついているということは、それが「謎のエキス」による ものなのだろう。その横が白ホッピー。(このお店はすぐに氷を入れてしまうので、2回目はさすがに断りづらく、仕方なく許容。)


白ホッピーでトクトク割ると、こんな感じで出来上がり。


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下町ッピーのお味は、酒飲みではない自分には、ふつうの焼酎の白ホッピー割りとそんなに大きく変わった味とは思えなかった。その「謎のエキス」の隠し味がわかる次元には、自分にはとても到らなかった。


差がわからなかった。


でもふつうに焼酎の白ホッピー割りで美味しかった。

この下町ッピーの存在を知って、改めて、下町ハイボールという超東京ローカルなお酒のことを知って勉強になりました。今回、赤ホッピーとこの下町ッピーを飲んだんだけれど、それでも下戸の自分には十分酔っぱらってしまった状態、中目黒から自分ちまで千鳥足で帰ったことは言うまでもありません。(笑)





まだお店に入る前の夕暮れ時、店の近くの目黒川に出会う。


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ここが桜の季節で有名な目黒川の桜なんだな。
今度、桜の季節に、ぜひ目黒川の桜を観に行こうとこのとき誓いました。










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ホッピー・デビュー [グルメ]

酒場放浪記を見ていると、「吉田類」も「おんな」のほうも、ホッピーが凄い出現率で登場する。
特に女性陣はホッピーが大好きです。


ホッピー?

なんだろう、それ?


自分はもともと酒呑みではないので、全く存在を知らなかった。
ビール、日本酒、ワイン、焼酎、そして紹興酒、ここら辺は、いくら下戸でも飲んだことあるし、自分の定番は、やはりビール、日本酒、ワインの3神酒。


ホッピーってなんか、名前が可愛らしいし、テレビの画面通して見る分には、なんかジュースみたいな感じでアルコール度数も弱そうで飲みやすそうだ。


無性にホッピーを飲んでみたくなった。

さっそく、オラが街のいつもの行きつけの居酒屋さんをネットで調べて、そのドリンク・メニューを調べる。


ホッピー、あった!!!

これはもう即実行!


その前にホッピーとはなんぞや?ということで、ネットの力を借りて説明してみよう。


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ホッピーは、ホッピービバレッジ株式会社が造っているお酒。


以前は赤提灯がかかった場末の飲み屋で多く見かける飲み物であり、 庶民の飲み物というイメージが強かった。だが、最近では大手の居酒屋や、洒落た飲食店でも見かけるようになった。


若者や女性が飲んでいるケースも多い。


石渡美奈社長の改革に起因しており、特にブランディングに力を入れたところが大きい。
彼女は創業者である石渡秀氏の孫にあたり、その手腕が評価され、メディアでひっぱりだこの人物だ。



ホッピーとはお酒にミックスするために作られた専用のドリンクのこと。ウィスキーにソーダをミックスするように、アルコール度数の強いお酒に混ぜて飲む。


ホッピー自体のアルコール度数は、0.8%と超弱い。
(1%を超えるとアルコールになってしまうのだが、それ以下なので清涼飲料水扱い。未成年でも飲めます。)


ずばり、ホッピーは焼酎に割って飲むお酒。いわゆる焼酎割りである。
居酒屋のメニューに書いてあるのは、”ホッピーセット”。

このセットを頼むと、ホッピーと焼酎が出てくる。

ホッピーは瓶に入っている。焼酎は最初は別だ。
グラスに入っている焼酎に、瓶のホッピーをトクトクと注いで出来上がり。


ホッピーには、黒(黒ホッピー)と白(白ホッピー)がある。


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焼酎のことを”なか”と呼ぶ。ホッピーのことを”そと”と呼ぶ。

焼酎だけをお代わりしたいときは、「ナカおかわりください。」
それを割るホッピーをお代わりしたいときは、「ソトおかわりください。」


ボトルを開けてグラスに注ぐと、見た目はビールにそっくりである。
(お味は、あとで自分の体験記で述べよう。)

焼酎とホッピーの混ぜ具合は、焼酎:ホッピー=1:5が黄金比である。


焼酎は、アルコール度数25%もあるそうなので、これくらいの比率が美味しくいただけるコツらしい。

自分は焼酎がこんなにアルコール度数が高いとは思わず、大失敗をしてしまったのだが、これもあとで。。。


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上の写真は、ホッピー専用のグラス。ホッピーというラベルが印字されている。
そのグラスのほうの下の方に星印が見えるだろう。
下の星印が、ここまで焼酎入れれば1:5になりますよ、という意味らしい。
さすがホッピー専用グラスだけある。(笑)



ホッピーが誕生したのは昭和23年、戦後の混乱期に焼酎と割ることで「うまくて安い酒」として評判になり定着。戦後ビールが高嶺の花だったころ、ビールの代替品として登場した。1948年から現在まで約70年間飲まれ続けるロングセラー商品。焼酎で割る飲み方は当時自然発生的に生まれたそうだ。


ホッピーの消費の主要エリアは東京・神奈川・埼玉の一都二県で8割を占める。
すごいローカルなお酒だったんですね。(笑)
どうりで知らないと思いました。


首都圏を地盤とした販売を行っていて、そのため東京を中心に大衆居酒屋でホッピーが扱われることが多い。またお酒の置いてあるスーパーなどでも一般向けのホッピーを購入できる。オンラインでも購入することができ、現在は全国でもホッピーが飲める場所が広がりつつあるそうだ。



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ホッピーは一般販売用と業務用とがある。
左の2本が一般販売用で、1番左がビールテイストの白ホッピーで、隣が黒ビール風のホッピーブラック。その隣は居酒屋などのお店用のホッピー。お店用のホッピーは黒も白もこの同じ瓶で出てきます。一番右は通称、赤ホッピーと呼ばれる「55ホッピー」という厳選麦芽100%のプレミアムホッピーである。


業務用ホッピーは360ml。
一般販売用ホッピーは330ml。



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赤ホッピーと呼ばれるこの「ホッピー55」は、ホッピー誕生55周年を記念して作られたプレミアムなホッピー。この赤ホッピーもお店ではなかなか出会うことが出来ない、ちょっとレアなホッピーである。麦芽使用率100%、海洋深層水を一部使用、さらに従来のホッピーの倍の醸造時間をかけてホッピーの製造技術を駆使して作られた。


その味はホッピー好きがこのホッピーを飲んでファンになることも多いくらい美味しいと評判らしい。

こんなレアなホッピー、どうやれば飲める機会に預かることができるのだろう?(笑)
飲んでみたいわ。


ホッピーを造っているホッピービバレッジの推奨のホッピーの飲み方。”3冷”


ホッピーを美味しく飲むには、3冷が条件。

ホッピーと焼酎を冷蔵庫、グラスを冷凍庫でよく冷やして、氷は入れずにホッピーを贅沢に一本注いで作ること!

