イチロー、アンチ耐性が凄すぎる! [雑感]
イチロー先生が、生徒たちの質問に答える。
生徒たち「他人から嫌われるのが怖くないですか?」
イチロー先生「僕は他人から嫌われるの大好きです。」
イチロー先生「僕は他人から嫌われるの大好きです。」
「その人たちは僕に対するエネルギーが半端ないでしょう。」
「大嫌いと言われたら、ゾクゾクしますよ、僕。」
「無関心が一番怖い。興味持たれなくなることが一番辛いです。」
そのほか、
生徒たち「出る杭は打たれる、ということについてはどう思われますか?」
イチロー先生「簡単。出すぎちゃえばいい。」
イチロー先生「簡単。出すぎちゃえばいい。」
「結婚はギャンブル」など名言言いたい放題。
イチロー、かっけーなー。(笑)
みんな大喝采だ。
でも、みんな気づいていないかもだけれど、これはイチローの長い人生の体験から得た体中に染みついた深い深い言葉だということを忘れてはいけない。
そんなちょっとやそっとのその場の思いつきで出てくる言葉ではないのだ。
イチローの球歴は今さらだけれど、細身のしかも日本人プレイヤーとしては初の野手での大リーグ挑戦。まさに異国の地で人種差別など心ない態度などもろもろ、それはファンからだけでなく、チームメイトからもあったであろう。
日本人が異国の地で生活していくというのはそういうこと。
日本人は姿かたちの外見からして、基本的に外国人と同化はできないので、そこで彼らといっしょに暮らしていくには、日本人としての自分の存在価値、アイデンテイティをアピールをしていかないとやっていけない厳しさがある。
そんな逆風をもろともせず、大記録、大成功を成し遂げたからこそ、言える言葉ではないのか。だから、上のような一瞬ジョークとも思える笑えるようなセリフについても、自分はなんかじつは彼の本音なんじゃない?それって彼の野球人生で学んできた哲学そのものなんじゃない?とも思えるのだ。
以前日記で、「人生やっていく上で楽になる4つの大事なこと」というタイトルで説いたこともあるが、
嫌われてもOK。全人類に好かれるとか無理。
みんなにいい顔はできない。
これは人生生きていく上では、大切なことであるから、よく心しておこう。自分が近年の差し迫った環境の中で人生やっていく上で一番心掛けていることでもある。
みんなに好かれようとして自分がクヨクヨ悩んで八方美人で苦労するのは、人生時間の無駄である。自分を嫌いな人をいかに好きにさせようという努力ほど効率の悪いことはない。そんなことやるくらいなら自分を好きでいてくれる人をもっと楽しませようと努力したほうがよっぽど人生効率的なのだ。
自分もちょっと前までは八方美人的な心配ばかりしてこのことで随分神経すり減らしていたが、このことを悟り、楽になった。
周りをあまり気にし過ぎて相手に合せすぎても、それだけの効果って意外とないものなのだ。「これが、自分です!」という自分の素の姿をさらけ出したほうがいい。それで去っていく人は、去る者は追わず。。。なのである。
他人から嫌われるのは、それだけ自分に個性があって、相手が危機感を感じる、自分の領域を侵される、というような感性に襲われるから、攻撃したくなるのではないか?
それだけ、自分に力、才能があって、それを他人が羨ましがっている、というように思ったほうがいい。そんな攻撃をしてくる人間は、民度、レベルの低い人たちと蔑んで見ておけばいい。
自分に本当に才能があれば、そういう類の抵抗勢力も結局圧することができ、結局自分の素晴らしさが後世讃えられる。
世の中、きっとそういうルールになっているに違いない。
イチローがそれを証明している。
2020-06-24 19:02
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コメント(2)
ノンノンさん、とても勇気づけられる記事で感銘を受けました。イチローと同世代なので心に刺さります。今、訳あって浪人中の身なので励みになります!いつもいい記事をありがとうございます。
by MASA (2020-06-27 08:35)
MASAさん、コメントありがとうございます。とてもうれしいコメント恐れ入ります。イチローはやはりあれだけの業績を人生に残してきただけに、言う言葉に説得力ありますね。やっぱり人間って歳をとるほど、重みのある発言ができますね。そういう境地になるには実績と年輪が必要なんだと思います。ボクはイチローよりずっと歳上ですが、恐れ入ります。(笑)
by ノンノン (2020-06-27 16:32)