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朝食にエダムチーズ [海外音楽鑑賞旅行]

マーラーがメンゲルベルク邸で朝食に食べていたエダムチーズ。
はて、エダムチーズとは何なのか?


チーズのことにはあまり詳しくない自分にとって、エダムチーズのことを調べてぜひ体験してみて日記にしてみたかった。


エダムチーズは、ゴーダチーズと並ぶオランダの代表的なチーズのひとつ。北部のエダム地方が原産で、牛乳を原料としている。 製造には脱脂乳を使用する。いつごろかは明らかにされていないが、かつては全乳を使用していた。脂肪分が低いチーズとして有名。熟成にはチーズダニを用いる。


戦後日本に輸入されたチーズの第一号ともいわれる。オランダからの輸出用のエダムチーズには赤色のパラフィンワックスがかけられていることから、日本では赤玉とも呼ばれた。オランダ国内消費用のエダムチーズには黄色のワックスが施される。 種別はハードチーズに分類されそのまま食べるほか、粉チーズとして料理に使われることも多い。


オランダから輸出されるエダムチーズは、見かけは、こういう外皮に赤いワックスがかけられているんですね。まるで見かけはリンゴみたいです。逆にオランダ国内商品用に黄色のワックスがかけられています。ワックスというのは外気から中のチーズを守る皮みたいなものです。


エダムチーズ


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こういう丸形の球状タイプは、まさに”赤玉”と呼ばれています。


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エダムチーズは外気に一度さらすと、もう乾燥してしまいカチカチになってしまいます。だから赤玉で買う場合はいいですが、それじゃ多すぎる、200g,400gだけ買いたい場合というは、このように真空パックになっているんです。自分もこの真空パックにされている200gを買いました。


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エダムチーズというのを自分で食べてみたいために、ネット通販で売っているエダムチーズを買ってみました。最初、赤玉を丸々1個買おうと思いましたが、さすがに多すぎると思い、先の写真のように200gだけの真空パックに入ったものを買ったのです。


そしてその真空パックを剥がして取り出したのがこれです。
これは私の買ったエダムチーズの本当の実物の写真です。


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さて、このエダムチーズの外皮の赤いワックスを剥がします。
もう手で簡単にパカッという感じであっさり取り外せます。
最初包丁で剥かないといけないのかな、と思っていましたから。


そしてはじめて食べてみたエダムチーズの食感の感想。

これはいわゆる調理用として食用のあのまろやかな香ばしいチーズとは全然違う。


いわゆる加工していないチーズの素のような味でした。いわゆるクサイんですよね。(笑)あの独特のチーズの臭みというか、食べてみれば確かに美味しいとは思いますが、日本人がチーズに抱いているあの香ばしいチーズの味ではない。かなりクサイです。あ~、取り立てのチーズってもともとはこんな味がするのかもなぁ、というそんな味なんです。レストランで食べるあういう洗練されたチーズの味ではないです。もっと臭みが激しくて、クセのあるチーズの原形のような味がします。


チーズの種類としては、ハードタイプのチーズだと思います。とても固いです。マーラーがメンゲルベルク邸で朝食にエダムチーズをちぎって食べていると、アルマ宛の手紙に書いているんだが、ここにはどうも疑問符がある。”ちぎって”という表現。ハードタイプのチーズなので、”ちぎって”はおかしい。ナイフを入れて食べやすい一片にするか、そのままかぶりつくか、なのだと思うのである。”ちぎって”では食べられないと思う。


それじゃオランダでエダムチーズならんで代表的なチーズのひとつであるゴーダチーズとはどのようなものか?


ゴーダチーズ

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ゴーダチーズは、エダムチーズと並ぶオランダの代表的なチーズ。オランダでのチーズ生産量の60%を占める。ロッテルダム近郊の町、ゴーダで作られたことからこの名前がついた。


外見は黄色がかった茶色い円盤型で、正式なサイズが直径35cm×高さ11cm・重さ約12kgと決められており、それより小さなものを総称して「ベビーゴーダ」と呼んでいる。中は白から黄色。熟成と共に色が変化する。熟成されたゴーダの中には表面が黒いものもある。 クミンシードやニンニクなどを用いて香りをつけたものもある。 主な材料は牛乳とレンネット。


チーズの種類としてはセミハードに分類される。味はマイルドで日本では比較的広く親しまれている。 オランダでは土産物として空港などで売られている他、食料品店、チーズ販売店などでもほぼ置いている。チーズ店などでは特に包装をしていないものを常温で積み上げている場合もある。これは表面をロウでコーティングしてあり、ナイフを入れない限り熟成が急激に進む心配がないため。他に、フィルムにくるんだものや、真空パックのように包装したものもある。


日本では、チェダーチーズと並んでプロセスチーズの主要な原料として用いられているとされる。また、ゴーダチーズを原料としたスライスチーズが明治から販売されている。


ゴーダチーズというのは、ある意味我々がヨーロッパで見かけるチーズの代表的なものなのかもしれませんね。円盤型で、黄色のワックスでコーティングされているもの。



5月に行くアムステルダム、いやオランダの国自体は、まさにチーズの国。

チーズを売っているチーズ専門店はそれこそたくさんある。


日本には絶対存在しないこういう円盤型のワックスコーティングされたチーズが山のように置いてあるそんな風景なお店だ。


そんなアムステルダムにあるチーズ専門店を紹介するページを発見した。
情報元:https://plusdutch.com/blog/cheeseshop-amsterdam/