氷を入れちゃうと、薄まってダメらしいです。


ホッピー、焼酎、グラスをキンキンに冷やすとのことですが、この3冷ホッピーを飲むことはなかなか難しいらしいです。これはそのお店の管理次第によるところが多いらしく、その3冷の条件に出会えることもなかなか難しいとか。


ホッピーセットを注文すると、マドラー(攪拌棒)が付いてくるが、これを使ってグルグルかき回してしまうとホッピーの風味と炭酸が飛んでしまいます。


そうなんですか・・・(^^;;。知らずに思いっきりかき混ぜていました。(笑)
やっぱりそうしちゃうよね。


ホッピーを勢いよく注いで焼酎と混ぜることで、風味と爽快感を残してビールのような泡のある美味しいホッピーが作れます・・・とのことです。


ホッピーをつくっているホッピービバレッジの工場は調布にあるのだそうだ。(ホッピービバレッジの会社自体は赤坂にある。)調布工場の設備は、ビール工場のそれと同じなんだそう。
もちろん、規模は大手ビールメーカーさんの10分の1以下ですが。
違っているのはアルコールの含量だけ。
なので、ホッピービバレッジさんでは地ビールも製造しているのだが、ホッピーと同じ設備でつくっているのだそうだ。


ホッピーは上述した調布工場で、毎日20万本つくられている。
もちろん自社工場による自社生産だ。
赤坂にある企業がなぜ調布という地域を選んだのか?

そこにもおいしいホッピーをつくりたいとの想いとこだわりがあった。


「調布の町にはホッピーづくりに適した豊富な地下水が流れています。
ですから、あの辺りには美味しくきれいな水が欠かせない、
深大寺そばや、大手ビール工場があるんですよ」


調べてみると、今でも調布市というのは、市民が利用する水道水の約3分の2が地下水だという。
そのうまい地下水からホッピーはつくられているのだ。


実は、ホッピーはガラス瓶に入った商品以外流通していない。
缶やペットボトル入りがないのだ。


「一番の理由は「味」です。創業者のこだわりである、選び抜かれた天然素材からつくられたホッピーの繊細なおいしさや香りを、少しも損なわずお客様に楽しんでいただくには、 無臭のガラス瓶が、一番適しているのです。また、ビンはリサイクルでき環境に優しいですから」(石渡氏)


う~ん、ホッピーとは、まさに東京ローカルなお酒だったんですね。


ホッピービバレッジは創業100周年を迎え、このホッピーを全国展開させるつもりはないのか?との質問に石渡美奈社長は、このように答えている。


「いえ。本社があり創業の地である赤坂、また工場がある調布の地に根ざした飲み物で在りたいと思っています。私どもが考えている会社の未来像は、小さくてもきらりと光り続ける組織です。その実現のためには、地域に密着し、地元のお客様から必要とされる企業として、さらなる成長をする必要があると考えています。」


残念ながら、ホッピーは東京周辺でないと飲めないようだ。(笑)


東京下町居酒屋だけに存在する地域密着型、庶民派のお酒なのだ。


以上のホッピー知識、下記からの引用です。


・こだわりの企業を見る。~小さなガラス瓶に込められた大きな思い。ホッピービバレッジ株式会社
http://www.kodawari-story.com/movie/hoppy-happy.html


・東京下町居酒屋の味、「ホッピー」の飲み方・作り方
https://matcha-jp.com/jp/891


・お酒が弱い人にもおすすめ。「ホッピー」が魅力的でヤバイ
https://matome.naver.jp/odai/2139521703416383501


・ホッピーの飲み方と初めてでも美味しいホッピーの作り方
https://hoppy-hoppy.com/hoppy-nomikata



ここからが自分のホッピー初体験談だ。

いつもの行けつけの居酒屋に入って、ホッピーセットを注文する。
氷は入れないでね、と催促。(笑)


最初に黒ホッピーのほうを頼んだ。
こんな感じで出てきた。


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う~ん、さすがに3冷の作法は、この店には難しかったようだ。
グラスもホッピー専用グラスではなかったし。
焼酎は、このように別グラスで提供された。


さっそく焼酎を、全部グラスの中に入れて、それをホッピーで割る。
ホッピーをグラスに注ぐときに、「ピッホー、ピッホー」と鳴いているように聞こえると仰っていましたが、自分にはそう聞こえませんでした。スミマセン。(笑)


なんせ、焼酎を全部入れて、その後、グラスに並々になるようにホッピーで割ったので、これは黄金比1:5なのかどうかも定かでありません。いい加減な性格ですみません。


そして、マドラー(攪拌棒)がついているから、どうしてもかき回してしまうよね。
作法を知りませんでした。

これで出来上がり。


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ホッピーを初めて飲んだ感想。

仰る通り、炭酸清涼飲料のビールテイストな感じであることは間違いない。
美味しいです。非常に飲みやすい。お酒の弱い人向けの優しいお酒ですね。
お酒というより、炭酸ジュースみたいな感じですね。しかも黒ビールの味がする・・・

自分は焼酎はあまり飲んだことがないので、焼酎の味というのをよく知らないのだが、焼酎はあまり前に出てこないでホッピーのビールっぽい感じが前に出てくるようなそんなお味です。


お酒を飲んでいるという感じが全くせず、炭酸ジュースを飲んでいる感じなので、もうグイグイ行ってしまいました。これが後で、大失敗を呼び起こすのですが、そのときはまったく露知らず。


そして白ホッピーも頼みました。


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白も同じような感じですね。黒のほうが、黒ビールっぽい麦芽風味やコクが強いというか。やっぱり白がスタンダードなのだろうけど。


自分は黒のほうが好みですね。


まったく酒を飲んでいるという感覚がないし、全く酔わないので、もう何杯もお代わりしました。
ナカおかわりください、ソトおかわりください、ってな感じで。(笑)


そしてホッピー片手に、ノンノン流ひとり酒場放浪記状態。(笑)


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なんか3時間くらい粘っていたと記憶しますが、終盤から急に酔いが回ってきてSOS状態。
世界がグルグル回る感じで、こりゃやばいな、と思い、急いでお勘定をして家路に急ぐ。

千鳥足でやっとこさ家に着いたら、もうベッドにバタンキュー。


久し振りにベロベロ酔い。しばらく酔っぱらって別世界をトリップしていました。(笑)
意識が戻ったのは、いつぐらいだろうか。


下戸だから自分の限界をよく知っているから、普段の飲み会でも自分のペースで飲む大人の飲み方を身に着けているので、さほど酔わないのですが、今回は参ったという感じ。


原因は焼酎ですね。


焼酎はアルコール度数25%とかなり強烈。ホッピーは0.8%。
焼酎割りのホッピーを飲んでいると酒というよりは炭酸ジュースを飲んでいる感じで、飲みやすいのでグイグイ行ってしまったのが知らず知らず焼酎を摂取してしまったところにあるのでしょう。


翌朝起きて、会社で仕事しているときも、なんかまだ眠いというか体が怠いという感じで酔いが抜けきれなかったです。焼酎恐るべしです。(でもそのままその日の会社の飲み会でも痛飲しました。(笑))


ホッピーは確かに飲みやすいお酒ですが、自分の酒飲み体質に合わせて、焼酎:ホッピーの比率を調節したほうがいいでしょう。


自分はいい加減にやってましたから。







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眠り病 [雑感]

昨日1日はいったいどうしてしまったのだろう?

