鎌倉は夜がおいしい。 [グルメ]
時間の短さを感じさせないゆったりとした鎌倉時間。
土日はもちろん平日でも観光客で賑わう。日中は激混みだ。
鎌倉に新鮮さを求めるなら、夜を狙え。
夜の鎌倉の愉しさを知ったら、もう後戻りはできない。
鎌倉は夜がおいしい。。。
そんな夜の部を探検するのが、今回の目的なのだが、その前に、前回の初の鎌倉散策で回れなかったところに足を延ばす。計2日に渡って街の景観を楽しんできた。
まずは北鎌倉。ここは、鎌倉きっての観光名寺が軒並んでいて、絶対おすすめ。
いつも観光客で大混雑。この日は、紅葉も終盤に差し掛かっていたとはいえ、やはり大変な人混みだった。
目指すのは、明月院。ここには「円窓」という絶景の超有名な撮影ショットがあって、ここの写真をぜひ自分のカメラに収めたいと思っていた。
でも。。。やっぱり思った通りこの大行列なんだな。(笑)
そうしてようやく念願の自分の順番。
う~ん、やや不満。SNSの鎌倉ファンサイトに登録しているんだが、みんなホントにすごい上手。
どうやって撮っているんだろ?
みなさんのようにはビシッと構図が決まって綺麗に撮れなかった。大行列なんで、自分の撮影の順番が来たら、焦るんだよね。早く終わらないと、という感じで。(笑)
ここのショットは、鎌倉随一の有名処なのでぜひお薦めです。やはり紅葉のときと新緑のときですかね。あと、ここの明月院は、アジサイの寺としても有名で、アジサイの季節にもぜひ再度訪問したいと思っています。
そして鎌倉に着いて、久しぶりの江ノ電。
相変わらず超人気。とても混んでいました。
鎌倉駅の江ノ電乗り場では、こんな「江ノ電フォトコンテスト」の応募写真が展示されていました。
最優秀作品はこちら。
みんなこんな感じで、江ノ電のいろんなショットを一生懸命撮影するんですよね。
なんかこのユル~イ感じが、とても鎌倉的でいいです。(笑)
今回は、この江ノ電について目的があった。
それは「タンコロ」を見にいくこと。
タンコロというのは、江ノ電の100形電車のことで、1両単位(単行)で使用されたため、「タンコロ」と呼ばれていた。
1929年に導入されて、1980年に廃車になった。
タンコロ~江ノ電100形107号 (1980年12月26日撮影)
もちろんいまは乗れないけれど、このタンコロが保管されている場所があると知って、そこを見にいこうとしたのだ。
鎌倉の江ノ電乗り場で駅員さんに、そのことを聞くと「タンコロ?」といぶかしげな表情をされ、「タンコロはもう運行してません。」と言われたのだが、すぐに事情をわかってもらい、「あ~、それだったら、和田塚降りて、鎌倉由比ガ浜の公園に保存されていますよ。」と教えてくれた。
さっそく鎌倉由比ガ浜公園に直行。
あった!江ノ電タンコロ。
ここに保管されているのは、100形の107号。
別に自分は鉄ちゃんではないけれど、感慨深いなー。
中にも入れる。木造ですね。歴史を感じます。
当時はマイクなどなかったので、車掌さんも車内で地声の大声で停車駅名を言わないといけなかった。
運転席。
いま公開されている映画 「DESTINY 鎌倉ものがたり」で、じつは、このタンコロがとても大切な役割を果たしているのだ。現世と黄泉国(よみのくに)との間を三途の川を渡って行き来する乗り物として、この江ノ電タンコロが使われているのだ!
いま大人気の江ノ電のルーツはここにあった。
そして近くの由比ガ浜を軽く散歩。
土日はもちろん平日でも観光客で賑わう。日中は激混みだ。
鎌倉に新鮮さを求めるなら、夜を狙え。
夜の鎌倉の愉しさを知ったら、もう後戻りはできない。
鎌倉は夜がおいしい。。。
そんな夜の部を探検するのが、今回の目的なのだが、その前に、前回の初の鎌倉散策で回れなかったところに足を延ばす。計2日に渡って街の景観を楽しんできた。
まずは北鎌倉。ここは、鎌倉きっての観光名寺が軒並んでいて、絶対おすすめ。
いつも観光客で大混雑。この日は、紅葉も終盤に差し掛かっていたとはいえ、やはり大変な人混みだった。
目指すのは、明月院。ここには「円窓」という絶景の超有名な撮影ショットがあって、ここの写真をぜひ自分のカメラに収めたいと思っていた。
でも。。。やっぱり思った通りこの大行列なんだな。(笑)
そうしてようやく念願の自分の順番。
う~ん、やや不満。SNSの鎌倉ファンサイトに登録しているんだが、みんなホントにすごい上手。
どうやって撮っているんだろ?
