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ムーミンバレーパーク [雑感]

自分のHN(Handle Name)であるノンノンは、このムーミンから来ている。


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ムーミンの彼女のことをノンノンと言った。
これは自分の小学生のときのあだ名だった。
本名の性の名前からノンノンとみんなから言われていた。


SNSをやるときにHNをどうしようか悩んだが、この小学生のときのあだ名ノンノンにすることにしたのだ。


ただ、ノンノンというのは、これは自分が小学生のときの名前で、その後いろいろ経過を得て、フローレンになったり、いまはスノークのお嬢さんというのだそうだ。


時代を感じますね。自分が小学生のときは、間違いなくムーミンの彼女は絶対ノンノンだった。ノンノンからフローレンに改名した理由は、ノンノンというのは、non-nonということで否定語が2つ続くのはよくないという理由だからだった。


そんな2018年のある日のこと、自分の通勤路で、会社からの帰路、東横線の乗り換え駅で19:30頃に自分の前を必ず通ってその駅に停車する電車があるのだ。


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それがこの飯能行きの電車。


自分が階段から降りてきてホームに降り立つときに、もう毎日、毎回と言っていいほどそのタイミングで、必ずこの飯能行き電車が入ってきて停まるのだ。


飯能なんて珍しい名前でどこにある街なのだろう?くらいだったが、とにかく、毎日、毎時間決まった時間に必ず自分の目の前に遭遇する電車なので、否が応でも脳裏に刻み込まれてしまった。


そんな現象が起き始めてから、1か月後のこと、埼玉県飯能市にムーミンバレーパークが2019年の春にグランドオープンするというニュースが飛び込んできた!


そういうことだったのか!(笑)


飯能のムーミンバレーパークがオレを呼んでいるんだな、とすぐにピンと来て、これはぜひ行かねばなるまい、と決意を新たにした。


なかなか行く機会を捉えることができず、結局1年も経ってしまったが、一昨日2020年8月9日、この日はムーミンの原作者、トーベ・ヤンソンの誕生日にあたり、この日をムーミンの日としており、16回目、75周年のアニバーサリーな日となり、その記念日に訪れることができた。


普段ムーミンバレーパークのことはまったく頭から飛んでいたのだけれど、その日の朝ベッドの中でスマホを眺めていたら、今日はムーミンの日ということを知り、即座に決断。


よしこれから飯能に行こう!


即決である。

だから計画的でもないし、思いつきで決断したのである。


ここでムーミンのことをちょっとおさらいしてみよう。


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ムーミンは、スウェーデン語系フィンランド人のトーベ・ヤンソン(1914—2001)によって生み出された。小説、コミックス、絵本として描かれ、それをもとにたくさんのアニメ作品、キャラクターグッズ、スポットが作られて、いまも世界中で愛されている。



こちらが原作者のトーベ・ヤンソン。


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ムーミンの作者であるトーベ・ヤンソンは、1914年、彫刻家と商業画家の娘としてフィンランドの首都ヘルシンキに誕生。幼い頃から才能を発揮し、画家、イラストレーターとしても活躍。1945年に童話「小さなトロールと大きな洪水」を発表し、ムーミンをこの世に送り出した。2001年に世を去るまで、精力的に創作活動を続け、ムーミン以外の大人向けの小説、フレスコ画など、ジャンルにとらわれない多くの作品を残している。



1945年、長かった戦争はようやく終わった。戦後の混乱の中、後に世界を席巻するムーミンシリーズの第一作「小さなトロールと大きな洪水」は、粗末な装丁でひっそりと出版された。ムーミントロールの母子が、失踪してしまった父を捜す道のりを描いた物語である。表紙を入れても48ページしかない小冊子で、本屋ではなく駅の売店や新聞スタンドに並べられたという。この第一作は商業的には決して成功とはいえず、それどころかわずかな部数で絶版となったきり、以後トーベ自身の意向によって1991年まで再版されず「幻の作品」となるのだが、幼い頃から絵を書くことと同じくらいお話を作ることが好きだったトーベは、画業の傍らこつこつと執筆を続け、次々に続編を発表していったのだった。