この情報元のHPに基づいてアムステルダムにあるチーズ専門店を紹介してみる。


Old Amsterdam Cheese Store

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アムステルダム市内に3店舗ある、オールドアムステルダムチーズの専門店。店内にはチーズのテイスティングルームがあり、オランダのアムステルダムチーズと他のユニークなオランダのチーズの味を体験できます。所要時間1時間のチーズ&ワインのテイスティングでは、ソムリエが選んだ3種類のワインと一緒に5種類の優秀なチーズを試飲できます。(要予約)



Henri Willig Cheese & More

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多くの店舗をかまえるチーズ社「Henri Willig」のチーズの品種と味は高品質で、国際的に評価されています。アムステルダム市内のいたるところにお店があり、定番のお土産チーズショップではないでしょうか。種類が多く、お土産としてのサイズ感も程よく、パッケージもお洒落なので、贈り物として人気があります。



De Kaaskamer

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店内には所狭しとチーズが積んである、ザ・チーズ屋さん。
100種類以上の厳選された世界のチーズが食べ比べ可能です。
ワインや自家製サラダ、テイクアウトサンドイッチも販売しています。



Kaashuis Tromp

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オランダのナショナルチェーンのチーズ店。
あらゆる種類のオランダチーズが手に入ります。
焼きたてのパンとチーズのサンドイッチが人気で、ランチタイムには行列も。



Dutch Delicacy – De Mannen Van Kaas

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バジルやベリーなどを混ぜたカラフルなチーズを取り揃えているチーズ屋さん。ビビットカラーのチーズは、驚かれるお土産にもなります。パンやコーヒーなども販売しているベーカリーなのですが、広い店内には多種類のチーズやチーズナイフなどの雑貨なども取り扱っています。



Reypenaer Tasting Room

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こちらはチーズの試食専門店。創業110年のライプナー社製チーズは歴史ある熟成プロセスが独特で、世界最大級のチーズ品評会で受賞したチーズが多いことでも有名です。アムステルダムにあるチーズテイスティングルームでは、チーズソムリエ指導のもとにライプナー社製のチーズを試食することができます。(要予約)


あ~自分はここがいいです。円盤型の大きなチーズを持って帰ったり、輸送したりするのは大変だからお土産にして買うのは大変だけれど、こういう試食専門店だったら全然いいです~。(笑)


これらのお店の住所アドレスは、この内容の情報元になっている先のURLの中のページに記載されています。興味のある方はぜひご覧になってください。


やっぱりチーズの国、オランダ、アムステルダムですね。


上のような写真の円盤型のチーズが店内に所狭しと積まれる姿って、やはりそこの原産地の国でないと存在しないチーズのお店ですね。



さて、ネット通販で単にエダムチーズを食べただけでは、やはりやや欲求不満。
それもハードタイプのチーズで食用にしては独特の臭みのある味。


やっぱり日本人のテイストにあった食用しての美味しいチーズ料理を1品くらい食べて、日記の締めにしたいと思った。やはり日本人はこっちだよ・・・的な。


横浜にあるチーズカフェに行ってきた。

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チーズ料理を食べさせてくれるお店は結構高級なところからいろいろあるのだが、ここは店内がとてもカジュアルな感じで若者向きのお店。自分にはこちらのほうが向いているな、と思いました。


女性の接客店員さんや、コックもみんなすごい若い。
とても活気があって元気をもらった感じでした。
すごく気分がよかったです。


チーズの世界はやはり女性の世界。店内は女性ばかりかな、と思ったけれど、カップルが多かったですね。自分はカウンターで女性店員にすごく優しくされました。


店内は、カジュアルで気取っていなくてとても雰囲気がいい。


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自分は事前にこれが食べたいというのをこのお店のHPのメニューで決めていた。やはりチーズのパスタと、ステーキをラクレットでチーズをたっぷりというのが狙っていたものだった。


ラクレットというのは、あのチーズをとろ~りと削ぎ落してかけることである。たぶんみなさんテレビで見たこと絶対あると思う。ラクレットはインスタ映えするということで、若者はみんなそのラクレットのとろ~りの瞬間を撮影してインスタにアップしていますね。いまとても大人気です。


自分もこれをやろうと思ったのです。(笑)
このラクレットが1番楽しみだった。


ところがいまはラクレットはやっていないという。
もうガックリ。(笑)


カウンターでよかったと思ったのは、パスタにチーズをまぶすその瞬間を見れること。コックさんも自分に見せるために、目の前でやってくれた。カウンターでよかった思った瞬間です。


こうやってチーズの塊のすり鉢状のものをドカンと目の前に置きます。これ全部チーズでできています。そしてナイフみたいなもので表面をそぎ落としてチーズをはぎ取ります。


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そして茹で上がったパスタとスープをそのチーズでできたすり鉢状の中にそのまま入れて、そこでチーズを満遍なく絡めトロットロにするのです。まさにチーズのすり鉢でチーズにまぶされながらチーズでトロっトロ。


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そしてチーズパスタ完成。


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これは最高に美味しい!


パスタでこんな美味しいのを食べたことない。チーズのなんとクリーミーで甘くて香ばしいことか!


量が少なかったので、足りなくて、チーズリゾットも注文しました。

そうしたらやり方はまったく同じ。


目の前にチーズでできたすり鉢をど~んと置く。
表面を削ってチーズをそぎ落とす。

そしてリゾットをこの中に入れてチーズとともに満遍なくかき混ぜる。


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そして出来上がり。チーズリゾット。


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これも溜まりませんね。こんな美味しいチーズリゾットもはじめて食べた。
普段あまりいいものを食べていないので。(笑)


これはカウンターにいたから楽しめたショーでしたね。


ところでチーズはハイカロリー。


それはわかっていたけれど、食事節制をずっと続けるとストレスがどうしても溜まってきます。1日くらい羽目を外すのはよいか、と思います。


明日からまた食事節制の生活と1万歩のウォーキングですね。






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