前の晩、夜の0時に就寝という自分には珍しい規則正しい時間に眠くなり、そのまま寝て、翌朝8時に起床。


そこから顔を洗って、朝ごはんを食べたら、また無性に眠くなって、起きているのがつらいので、ベッドに横になったら、そのまま15時まで眠りこけてしまった。


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ネットサーフィンをしながら、ちょっと早いけど、お腹がすいたので、早めの晩ご飯でも食べようと思い、晩ご飯を食べたら、また無性に眠くなってきた。。。


なんなんだ、今日は?

と思いながら、仕方がないのでベッドで横になっていると、そのまま夜の21時半までぐっすり眠りこけてしまった。


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さすがに眼がぱっちり開いてきたが、なんか寝てばっかりで1日損をした気分。


そこから吉田類さんの酒場放浪記を見る。

類さん相変わらず飲ん兵衛さんだなぁ、飲み方がうまいなぁと感心しながら、つぎに歴史学者 磯田道史さんの明智光秀(来年の大河ドラマ)の特集番組を見る。


終わったら、夜中の0時。


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なんと!また眠くなってきた。(笑)


こりゃなんかおかしいぞ!

と思いながら、当初はあまりに眠すぎたので、今晩は徹夜するぞ、と思ったのだが、睡魔に勝てず、朝方の6時まで熟睡。


今日からまた会社生活。

いま早朝オフィスだが、また眠くなってきた・・・(笑)


普段、早く就寝できない夜更かし人間なので、大体夜中の2時頃に寝て、朝6時に起きて、会社に行く、という毎日。睡眠負債が蓄積されていたんだろうか?それがどっとやってきたんだろうか?


でも人間寝だめはできないと言われている。


今日1日就業時間内に眠くならないように祈りたい。(笑)


しかし寝るということは、こんなに気持ちのいいこととは!
精神的なストレスがあるときは、寝るに限る!
起きたら頭スカッとして、イヤなこともどこかにぶっ飛びます。




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アンネリーン・ヴァン・ワウエ、日本の雑誌でインタビュー [クラシック演奏家]

ベルギー出身の新星クラリネット奏者、アンネリーン・ヴァン・ワウエが日本の雑誌にインタビューで登場だ。アーティストとしてのひと通りの経歴は把握したが、やはり謎めいている部分が多くよくわからない、というのが実直な感想だ。だからインタビューだとその人柄や考え方がリアルに伝わってくるからとてもありがたい。


でもみんな反応早いな~。(笑)


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日本の雑誌でインタビューが実現する、ということは、来日した?いやそういうことはあるまい。
としたら、現地ベルギーまで出張して取材した?


すごい行動力だな、と思い、どのようなシチュエーションでインタビューが実現したのか、雑誌を入手したらまずそれを確認したいと思っていた。


彼女にインタビューをした雑誌は、管楽器専門月刊誌「パイパーズ」。


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へぇ~、管楽器専門の雑誌ってあるんですね。これは興味深い。
自分はいままで知らなかったです。

写真も豊富で、管楽器奏者へのインタビュー記事や取材、コラムなど、管楽器のことなら何でも来い的なアプローチで管楽器ファンにとって堪らない内容だと思う。


オーナーは(株)杉原書店さんだ。


さっそく彼女のインタビュー記事へ。


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まず、取材したシチュエーションの書いてある箇所を探した。


(聴き手)編集部:Skypeによるインタビュー


とクレジットされているではないか!


もう自分は思いっきり反応。(笑)

ついさきごろ自分の会社でのやりとりにSkypeのことが出てきたからだ。

会社での自分の仕事柄、TV会議や電話会議を頻繁に使う必要性があり、そのとき、Microsoftが提供するSkypeというインターネットTV電話会議モジュールの存在を知った。相変わらず旧式の方法でやっていた自分に「ノンノンさん、いまはもうSkypeを使いましょ!」と言われた。(笑)


うちの会社メールは、最近IBMからMicrosoftに鞍替えしたので、メール機能に予定表はもちろん会議室予約機能もセットでリンクされていて、会議室予約するときに、Skype機能も入っていて、会議室でSkypeでインターネットTV電話会議できるようになっているのだ。


ヘッドセット(ヘッドフォンとマイクのセット)を使っておこない、単にTV電話会議だけではなく、参加者が各自のPC端末の資料データなどをシェアして閲覧できる。


実使用経験者によると、概ねは大丈夫とも言えるが、時折、音が歪み、酷くなると画像や音声が中断するなど不安定要素も多いようだ。P2P通信をつかった技術で、2000年半ばごろにはすでに世に出ていた技術で今更新しいとは言えなさそうだ。

Microsoftのメールを使っているから出会った機能と言っていいだろう。


Skypeを使うには当然、自分と相手と同じ環境になくてはならず、PC端末にSkypeモジュールをダウンロードしないといけない。


アンネリーン・ヴァン・ワウエはSkype機能を普段も使っていたのかな?

それともこのインタビューのために彼女に同環境を整えさせたのかな?


いずれにせよ、このインタビュー手法はちょっと自分をドキっとさせた。


インタビュー記事を見ると、見開き5ページに渡り、かなり文字数のボリュームもある。
文字数多いので、これはどうやって文字起こしをやったのかな?と自然と余計な事を考えてしまう。

ふつうのインタビューだとICレコーダで録音して、後でテープ起こしをする、という作業だと思うが、Skypeを使ってのインタビューだと、あくまで自分の予想だが、Skypeの機能の中に録音機能ってあるんじゃないかな?そのままPCのHDDに録音すればいい。これでICレコーダの必要もない。


それを後で文字起こししてもいいし、音声→文字言語自動変換機能もひょっとしたらあるんじゃない。(笑)それくらいのニーズはインターネットTV電話会議システムなら予想できる必要アイテムだ。

だって会議の後には、必ず議事録というものを書かないといけないのは会社人の常識だからです。

インタビューだから、できれば相手の姿もふくめお互いを見たい訳で、PCにカメラを設置する必要がある。(昔のソニーVAIOには、液晶画面のセンター上部にカメラが内蔵されていました。)


記事に掲載されている写真は、アンネリーン・ヴァン・ワウエから提供された数枚の写真を使う、というやり方だ。

あとは文字、写真の構成をきちんとやれば、これでもう立派なインタビュー記事が完成してしまう。


来日の時のスケジュールを抑えるとか、逆に出張費もかからない遠距離の外国人演奏家のインタビュー記事が手軽にできてしまうひとつの方法なのではないだろうか?


