体験!バイロイト祝祭劇場 Nr.1 [海外音楽鑑賞旅行]
バイロイト祝祭劇場は、おそらく世界で最も特異なオペラハウスである。
そのユニークな設計思想は、作曲家ワーグナーが、オペラがいかに見え、いかに聴こえるべきか、という命題に対する彼の理想、考え方が盛り込まれているといえる。
バイロイト音楽祭は、ご存知、抽選式の音楽祭で(現在ではインターネットでも買えるようだが。)それにしても応募してから7年くらい経過しないと(この間事務局側は、この人は何年応募してきているのかを、きちんとカウントしている。)当選できない大変チケット入手が困難な音楽祭なのだ。
最近では、NHKでも生放送される機会も多いのだが、やはり祝祭劇場を含め、いまだにつまびらかにされていないという事情もあって、ミステリアスな雰囲気が、たくさんある音楽祭でもある。
ワグネリアンとまではいかなくても、ワーグナーのオペラをずっと愛してきた者にとっては、ぜひ訪問してみたい聖地であった。
バイロイト祝祭劇場は、バイロイト中央駅(Bayreuth Hbf)から徒歩15分位ずっと歩いていくと、丘の上にそびえ立っている。
自分のホテルは、中央駅から結構離れているので、行きは結構タクシーを使ったりしたが、それでも終演後(夜22時位)の足はまったくないので、祝祭劇場から中央駅まで、みんな徒歩で降りてきて、結局ホテルには徒歩で帰還したりした。
丘の上に立っているバイロイト祝祭劇場が目に飛び込んできたときのあの心臓がバクバクと鼓動する感じは、いまだに忘れることはできないだろう。
左の横のほうから祝祭劇場を臨んだアングル。
右の横のほうから祝祭劇場を臨んだアングル。
幕間からの開演15分前に、この場所からファンファーレがおこなわれる。 (次幕が始まるので、座席に戻ってください、という意味の儀式。)
祝祭劇場自体は、丘の上に立っている感じなので、その丘から下のほうを眺めるとこんな感じで、道路がまっすぐ中央駅に向かっている。
ここには、おそらくであるが、バイロイト音楽祭で名を馳せた往年のワーグナー歌手のプロフィールなどが、パネリングされているのだ。
祝祭劇場の右横には、大きなビアレストランが全部で2棟ある。そのうち1棟は、2階立てなので、フロアとしては、室内では3フロアあることになる。
ここは、幕間ブレイクのときに、観客がいっせいに集まって、ビール、食事などの軽食をする場所なのだ。
なにせ、祝祭劇場は、幕間ブレイクのときは、ホールの中の観客を全部追い出して、中を完全な空席ホールにして、そして扉に鍵をかけてしまい、中に入れないようにしてしまうのだ。(笑)
したがって、ホール内の観客は、ブレイクのときは、全員外に出ないといけない訳で、行き場所としては、この2棟3フロアあるビアレストランの室内か、残りの人は、みんな外で立食休憩という感じなのである。
開演1時間前近くになると、ぞくぞくと紳士・淑女たちがどんどん集まってくる。
久し振りのフォーマルな音楽祭への参加。男性なら燕尾服、タキシード、女性ならドレスなどの正装、その威圧感・存在感は間近で見ていて相当迫力があった。小柄な東洋人、日本人では出せないような大人の雰囲気と言うか、あのオーラは我々には無理だな、と思うことしきり。
また動作もおおらか、ゆったりしていて、小回りの利いてなにかカチャカチャしている我々と違って、やはり根本的に雰囲気・オーラが別世界。
客層は、身だしなみ、外観の雰囲気から、やはり上級階層の方が多いように思われ、年齢層も、かなり高いように見受けられた。バイロイト音楽祭に行けるような方は、やはりワーグナー協会会員であったり、それなりのステータスの方も多いのだろう。
それでは、音楽祭開始前に祝祭劇場の前に集まった紳士・淑女たち、そして幕間ブレイクの様子をじっくりと見てもらい、バイロイト音楽祭の雰囲気を味わってもらおう。
やはり音楽祭の雰囲気を伝えるには、このショットはどうしても必要です。
そのユニークな設計思想は、作曲家ワーグナーが、オペラがいかに見え、いかに聴こえるべきか、という命題に対する彼の理想、考え方が盛り込まれているといえる。