1948年の第三作「たのしいムーミン一家」は、ついに母国フィンランドと隣国スウェーデンで大きな評判をとった。ただそれでもそれが英訳され、児童文学王国イギリスで出版されたのは、いくつもの偶然に助けられてのことであった。ところがこの北欧の小国からきた奇妙ないきものたちのお話は、たちまちのうちに目の肥えたイギリスの読書人たちの心を掴み、思いがけない大ヒットとなったのだった。


さらにそれをきっかけとして1954年に始まった、当時世界最大の発行部数を誇ったロンドンの夕刊紙 「イブニングニュース」での漫画連載が、ムーミンの人気を決定づけた。イギリスにとどまらず、その年のうちに早くもスウェーデン、デンマーク、そして母国フィンランドの新聞に、さらに最盛期には40カ国、120紙に転載されたほどであった。漫画で火がついたムーミンの人気は、すぐにオリジナルの児童文学シリーズも及んだ。次々に各国語に翻訳され、イギリスばかりでなくヨーロッパ中で人気と同時に高い評価を獲得している。トーベは児童文学作家としての国際的な名声を不動のものにしたのであった。


(以上、ムーミン公式HP 「トーベ・ヤンソンについて」からの抜粋。)



日本では1990年にアニメシリーズ「楽しいムーミン一家」(テレビ東京系)放送開始。「楽しいムーミン一家 冒険日記」を含む104話からなり、世界60カ国で繰り返し放送され、人気を博した。


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1993年にアニメ「楽しいムーミン一家」の設定に基づいて作られたテーマパーク、ムーミンワールドがフィンランドのナーンタリにオープン。


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これがムーミン・キャラクターの関係図。


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(c)ムーミン公式HP


主人公はムーミントロールである。ムーミンパパ、ムーミンママ、ノンノンいやスノークのおじょうさん、そしてスナプキン、ミイもうすっかりお馴染みですね。ここでスノークのおじょうさん(ノンノン)についてさらに詳しい説明。


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(c)ムーミン公式HP



1993年にテーマパーク、ムーミンワールドがフィンランドのナーンタリにオープンしたのだが、それの日本版を作りたいというのが、この埼玉県飯能市にできたムーミンバレーパークのようである。


なぜ埼玉県飯能市なのか、は知る人ぞ知るというところだが、自分は最初に埼玉県にそのようなものを作って、果たして集客できるのか、採算とれるのか、など結構心配したのだけれど、一昨日体験してみて、実際行ってみると、もうすごい人、人、人という感じで大繁盛していた。お子さんを連れた家族連れが多かったようですね。


埼玉県飯能市というのは、池袋から西武池袋線で大体1時間くらい。
許容範囲内である。


飯能駅で下車すると、改札口を出て北口から1番乗り場のバスに乗って大体10分くらいのところにある。ムーミンバレーパークは、メッツア、メッツアビレッジにある。だからバス行きはメッツア行き。人気なので、かなりの本数出ています。


メッツアビレッジというのは湖を取り囲んだいろいろ施設があるテーマパークのようなところで、その中の一角がムーミンバレーパークなのである。ムーミンバレーパークをこの埼玉県飯能市に持ってきた理由は、自分はこの湖を中心とした風光明媚で絶景な観光地であるというところがポイントなのではないかと確信した。あのムーミン谷の世界をリアル現世に実現するには、このような自然豊かな美しい場所が前提になければならない。これは都心では絶対無理なことである。都心から1時間程度で通える地の利とこの自然の美しさの両方を兼ね備えているという点でこの飯能市が候補になったのではないだろうか。自分はそう確信するのである。


バスで到着停留所メッツアで下車して、いよいよメッツアビレッジに入園。

そうすると”ムーミン谷とアンブレラ”と題してこのようなお出迎え。
素敵ですね。


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この日はかなりの猛暑で、もうこんな風景がとても自然でした。


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ゲートでお出迎え。
今年で開園1周年。1年経過してようやく来ることができました。
ここでみなさん記念撮影していました。


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ウェルカムゲート

「本」のゲートをくぐりぬけ、ムーミンの物語の世界に期待を膨らませながらムーミン谷へ!