でも、でも、でも・・・やっぱり本物のリアルなインタビューのほうがいいよね~。(笑)
専任のプロのカメラマンによる被写体の撮影で、写真が芸術のような美しい出来栄えだし、やっぱりF2F(face to face)でインタビューしたほうが情感もわくし、いい意味での思わぬアクシデントな展開もあるかもしれない。


出来上がった記事も、質感良さそう。

まっこういうインタビュー方式もあるんだな、ということを知ったということです。


インタビュー記事の内容を書いてしまうと、営業妨害でアウトなので、ネタバレはしません。

でも宣伝のため、ほんのちょっと教えちゃおう!


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自分が彼女の存在を知った時は、彼女の名前の邦訳はアンネリエン・ヴァン・ヴァウヴェだった。
でもこれじゃあまりに読みづらくてダメだろうと思って、きっと業界がもっとわかりやすいニックネームをつけてくれる、と思っていた。


この記事の編集部は、もっと読みやすい、アンネリーン・ヴァン・ワウエと邦訳していた。
これはグーですね。まだ読みづらいけれど、ずっと改善しました。


・クラリネットを選んだ理由

子供の頃は家でずっと歌を歌っていた。音楽でなにかをやりたいと思い、いろいろな楽器を探すうえで、人間の声に一番近いクラリネットを選んだ。


・ザビーネ・マイヤーに学んだ3つの大事なこと。

彼女はいろいろな先人に師事したのだが、その中でも1番長く、そして深くクラリネットのことを教えてくれた師匠はザビーネ・マイヤーだと言っている。音に対する考え方、様々な音楽の様式感に対する深い知識、ソロイストとしてのあるべき姿など。


・古典クラリネットの世界はまさに”パラレル・ワールド”


彼女はモダンだけではなく古典クラリネットも演奏する。そして勉強している。

モーツァルトのコンチェルトを献呈されたアントン・シュドラー、そしてブラームスにクラリネットの室内楽曲のすべてを書かせたリヒャルト・ミュールフェルト。


この2人が彼女にとって絶対的存在。

古典クラリネットを吹くときは、もうひとつの「パラレル・ワールド」が実現したみたいに感じる。



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・ヨガとパフォーマンスは全く同じもの!

彼女はヨガをやる。ヨガから学んだことは、「パフォーマンスとはパフォーマーの身体的な状態そのもの。」


・(インタビュー中、チョコレートを食べている彼女にツッコミを入れる。)やっぱりベルギー人なんですね。

体型を維持するために普段は食べないけれど、・・・ね!(笑)やっぱり血なのかな?チョコレートの国の人だから。(笑)


→この部分の記載で、Skypeインタビューにはお互いの姿が見えるカメラが設置されていることを悟る。


・PENTATONEから発売された今回のアルバム「ベル・エポック」について教えてください。

フランスものをただ集めただけでなく、1890~1910年のベル・エポック時代の作品に絞って録音しました。アールヌーボーに触発されて作ろうと思ったアルバムです。初期のアールヌーボーの運動でベルギーは象徴的な場所でしたから。あの時代の建築物や芸術のすべてが私は大好きで、同じ時代の作品を集めてアルバムを作ろうと思ったのです。



これくらいにしておく。


これでも100%の内容で、20%書いているかどうか、だ。

実際のインタビュー記事はもっともっと内容が濃く、彼女のクラリネット奏者としての方向性、考え方、そして人間性などとても興味深く引き出すことに成功した見事な記事だといえる。


もうこうなったら、生演奏で実際クラリネットを吹いているところを見てみたい。


誰か、日本に呼んでください!(笑)


このインタビュー記事を全文読みたければ、パイパーズを買いにリアル書店やネット書店にいますぐゴー!だ。



管楽器専門月刊誌 パイパーズのサイト











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いま酒場放浪記がマイブーム。 [グルメ]

酒場という聖地へ、
酒を求め、
肴を求めさまよう


いいな~、ここ1年思いっきり嵌っている番組。
自分は下戸なんだけれど、この番組大好き。


必ず録画して、毎日何回も繰り返して見てる。何回同じものを見ても飽きないんだよね。


もともとは、酒場おんなの美女たちが、酒場でグイグイ1人飲みする「おんな酒場放浪記」のほうが先に大ファンになってしまいハマりまくって観ていたのだが、やっぱり本家の吉田類さんのほうも見なきゃダメでしょ、ということで、吉田類さんの本家のほうも見たら、やっぱり吉田類さん、本物の飲ん兵衛!


酒の飲み方というのがわかっている、というか、飲み方がサマになっているんだよね。
カッコイイというかさすがだわ~っといっぺんに男ぼれ。


酒場詩人を名乗っているだけあって、出てくる酒の肴についてのコメントも深みがあって、やっぱり全体から醸し出している雰囲気が飲ん兵衛のオーラたっぷりで、酒場おんなたちのほうが素人に見えてしまうほど。


酒場放浪記は、東京の下町人情溢れる酒場の雰囲気がいかんなく現れていて、もう堪んなくいい!


ただ1杯やって、酒の肴をつまんで、お店の店主、そしてご常連さんとちょっと話するだけの本当にユル~イ番組なんだけどいいわ~。(笑)


この番組を見ているだけで普段の世知辛い世間の喧騒をどこかに追いやってくれる。
心のオアシスですね。


下町の酒場の雰囲気も、日本人でよかったわ~と思います。


出てくる酒の肴もホントにウマそう。
夜中にこれはテロでしょ?という感じで、お腹グ~。まさか夜中に食べちゃいかんでしょということで、絶え間なく湧き出る食欲との闘いなんだよね、この番組を見ているときは。。。


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この番組を見るようになって、はじめて知ったのがホッピー。
ビール、日本酒、焼酎などは当然飲んだことあるけれど、ホッピーってないんだよね。
番組では、すごい出現率で、ホッピーが登場する。


一度チャレンジしてみたいです。


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吉田類さん


いかにも見た目も飲ん兵衛そのもの(笑)。酒場放浪記という番組は、まさに吉田類さんのためにある番組だと思ってしまう。でもただの飲ん兵衛さんじゃないんだよね。じつは若い時は絵を描いていたという画家さんだったのだ。