バイロイト音楽祭は、ご存知、抽選式の音楽祭で(現在ではインターネットでも買えるようだが。)それにしても応募してから7年くらい経過しないと(この間事務局側は、この人は何年応募してきているのかを、きちんとカウントしている。)当選できない大変チケット入手が困難な音楽祭なのだ。
最近では、NHKでも生放送される機会も多いのだが、やはり祝祭劇場を含め、いまだにつまびらかにされていないという事情もあって、ミステリアスな雰囲気が、たくさんある音楽祭でもある。
ワグネリアンとまではいかなくても、ワーグナーのオペラをずっと愛してきた者にとっては、ぜひ訪問してみたい聖地であった。
バイロイト祝祭劇場は、バイロイト中央駅(Bayreuth Hbf)から徒歩15分位ずっと歩いていくと、丘の上にそびえ立っている。
自分のホテルは、中央駅から結構離れているので、行きは結構タクシーを使ったりしたが、それでも終演後(夜22時位)の足はまったくないので、祝祭劇場から中央駅まで、みんな徒歩で降りてきて、結局ホテルには徒歩で帰還したりした。
丘の上に立っているバイロイト祝祭劇場が目に飛び込んできたときのあの心臓がバクバクと鼓動する感じは、いまだに忘れることはできないだろう。
左の横のほうから祝祭劇場を臨んだアングル。
右の横のほうから祝祭劇場を臨んだアングル。
幕間からの開演15分前に、この場所からファンファーレがおこなわれる。 (次幕が始まるので、座席に戻ってください、という意味の儀式。)
祝祭劇場自体は、丘の上に立っている感じなので、その丘から下のほうを眺めるとこんな感じで、道路がまっすぐ中央駅に向かっている。
祝祭劇場の前は、それなりのスペースの広場になっていて、ここで紳士・淑女らが、歓談などをするのだ。
ここの劇場前の広場にも、このようにきちんと広場の名前”ヴォルフガング・ワーグナー広場”と名付けられていたりする。
祝祭劇場は、高いところにあるので、劇場の前のこの広場から階段で降りてきたところに、休憩のベンチがあって、自分は、ここでずっと休んでいた。目の前にバイロイト音楽祭の説明についてのパネリングがあった。
そして、祝祭劇場の丘、そしてこの休憩用のベンチを少し降りたところの前庭には、ワーグナーの頭像がある。
ここには、おそらくであるが、バイロイト音楽祭で名を馳せた往年のワーグナー歌手のプロフィールなどが、パネリングされているのだ。
祝祭劇場の右横には、大きなビアレストランが全部で2棟ある。そのうち1棟は、2階立てなので、フロアとしては、室内では3フロアあることになる。
ここは、幕間ブレイクのときに、観客がいっせいに集まって、ビール、食事などの軽食をする場所なのだ。
なにせ、祝祭劇場は、幕間ブレイクのときは、ホールの中の観客を全部追い出して、中を完全な空席ホールにして、そして扉に鍵をかけてしまい、中に入れないようにしてしまうのだ。(笑)
したがって、ホール内の観客は、ブレイクのときは、全員外に出ないといけない訳で、行き場所としては、この2棟3フロアあるビアレストランの室内か、残りの人は、みんな外で立食休憩という感じなのである。
開演1時間前近くになると、ぞくぞくと紳士・淑女たちがどんどん集まってくる。
久し振りのフォーマルな音楽祭への参加。男性なら燕尾服、タキシード、女性ならドレスなどの正装、その威圧感・存在感は間近で見ていて相当迫力があった。小柄な東洋人、日本人では出せないような大人の雰囲気と言うか、あのオーラは我々には無理だな、と思うことしきり。
また動作もおおらか、ゆったりしていて、小回りの利いてなにかカチャカチャしている我々と違って、やはり根本的に雰囲気・オーラが別世界。
客層は、身だしなみ、外観の雰囲気から、やはり上級階層の方が多いように思われ、年齢層も、かなり高いように見受けられた。バイロイト音楽祭に行けるような方は、やはりワーグナー協会会員であったり、それなりのステータスの方も多いのだろう。
それでは、音楽祭開始前に祝祭劇場の前に集まった紳士・淑女たち、そして幕間ブレイクの様子をじっくりと見てもらい、バイロイト音楽祭の雰囲気を味わってもらおう。
やはり音楽祭の雰囲気を伝えるには、このショットはどうしても必要です。
2016-08-25 13:49
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