みなさんのようにはビシッと構図が決まって綺麗に撮れなかった。大行列なんで、自分の撮影の順番が来たら、焦るんだよね。早く終わらないと、という感じで。(笑)
ここのショットは、鎌倉随一の有名処なのでぜひお薦めです。やはり紅葉のときと新緑のときですかね。あと、ここの明月院は、アジサイの寺としても有名で、アジサイの季節にもぜひ再度訪問したいと思っています。
そして鎌倉に着いて、久しぶりの江ノ電。
相変わらず超人気。とても混んでいました。
鎌倉駅の江ノ電乗り場では、こんな「江ノ電フォトコンテスト」の応募写真が展示されていました。
最優秀作品はこちら。
みんなこんな感じで、江ノ電のいろんなショットを一生懸命撮影するんですよね。
なんかこのユル~イ感じが、とても鎌倉的でいいです。(笑)
今回は、この江ノ電について目的があった。
それは「タンコロ」を見にいくこと。
タンコロというのは、江ノ電の100形電車のことで、1両単位(単行)で使用されたため、「タンコロ」と呼ばれていた。
1929年に導入されて、1980年に廃車になった。
タンコロ~江ノ電100形107号 (1980年12月26日撮影)
もちろんいまは乗れないけれど、このタンコロが保管されている場所があると知って、そこを見にいこうとしたのだ。
鎌倉の江ノ電乗り場で駅員さんに、そのことを聞くと「タンコロ?」といぶかしげな表情をされ、「タンコロはもう運行してません。」と言われたのだが、すぐに事情をわかってもらい、「あ~、それだったら、和田塚降りて、鎌倉由比ガ浜の公園に保存されていますよ。」と教えてくれた。
さっそく鎌倉由比ガ浜公園に直行。
あった!江ノ電タンコロ。
ここに保管されているのは、100形の107号。
別に自分は鉄ちゃんではないけれど、感慨深いなー。
中にも入れる。木造ですね。歴史を感じます。
当時はマイクなどなかったので、車掌さんも車内で地声の大声で停車駅名を言わないといけなかった。
運転席。
いま公開されている映画 「DESTINY 鎌倉ものがたり」で、じつは、このタンコロがとても大切な役割を果たしているのだ。現世と黄泉国(よみのくに)との間を三途の川を渡って行き来する乗り物として、この江ノ電タンコロが使われているのだ!
いま大人気の江ノ電のルーツはここにあった。
そして近くの由比ガ浜を軽く散歩。
この鎌倉の由比ガ浜海岸は、鎌倉時代、静御前のお腹の中には義経の子供が宿っており、もし、その子が女の子であればそのまま生かす、もし男の子であれば、亡きものとする、と頼朝が決めた。自分が平家の情けで生かされたおかげで、いまこうやって平家打倒を実現した手前、そう考えるもの当然と言えば当然であった。
頼朝・政子の前で舞を奉じた静御前は、その後に男の子を産み、約束通り、この由比ガ浜の海岸の砂浜の中に、その子は葬られたのだ。
この海岸には、義経の子の魂がいる、とそのとき感慨深げに考えてしまった。
同じ江ノ電でもこんな車両とも遭遇しました。江ノ電10形電車。オリエント急行を模したと言われている。
縁起がいい!