画家の勉強のためにパリに10年も住んでいた経験もある。
芸術家なんだよね。本当はとても繊細で芸術肌の心の持ち主の方なんだと思います。

高知出身。小学生の頃に絵や俳句を習っていたというから、やっぱり芸術肌。


ニューヨークやヨーロッパを放浪しながら絵を勉強していて、シュールアートの画家としてパリで10年間暮らしていたそうだ。そして30歳代の時に日本に帰国してイラストレーターに転身。


1990年代から酒場や旅に対する執筆を始めた。酒場ライターや酒場詩人という肩書である。
人生いろいろあったけど、天職に辿り着いた!という感じですね。


1949年生まれの現在70歳。独身・一人暮らし。

公園で見つけた野良猫に「からし」という名を付けて飼い始め、17年間を一緒に過ごしていた。からしが死んだ後、虚脱感から立ち直るのに約5年を要したという。


いいわ~。(笑)


まさに自分の将来の姿はここにあるかも。自分の将来の姿かもしれん。(笑)



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「吉田類の酒場放浪記」は毎週月曜日の夜9時からBS-TBSで放映されている。(番組が始まったのは2003年から。)

おやじたちの月9と呼ばれているらしい。(笑)

日本中の酒飲み父ちゃんから愛されている。


そんな中、2014年1月30日の週刊文春で、

「吉田類の下戸疑惑」

なる特集が組まれたこともある。(笑)


ご本人もこんなことをツィートしている。
人生これくらいユル~イほうがいいね。


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女優さんの吉田羊さんも大のお酒好きで、名前が似ているので親子かと思われている方もいるかもですので、この際言っておきますが、まったく関係ありません。


でも吉田羊さんは吉田類さんの大ファンだそうで、つい最近ぴったんこカンカンで下町酒場で、念願の共演が実現できました。(ボクは、それを偶然見ていました。)


自分の気の向くままに、その場で出会った人たちとお酒を笑顔で飲み交わしている。
一度きりの人生なんだから吉田類さんのような生き方は素敵だなと思いますね。


自分は下戸で、職場の飲み会や、友人たちとの飲み会以外に、あまり酒場に出入りしたことがない人生だっただけに、この番組を見るようになってから、急に下町酒場の人情溢れる暖かさにほっこり気分。


酒が飲める人って、人生の大きな楽しみを持っていると言っていい。
うらやましいです。

自分は人生損している気分です。



酒場放浪記にハマりだしたきっかけだったのが、「おんな酒場放浪記」


酒場おんなたち。

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やっぱり自分は女性が大好きなので、嵌りだしたのはこっちの番組からだった。
美女たちが、酒場でグイグイ1人飲みするその絵柄は、かなり衝撃だった。
なんかただ見ているだけで目の保養になった。


「おんな酒場放浪記」は「吉田類の酒場放浪記」のスピンオフ番組である。
いまは毎週金曜日の夜11時から同じくBS-TBSで放映されている。


「おんな酒場放浪記」は、酒場おんな3人で、15分1本撮りを4本放映する60分番組という構成。
吉田類さんの本家のほうもそうだが、新作は最初の1本のみで、残りの3本は過去放映の再放送だ。

訪れる酒場は、吉田類さんが過去に訪れたお店を再訪する。


この酒場おんなたちの中で大ファンになってしまったのが、倉本康子さん。


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倉本康子さん


倉本さんは天真爛漫そのもので本当に笑うことが好き。なんか見ていてこちらまでが楽しくなるような屈託のない明るい性格で、本当に素晴らしいです。倉本さん見たさで、この「おんな酒場放浪記」を見るようになったと言ってもいいです。


倉本担当分が終わってしまうと楽しみが減ってガッカリみたいな・・・。


ファッションモデルがご職業ですね。スタイル抜群で、毎回出演するときのファッションも素晴らしいです。


「おんな酒場放浪記」のオープニングは、酒場通りみたいなところをスタイル抜群の女性が歩く後ろ姿、というシーンなのだが、これは吉祥寺のいせや総本店の様子で、その後ゆっくり夜の街を歩く倉本康子さんの後ろ姿なのだそうだ。



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囲碁棋士の万波奈穂さんもチャーミングだ。


こんな美貌の女性たちが、酒場ではグイグイと行ってしまう大酒豪たち、というそのギャップがなんとも堪んないのだ。(笑)その絵柄にノックアウトされてしまったところがある。


女性たちは、みんなホッピーが好きなんだよね。(笑)

ホッピー飲んでみたいです。


女性たちがグイグイいっちゃっているところを見ると、つくづく自分も飲めるようになりたいな~と思うのです。


酒場おんなはこのような陣営で臨んでいます。


現在


倉本康子(ファッションモデル、2012年4月7日~ )
寺澤ひろみ(ハーモニカ奏者、2014年10月11日~ )
弓木春奈(気象予報士、2019年1月18日~)


過去


古賀絵里子(写真家、2012年4月7日 ~ 2014年3月22日)
栗原友(料理家、2012年5月5日 ~ 2014年5月3日)
万波奈穂(女流囲碁棋士、2014年5月31日 ~ 2018年4月18日)


写真家の古賀絵里子さんも、じつはファンだったのだが、結婚され、京都に活動の中心を持っていかれたそうなので、出演できなくなったのが真相のようです。


特別番組も組まれることもある。


今年の3月に、海外ロケを敢行!


吉田類・倉本康子のフランス大紀行~美食と芸術を訪ねて~

フランス・パリを中心にフランスを周遊する1本3時間の番組を2週間に分けて放送。
(2本ともバッチリ録画しました。)


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これは最高に素晴らしかったです。吉田類さんは絵の勉強でパリに10年住んでいたので、その懐かしさを回顧したり、ワインの産地、ブルゴーニュを巡ったり、モンサンミッシェル、バスク、ノルマンディなどを巡る。酒と食と芸術と・・・


これはもう海外好きには堪りませんね。もう何回繰り返して見たことか!
何回観ても、新たな発見があってまったく飽きないです。


無性にフランスに行きたくなりました。


特に自分が1番魅力的に感じたのは、リヨンのブションという大衆食堂の文化。

当時貴族などが食べなかった内臓、モツ系を一般大衆向けに料理した一般大衆向けの食べ物。
日本の居酒屋でいうもつ煮のような感じなんだが、うまそう~。(^^;;


まさに東京での下町酒場人情的なものが、このブション文化と相通ずるところがあって、めちゃめちゃいいです。

このブション料理って東京にもお店あるみたいなので、近いうち取材してみたいです。


今後も、もっともっといろいろな海外ロケやってほしいです。


お酒が飲めない体質なんだけれど、こういう文化に心の安らぎ、癒しを感じるようになり、もう酒場放浪記、リピートして毎日見ています。(笑)











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B&W 800 歴代シリーズの聴き比べをしました。 [オーディオ]

都内某所のオーディオショップで、そんな興味深いイヴェントがあった。定員6名で抽選制。これは面白そうだな、と思い、ダメ元で申し込んでみたらすぐに確約の回答。さぞかし激混みの争奪戦なのだろうと思ったのだが、当日お店に行ってみると、なんと自分含めて2名しかいなかった。(笑)


