SSブログ

東京・春・音楽祭2020 波乱の先行予約初日 サーバーダウン [クラシック雑感]

今日は朝早くに起きて、もうスタンバイOK。勝負は10時スタートだ!


東京春祭2020.jpg


東京・春・音楽祭2020の先行予約開始日である。


もちろん自分の狙いは、この音楽祭の目玉であるN響&ワーグナーの演奏会形式公演のチケット。

2010年からスタートしたこの連載、ついに来年の2020年が最終年。


演目は「トリスタンとイゾルデ」。
指揮がマレク・ヤノフスキ。


最高のお膳立て。
もう絶対に獲らないといけない。


まっ最初は繋がらないけれど、10分くらいしたら繋がるかな?
毎年経験しているプロだから、もうそんな感覚でいた。


さっそく15分前に、PCに向かってサイトにアクセスをする。

・・・・・・

そうするとあれ?繋がらないのだ。(笑)


何回やっても、いろいろなリンク先からもトライしても

Error Database Connection

とエラーメッセージが出る。


あちゃ~みんなこの日は争奪戦だからアクセス集中して、ついにサーバーダウンしてしまった。サーバーダウンということは、みんなもアクセスできない訳だから、チケットがどんどん売れていくということはないにしても、なんか気持ち的に焦る~。(笑)


いろいろ健闘したところ、どうやら表の入り口のところがダウンしているようだ。
そして東京・春・音楽祭の特に2020年分のところがダウン。


ネットで東京・春・音楽祭で検索して、そのキーワードをクリックしてもダウンで入れない。

仕方がないから、表を通らずダイレクトで、枝分かれのリンク先から入ると、すんなり購入画面に入ることができた。


毎年いつもは、ビジー状態でしばらく待たないと繋がらないが、いまダウン中で、この裏技から入っている人は少ないと思われ、何回トライしても一発でスイスイと購入画面に繋がる。(笑)


もう自分はドキドキでしたよ。
間違ってないよな?


確かに2020年のトリスタンとイゾルデだよな?

もう何回も繰り返し確認しました。


トラブルあったから、早くチケットを確定したい気持ちもあって、クレジットカード払い、郵送ではなく、コンビニで現金支払い、その場でチケット受け取りにして、すぐ今日のうちに処理してきました。


DSC01790.JPG


あ~すっきりした。


紙のチケットの印字でちゃんとトリスタンとイゾルデと書かれていることをもう一回確認したりして。。。(笑)これでようやく波乱のドキドキから気持ちが落ち着いた。


いやぁ~こんなことってあるんだね。
N響&ワーグナー公演は8年間チケット獲ってきたけど初めての経験です。

東京春祭運営サイドもまさかのドッキリでしたでしょ。(笑)


東京・春・音楽祭の最大の目玉であったN響&ワーグナー演奏会シリーズ。
こんな歴史でした。


2019年 vol.10 《さまよえるオランダ人》

2018年 vol.9  《ローエングリン》

2017年 vol.8 『ニーベルングの指環』 第3日 《神々の黄昏》

2016年 vol.7 『ニーベルングの指環』 第2日 《ジークフリート》

2015年 vol.6 『ニーベルングの指環』 第1日《ワルキューレ》

2014年 vol.5 『ニーベルングの指環』 序夜《ラインの黄金》

2013年 vol.4 《ニュルンベルクのマイスタージンガー》

2012年 vol.3 《タンホイザー》[ドレスデン版]

2011年 vol.2 《ローエングリン》
※ 震災の影響により中止となりました。
 
2010年 vol.1 《パルジファル》


自分は2012年のタンホイザーから参加したから、結局初年度のパルジファルだけが観れていなくて、N響の演奏会形式で、ワーグナーオペラ10大作品のうち、9作品までをこのコンビで鑑賞してきたことになる。


本当に感慨深いですよ。
自分を誉めてやりたいです。


ノンノン2020プロジェクトのおかげで、アウトの支出をできる限り抑えて、貯蓄に回さないといけなかったので、2018年度から座席もかなりランクを下げてコストダウンを図りました。


でも最終章の2020年は、文句なしにS席で歌手ものには最適の”超前方かぶりつき”の席にしました。


来年でこのシリーズ終わってしまうので、次の年からなにをやるのかな?
楽しみです。


来年の最終章のトリスタンとイゾルデ。


自分は密かに、シュテファン・グールドにニーナ・ステンメの黄金タッグを期待していた。
特にイゾルデ役100回以上を演じてきた、まさにこの役と言ったらステンメ様な訳だが、ぜひ生でステンメ様のイゾルデの愛と死を聴きたかった。


今回の配役は、アンドレアス・シャーガー、ペトラ・ラングのコンビ。他にもエリザベート・クールマンも登場、そして常連のアイン・アンガー。日本勢もこれまた常連の甲斐栄次郎さん。


harusaisenkou[1].jpg


もうファイナルに相応しい豪華キャストです。


アンドレアス・シャーガーは、この東京春祭でジークフリートのときがあまりに凄すぎて自分の中では最高のバリトンの1人。ペトラ・ラングは、自分がバイロイト音楽祭に行って、トリスタンとイゾルデを観劇した時に、イゾルデを歌っていたのが、このペトラ・ラングだった。そのとき、自分は日記で、ステンメと比較すると、イゾルデとしての声の陰影感、深さなどまだまだの感がある、なんて日記に書いていた。(笑)


でもペトラ・ラングは年々成長著しくて、2018年のローエングリンでは、演奏会形式なのに、まさに役に入りきったプロとしての表情、演技作りに完全に主役を食っていたところに心底本物感を感じました。


ペトラ・ラングの愛と死、本当に楽しみです。


もう来年の大興奮が待ち遠しい。


ノンノン2020プロジェクトのおかげで、どうしてもアウト(支出)を抑えないといけない。


「定額のインに対して、予想だにしないアウト。」


というのが世間の常識ですが、この東京春祭のN響&ワーグナー演奏会形式だけは、もうこれは年初の期初予算作成の時に、すでに予算計上されている案件なのです。


ですから、この出費はもう覚悟の上。


だから、昔は東京春祭は、たくさんの公演に行っていたけれど、昨今の緊縮財政モードに入ってからは、N響&ワーグナーシリーズと川本嘉子さんのブラームス室内楽の2公演だけに絞っています。


川本さんのブラームスは、今年は去年に引き続き、ピアノにエリザーベト・レオンスカヤが登場という大物ビックリポンでこれまた非常に楽しみです。


川本さんのチケットはこれから獲ります。






nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。