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ムーミングッズを売っているショップ。

もうムーミンファンには堪らないでしょうね。


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北欧雑貨を売っている小店や、北欧カフェ、はたまたスターバックスに至るまで、飽きることないです。


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とにかくメッツアビレッジなので、湖を取り囲んだテーマパークなんですよね。
だから湖をバックにとても風光明媚な景色があたりを取り囲みます。


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こんな野外ジャングル遊園地のようなところもあって子供たちには大人気!


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そうしていよいよムーミンバレーパーク。


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原作を再現したムーミン一家の住むムーミン屋敷。


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この中に入りたかったのですが、普通の入場券ですと、地下と1階は観覧可能なのですが、2階や3階は特別チケット、ワンデイカード(1日券)でないと入れないようで、急いでチケット売り場に戻り、購入しようと思ったのですが、1日券はすでに売り切れ。コロナ騒動でいっぺんに入れないので、人数制限しているようです。


う~ん、やっぱり朝の思いつきで突然の行動だったので、仕方がないですね。やはりこの2階、3階はとても大人気なので、事前にネットで予約しておくことをお勧めします。(いい写真スポットなのに・・・)


じゃあ、その普通券で拝観可能な地下と1階だけお見せします。


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ここがエンマの劇場。
ムーミンとその仲間たちによるライブエンターテインメントを楽しめる。


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で、これ、楽しいか?(笑)・・・えぇぇ、全然最高ですが、なにか?(笑)


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いま世間では今年は「特別な夏」ですが、庶民の方々はどこ吹く風です。(笑)



ムーミンといっしょに記念写真撮影できるようなサービスもあります。


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ここにもムーミングッズを売っているショップがあります。

もう中はムーミンだらけ。
ファンには堪らないでしょうね。

でもかなり密です。(笑)


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湖沿いをずっと歩いていくと、ムーミン一家で移住した灯台が見えてきます。


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湖を見ながら、その湖畔を歩くのは本当に気持ちがいいですし、目の保養になりますね。でもこの日は猛暑で汗だく。水分をこまめに取って、もうこれ以上歩くのは大変ということで、ここらで元のエントランス付近に戻ることにしました。結局この日だけで1万4千歩も歩いたことになります。


エントランスに戻って、大きなレジャー施設。


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いろいろなグッズやカフェ、飲食店がテナントとして中に入っています。


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朝からなにも食べていなかったので、急いで腹ごしらえ。この暑いのによせばいいのに、熱いラーメンを食べることに。柚胡椒塩ラーメンというのがとてもあっさり系で美味しそうだったので、それにしたのです。


でも店内で食べるとこんな感じで、密で飛沫が怖かったので、思わずテラス席をチョイス。


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湖が一望できる絶景のテラス席で遅めのランチ。


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中よりいいと思ったら、外は灼熱の太陽で地獄。
オマケになぜか熱いラーメンで、かなり生き地獄でした。(笑)
やっぱりクーラーがんがん効いてる中がよかったかな。

セミが凄い泣いています。夏だなぁと実感。


こんな感じで埼玉県飯能市のムーミンバレーパークを体験できました。
なかなか素晴らしかったです。


唯一の後悔は、突然思いつきで行ったので、ムーミン屋敷の2階、3階を写真に収めれなかったことですね。また次回。


この日8月9日は原作者のトーベ・ヤンソンの誕生日でムーミンの日に訪問できたのがよかったです。この1週間8月16日まで、ムーミンの日ということで、アニバーサリー・イヴェントのようなので、ぜひ訪問されてはいかがでしょうか?


ムーミン誕生75周年記念グッズなど、たくさんのサプライズもあります。












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