店長さんも、いやぁこれは面白い企画だから、たくさん申し込みがあると思ったんですけどねぇ。
なんか予想外でがっかりですね。(苦笑)


店長さんの話だと、もともと中古でB&Wの800シリーズが、偶然とはいえ、過去一式のシリーズが集まってしまったのだそうだ。


Nautilus→D→Diamond(いわばD2)→そしてD3のB&Wの歴代シリーズが全部集まってしまった。


しかもこのデモの日の1週間後にSignature800も入荷予定だそうで、ついに800リーズ、全コンプリートすることになったそうだ。


年代的には言うと、Nautilus(2001年)→D(2005年)→Diamond(2010年)→D3(2015年)。


こうしてみると、B&Wは、5年間隔で新型SPの発表をしてきたことになる。
そうすると来年の2020年は、順当にいけば、ついにD3の後継バージョンが出る年だ。(本当?)


せっかく歴代シリーズが全部集まったんだから、じゃあ、同一ソースで同じときに聴き比べをしてみたら面白いんじゃないか? B&Wの技術の進化が実際その場、その瞬間で確認できるんだから、これは絶対面白いに決まっている!そんなことを体験したことのあるオーディオマニアって案外いないんじゃない?


そのショップの視聴ルームでのデモとなった。
正味1時間のデモ。そんなに時間がない。


800シリーズが全部って、どのように視聴ルームに格納されて、どうやって比較デモするのかな?とまず不思議に思ってしまった。


1時間も早くお店に着いてしまい、店内の展示品を見ながら時間をつぶす。
心はドキドキ。


そして2名で、視聴ルームに通されたら、こんな感じになっていた・・・(笑)


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カッ、カッコイイ!

そして美しすぎる!


壮観ですね。感動しました。


もうこれはオーディオマニアの方の間では有名な話ですが、B&WのSPって、真横から見ると男性の性器なんです。そして真上から見ると女性の性器なんです。そのように意図されてデザインされているんです。


数あるブランドのSPの中でも、まさにプロのスタジオでのモニターSPとしての王道の道を歩んできた。まさに堂々たる美しいフォルムです。


自分はオーディオマニアになってから、ずいぶんSP遍歴がありますが、でもずっとB&W一筋の人生を歩んでいました。その中でも800シリーズは最高峰。


送り手の駆動系含めたシステムはこんな感じ。


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エソのトラポに、プリ、パワーはマッキン。

デモソフトは4枚のCD。


(1)サラブライトマンの女性ボーカル。
(2)ベートーヴェン 9番第2楽章。
(3)Jazz Bigband系。
(4)宇多田ヒカル 女性ボーカル。


デモのやり方は、1世代づつ駆動系につなげて聴いて、終わったら、次の世代のSPにつなぎ替えて・・・その繰り返し。そうやって聴き比べをしていく。


B&WのSPは、底面にキャスターがついているからコロコロと床を転がして、交換していく訳だ。


こんな感じ。
最初はNautilus。写真では映っていないが、この左側に送り手側の駆動系がある。


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では順番に、印象を書いていってみよう。


●B&W Nautilus 800


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B&Wの最初のSPであるNautilus。そのフラグシップがこのNautilus800。これの塗装バージョン違いでSignature800というのがある。


Signatureの中はNautilusと同じで、塗装が違うだけである。


B&WのSPはなにをターゲット基準に新開発されてきたか、というと、”どんどん鳴らしやすくなるように!”というところだと言える。新型になればなるほど、簡単に鳴ってしまう、というところがミソだ。


この1番最初の頃のNautilusは、いかに鳴らすのが難しかったか!
簡単には鳴らないSPだった。


それこそオーディオマニアの腕の見せ所が試される。逆を言えば、いまの最新型のSPは誰もが苦労せずに簡単に鳴らせてしまう、簡単に鳴ってしまう・・・そんなところに特徴がある。骨のあるマニアの方は、最近のSPは簡単に鳴っちゃうから、すぐにいい音が出ちゃうから面白くないんだよね、という。苦労のし甲斐がない。なかなか鳴らないSPをいかに鳴らすように苦労するから、面白みがある訳であって・・・そんな時代のSPだった。Nautilusって。


でもクラシックのレーベル・スタジオは、いまだにこのNautilusが多い。プロは一度決めた自分のものさし、基準は簡単には変えない。どんなに新型が出ようが、スタジオはNautilusのままだ。でも最近はアビーロード・スタジオもD3にしちゃったし、そんなこだわりもなくなったのかも。


今回のデモのパワーはマッキンのMC462は、このNautilusを鳴らすには、ちょっと非力かもしれない、と店長さんは言っていた。ちょっと、無理がある。その後のシリーズは問題なく鳴らせるのだけれど、このNautilusはちょっと厳しいかな?


SPを鳴らすには、やっぱりパワーアンプが大きな影響力を及ぼす。
単にW数が大きければいいという問題ではなく、パワーからSPへ押し出す瞬発力の力があるアンプほど、SPを鳴らす能力がある。じゃあその瞬発力って具体的に、定量的に数字があるの?と言われれば、う~む、難しい問題。


ふつうはパワーアンプは、商品のグレードや価格帯などのランクで、判断しているところが多いのではないだろうか?


のちの新型バージョンと比較すると、Nautilusの特徴は、ツィーター(高域)がアルミドーム・ツイーターであること。そして、ウーハー(低域)がめちゃめちゃ固いことですね。後の新型になるほどウーハーが柔らかく、低域にスピード感と軽さが出ますね。このNautilusの頃の低域は、固いときはまともな満足な低音はでないのだけれど、こなれてくると、どっと押し寄せてくるような低域が出ますね。

でもちょっと重くて緩いかも?低域のリズムを取るのが難しいSPですね。自分はSignatureで相当この低域に苦労しています。いまでもですが。。。


デモソフトの最初のサラブライトマンをかけたら、予想以上によく鳴っていたので驚いてしまいました。ショップのデモや地方遠征のオフの時は、自分と同じSPでよく鳴っているのを聴かされると、青ざめますよね。


ヤバイという感じで。(笑)


でもその後のクラシックのベートーヴェンを再生したら、自分のところの鳴りとあまり変わらなくホッとしたりしました。

そのときに思ったこと。オーディオのこと考えるの久しぶりだったので、思い出しました。こういうデモの場合は、やっぱりポップスやジャズなどの女性ボーカルは絶対有利だと思うことです。
クラシックは不利ですね。同じものさしでは比較できませんね。


音の捉え方が違いますね。ポップスやジャズはオンマイク録音の音像型の録音。クラシックはオフマイク録音で、ホール全体を捉える音場型の録音。やっぱりポップスやジャズのほうが音の芯が厚く、定位感があって音がすごく良く感じる。デモ向きですね。時系列的にその後にすぐにクラシックをかけると、音が遠くて薄い感じがする。解像感や定位感も劣る感じがしてしまう。ワンポイントが基本だからある意味当然と言えば当然なのですが。ちょっと聴き劣りするような感覚になってしまう。


でも自分は普段オーディオでは、クラシックばかり聴いているから、そのことがわからないんですよね。その基準の中で暮らしているからわからない。その慣れた環境の中でいい録音とか、言って評価している。こういうデモのときに他ジャンルと比較して久しぶりに気づくという感じです。


これは単純にはどちらがいいとか、断言できないと思います。
クラシックの音の評価の基準はそれ独自に存在しますから。単純に他ジャンルとは比較できません。
評価基準と頭の切り替えが必要ですね。自分のオーディオ音楽脳は完全なクラシック脳です。


昔、オーディオの地方遠征で、クラシックの録音はよくない、と仰った御仁がいらっしゃったのを思い出しました。(笑)


今回のこのショップのNautilus800は、パワーが非力と言ってましたが、よく鳴っていたと思います。Nautilus/Signatureは自分のSPなので、想い入れが強く詳細に語りましたが、この後の新型シリーズは、自分の知らない世界のSPなので、印象だけサッと流していきます。



●B&W 800D


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前の世代のNautilusとの大きな違いは、ツィーターがアルミドームからダイアモンド・ツィーターに変わったこと。ネットワーク特性も18オクターブから6オクターブに切り方が変わった。位相特性も大きく改善していますね。


やっぱりサラブライドマンを聴いたときにはっきりと違うと感じたのは、音の拡がりや音場感が豊かに感じることですね。ベートーヴェンを再生した時も背景の空間の広さに結構差があるような気がします。でも自分が想像した思ったほど大きな違いではなかったですが、はっきり聴感上わかります。ダイアモンド・ツィーターの影響力は大きいと思いますね。


拡がりだけでなく当然ながら音の濃密度(情報量)も若干増えることと、これはオーケストラものを聴くとわかったのですが、各パートの分離度がよくなって混濁が少なくなりますね。Nautilusとの差はそれなりにあるかも?



●B&W 800Diamond


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言うところのD2と呼ばれている。その前のDとの大きな違いは、ウーハー。マグネットフェライトからネオジームへ変更。あくまで自分の駄耳での聴感上の印象ですが、この800全シリーズの中で、一番音がよくなったと感じたのは、このDiamond(D2)のときに切り替えたときでした。やっぱり低音が軽くなりましたね。低域にキレとスピードがあります。


ジャズなどでもベースのリズムが軽やかにリズムを刻むような感じで、音楽的に軽快な要素が強くなった。洗練された音ですね。前の世代のぐわっとくる量感的な低音がお好きな方はちょっと不満かもしれないけれど。ミッドレンジ(中域)、ツィーター(高域)もいい感じ。空間の拡がりや前後の感覚、オーケストラや声楽のパートの分離もよくなっていて、情報量が多くなったような印象ですね。洗練されたいい音ですね。自分はこのDiamondが好きですね。



●B&W 800D3


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Nautilus→D→Diamond(D2)までは、もう外観上のデザインを変えず、なんとかやってきたのだけれど、やはりこれ以上は限界。さらなる改善を図るには、もう大幅にデザインを変えるしかない。で、こういうデザインに。


もうあらゆる大幅な改善があるんだけれど、いままであまり変わっていなかったミッドレンジが、ケプラーから新型に変更。(名称忘れた。)世間巷では、みんなこのD3大絶賛してますよね。「スピーカーの存在が消えた!」とか・・・でも自分にはそこまでの衝撃はなかったです。(笑)


このミッドレンジの変更で音の立ち上がりは元より、ケプラー時代にあった音の立下り時のわさわさ感がなくなったとか・・・。


音のヌケ感がよくて、音の拡がりや濃密度(情報量)はさらに磨きをかけた感じで、みんなが大絶賛するのがよくわかる感じ。でも自分の駄耳では、D2のときのショックほどの衝撃がなかった。あまりそんな大きな差を感じなかったです。


自分にとって、オーディオというのは単に音がよければ最高。。。そんな単純なものではないです。
自分のオーディオ哲学に、”オーディオはインテリアである。”というのがあります。

オーディオは格好良くないといけない。


自分のリビングルームに置いて、音を聴くのはもちろんのこと、ずっとそれを眺めて生活していく訳ですから、そのデザインが、自分のお気に入りで格好良くなければ、自分の空間に自分の嗜好のもとにフィットしていないと、かなり苦痛だと思うのです。


そういう意味でデザインが自分にとって音以上に最優先かもしれない。
男性にとっての車に憧れるのと同じですね。格好よさ、フォルムの美しさがないとダメです。


そういう定義からすると、自分が気に入っていた以前のデザインを踏襲しつつ、音的にも衝撃的だったDiamond(D2)が自分の理想なのかな、と思いました。


800全シリーズを同一ソースで同じときに聴き比べて、その技術の進歩はかなりはっきりと聴感上わかります。技術の進歩はすごいと思います。


その進歩はなにか、と言えば、新しくなればなるほど、簡単に鳴りやすくなり、誰もが簡単にいい音が出せるようになったこと。そしてスピード、切れのある低域、空間の拡がり、情報量の多さ、3D的に空間表現が豊かになっていくということだと思います。


でも、自分はもうそんなにSPを買い替えるほどオーディオに投資するつもりは毛頭ないです。
音楽や旅行のほうにお金をかけたいです。(笑)











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8年ぶり 昔の彼女に再会したような・・・ [ジャズ]

自分のJazzライフを語る上で、外すことができないakikoライブに8年ぶりに行ってきた。


それこそ東京のライブハウスに連日通いまくり、湯水のようにお金を使いまくっていた時代の永遠のスター。

まったく後悔していない。


音楽に関して、人間ってのは、そのようにお金を投資しまくること自体、とても必要な儀式のようなものだ。音楽が好き、ということは、CDやレコードを蒐集し、ライブに行きまくること・・・。
それが生きがいの代償だ。


黒人の音楽をルーツにもつコテコテのジャズというよりは、もっとソフィスティケートされたポップスに近い感じの”akiko”という独自のブランドの音楽を築き上げてきた。


歌い方がとても格好良かった。


アルバムでは、ブラジル音楽を特集したVida以来、ご無沙汰になる。


でもSNSではフォローして、つねに近影をチェックしていた。
昔ライブに行きまくって拝見していた頃は、小っちゃな女の子というイメージがピッタリだったのだが、最近はとても女性らしい大柄なイメージに変化したように思えた。


そして昔は、コンサートには必ずMCが入り、天然気味のほんわかなお人柄だったが、いまはどうなのか?

ぜひ8年ぶりにakikoライブに行こう!と狙っていたのだ。


ニューアルバムが発売になった。



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Spectrum

akiko×林正樹




作曲家/ピアニストの林正樹氏とのコラボアルバムで、大半が書下ろしのオリジナルだ。

アナログや配信はいっさいせず、CDだけの発売だそうだ。


自分は最初聴いたとき、かなり戸惑った。


これはakikoの音楽じゃない!とまで思った。


彼女のブレスの発声は、吐き出すようにリズムを刻んだような格好よさがあって、それが独特の格好よさを醸し出しているのだが、このアルバムでは、しっとり静かに歌い上げるという感じで、いままでのakikoの作品にはない新境地だと思った。


伴奏がピアノだけ、というのもあるし、ジャズのスタンダードナンバーではなく、大半がオリジナル、というところにも起因すると思った。


とにかく自分が知っているいままでのakikoではなかった。
この作品を自分なりに浄化してakikoのイメージに織重ねるまでには時間がかかった。



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(c)akiko jazz official fanpage


このニューアルバム発売に合わせて、全国ツアーをしようという流れの一環。
東京公演は、原美術館でおこなわれた。


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原美術館は、現代美術の専門舘ですね。1979年に開館した。
東京都品川区北品川の閑静な住宅街に佇む。


この北品川の住宅街は、はじめて歩いてみたんだが、植樹が進んでいて緑が多く、とても閑静な高級住宅街という感じで、その中に紛れ込むように佇んでいて、非常にわかりずらい。人っ子一人歩いていないような静かなところなので、迷いに迷って、原美術館を探し出すまですごい時間がかかってしまった。


年間3-4回の展覧会を開催するほか、講演会や音楽・パフォーマンスなどの各種イベント、ワークショップなども実施している。


最初、なんで美術館でライブなの?と思ったのだが、きちんとそういう音楽ホールや中庭があるのだ。単に美術館というだけではなく総合施設という装い。少し早めに行って、原美術館を鑑賞しようと思った。


現代美術といういかにも現代アートの感性。
建物は、歴史のある古さが同居していて、独特の雰囲気だ。


akikoさんはこの原美術館が大のお気に入りで大好きなのだそうだ。
前回もこの原美術館でライブをやったそうな。。。


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こんなレトロな公衆電話まであって、思わずノスタルジーな昭和の雰囲気が(笑)。


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そしていよいよ音楽ホール開館。
こんなところ。


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思っていたより狭くて、これだけステージが近いとakikoさんとの距離が近くて、照れちゃうなとか思ってしまいました。(笑)しかもこの狭さだとPAを使うジャズライブだと音が飽和して耳が痛いんではないか、と予想したが、もう全然そんなことなし。PAの設定が上手で、サチることとは無縁のじつに素晴らしいサウンドバランスでした。また原則ピアノだけですからね。



自分が職業柄まず目についたのはこれ。


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多面体(正12面体)の無指向型スピーカー。
sonihouseのものだそうだ。


この無指向型を使うのは、なかなかやるな~と思ってしまった。
ステージの後ろと、客席背後の左右にそれぞれひとつずつの合計3つのスピーカーによるサラウンドだった。


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じつは当日は晴天だったら、中庭で野外ライブの予定だったので、このように音が無指向の方向性で発散されるスピーカーのほうが都合がいいからだろう。



今回のニューアルバムではピアノとボーカルというシンプルな構成なのだが、もうひとつ隠し味があって、ステージにセッティングされたこれ。


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アルバムを聴いていると、ところどころにじつに隠し味的に通奏低音のようなものが鳴っていたりしていて、じつは家ではその正体が理解できていなかった。あれ?家が揺れている?という感じで、なんだろう?とずっと思っていた。またあきらかな電子音の効果音的なものも付加されている。


これが正体だった。


Fumitake Tamura氏が、外見はパソコンに向かってメールを打っているみたい(笑)だけなのだが、ピアノの音に効果音をつけたり、独特の電子音の効果音を付加して、世界観を豊かにする。




音楽ホールの入り口はこんなドリンクバーがある。


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でもこの日は休業状態で、中庭のほうで、akikoさん提供のBOTTEGAのスパークリングワインをWASARAのワイングラスで楽しむという粋なプレゼントがあった。この入り口から中庭が広がっているのだ。


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まさにグラインドボーン音楽祭状態。(笑)



本当は、この日は、この中庭で野外ライブの予定だったのだ。
akikoさんもずっとそれを楽しみにしていたのに~!と言っていて、本当に残念。
あいにくこの日は雨模様で室内のホールの方で。



さっ、いよいよコンサートの話に移ろう!


客層は圧倒的に女性ファン!
80~90%が若いファッショナブルな女性。


こうしてみるとakikoファン層は、しっかりと若い女性の心を掴んでいるんだな、と思いました。


はじめに、akikoさんが

Test,Test,One,Two,One,Two・・・Test,Test,One,Two,One,Two・・・


と歌い出した。自分は猛烈に反応。(笑)


当時の曲から歌い出してくれると、一気に自分は青春にカムバック。


でもやはりコンサートは、今回のニューアルバムを中心に構成された。
ピアノ+電子効果音が紡ぎ出す世界は幻想的で、しっとりと歌い上げる。
akikoの新しい世界は、自分はこのコンサートを体験して、はじめてようやく自分のモノにできたような気がする。


いま、こうやってライブが終わって、日記を書いていて、ずっとオーディオで繰り返して聴いているのだが、いいアルバムだなぁとしみじみ。



実物で観るakikoさんは、やはり予想をした通り、自分の青春時代から比較すると、ずっと体格も大きくなり、ぐっと大人の女性に変わっていた。若い頃にはなかった大人の女性としての妖艶な美しさがあった。


ぐっと魅力的な女性に変貌していた。


そしてMCも、心なしか大人の雰囲気だったような気がする。
それは観客席と近い距離感というのもあるし、ピアノだけのしっとり雰囲気ということもあって、落ち着いた大人の雰囲気だった。


若い頃は結構茶目っ気たっぷりのやんちゃな感じだったのだが、いまは結構大人的な真面目な話もきちんとする・・・、でも笑いもきちんとあって、終始和やかな感じ。あのほんわかな人柄は変わってませんでしたね。


ぐっと大人の女性の雰囲気だった。



昔の彼女に再会したような・・・時代を感じつつも、なんとも懐かしいような、変わっていないような・・・。




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(c)akiko jazz official fanpage
終演後、原美術館の中庭で、本日のBOTTEGAのスパークリングワインと。



残念なことに、原美術館は来年閉館してしまう。
どうしても中庭での野外ライブをやりたかった。



来年の閉館前にリベンジの野外ライブをやりたい!というリベンジ宣言も出ました。(笑)







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