そして向かう次の場所は、鎌倉高校前。
なぜ、ここなのか、というと、この鎌倉高校前のこの踏切が絶好の観光スポットになっているのだ。
SNSの鎌倉ファンサイトでも、この踏切をちょうど通る瞬間の江ノ電の写真を撮るのが、ひとつのお決まり事で、有名ショットみたいで、たくさん投稿されているのだ。
もう有名スポットなので、こんなにいっぱいの人。
でもみんな中国人か韓国人。(笑)日本語はほとんど聞こえてこなかった。
日本人の老夫婦が自分に訪ねてきて、なんでここにそんなに人が集まるの?ってな感じで聞いてきた。
やっぱりふつうの踏切だから、みんな不思議に思うに違いない。
あとで、知ったことだが、バスケットボールの漫画のスラムダンクで、この踏切や鎌倉高校が舞台になっていて大人気なんだそうだ。この漫画、いま台湾でも大人気。ふ~ん、知らなかった。(^^;;
鎌倉高校は、この踏切の坂をずっと登ったところにあるのだが、校門が閉ざされていて、関係部外者は進入禁止&撮影禁止みたいな警告の札が立っていたので、さっさと帰ってきました。やはり漫画人気で、観光、撮影目的でいっぱい人が集まるからでしょうね。
さて、この踏切を通る江ノ電の撮影。鎌倉ファンサイトの投稿写真は、みんなすごい上手。あんなに上手に撮れない。
両サイドから来るのを撮影してみました。これで勘弁してください。(笑)
そのまま江ノ電で移動して、長谷駅で降りて、力餅家というお店に寄ってみた。
ここは300年の歴史を持つ老舗。
ここの権五郎力餅というのは、まさに鎌倉スィーツって言ってもよい有名な和菓子なのだ。
権五郎景正は実在した武士で近くの御霊神社に祀られている。
その昔、戦で右目を射抜かれた16歳の景正は、矢を折り取って射返し、敵に反撃。
目に折れ残った矢を抜こうと、仲間が顔に足をかけると…
矢にあたって死ぬのは本望だがお前に踏まれるのは許さない。
お前を仇として刺し違えて死ぬ…
武士のたけだけしさがイメージされる。
そんな権五郎景正をイメージした和菓子を代々店主があみ出したのが、この「力餅」。
さっそく購入。
なぜか、ミューザ川崎ホワイエで食す・・・ナゾ(笑)。
1人で16個は多すぎたか?(^^;;
翌日には餅部分の水分がアンに吸収されカチカチになる。
残さずに当日に食すべし!なのだ。
まっスッキリした甘みで餅は噛み応えがある。なんか小型のオハギを食べているみたいな感じ。
鎌倉に戻って、鶴岡八幡宮。紅葉はもう終わっていたみたいなので、ここからのショットで。
ここら周辺に来た目的は別にあった。
源頼朝のお墓。まさに日本史の歴史上人物の中での自分のヒーロー。NHK大河ドラマ「草燃える」の石坂浩二さん演じる頼朝に憧れ、相当嵌り込んだ。まさに時代の英雄のお墓にしては、いたって地味な装い。
この墓前を前にして、いま自分がいろいろ想うことを伝えました。
頼朝は落馬して亡くなった、というのが歴史の事実とされているが、自分はこの説に疑問を持っている。落馬したくらいで、ふつう人間って死ぬか?
自分は、真の死因は、脳卒中か脳溢血かと思っている。乗馬中に突然襲ってそのまま意識を失って落馬したものだと思う。当時の医学ではそれが解明できなかったので、単に落馬ということになっているに違いない。
大河ドラマ「草燃える」でも、そこら辺は考慮されていて、あの瞬間の描写は、明らかに脳卒中という感じだった。
鶴岡八幡宮&頼朝の墓から鎌倉駅に帰る徒歩の途中。とても素敵な茶屋の遭遇。思わずパチリ。こういう和の雰囲気最高だなー。
ここら辺で晩御飯の時間になり、おなかが空いてきた。前回食べることができなかった「生しらす丼」をいただくことに。鎌倉&江ノ島は湘南しらすが名産。
正直、生のしらすは、無味無臭という感じで、美味しいとかそういう感覚はまったくなし。(笑)
味は、それに添えるショウガと、醤油の味で決まると言っていい。
まっ、でも、鎌倉にきて、しらす丼を食べることができた!ということだけで、満足するべきですね。
日が暮れても、これからぜひ行くところがあった。
着いて、この行列を見た瞬間、去年の京都の紅葉狩りのことを思い出してしまった。
ここ長谷寺でした。
長谷寺のライトアップというのも紅葉の季節では、ひとつの大きなイヴェント。
入って、すぐに広がるこの光景。
そして有名な良縁地蔵も迎えてくれました。この歳になってもよい縁に恵まれますようにってか?(笑)
なんと幻想的な風景なんだ!!!
そして長谷寺のライトアップの本命。これで余は満足です。
さて、日にちを改めて、再度鎌倉を訪問。ここからが今回の日記の本命。
「鎌倉は夜がおいしい。」
日没とともにはじまる、大人のための、おいしい鎌倉時間である。
地元の人が通う深夜食堂から話題の新店まで、なにも小奇麗でオシャレなのがすべてじゃない。
こういう庶民的なところも十分味わいがあって、鎌倉的なのだ。
まず、地元の人に愛される“喫茶食堂” 「ほいほい」。
創業は昭和44年だそうだ。夫婦がきりもりするお店は、なんと、昼から深夜まで通しで営業。
いかにも昭和時代の店内の雰囲気。
ボリューム満点の手作り洋食メニューは、男性を中心とした、食いしん坊でわんぱくな胃袋をもつ鎌倉の人たちに愛されている。
自分は、これからの季節にぴったりな「鍋やきうどん」を注文した。
これは美味しい!体が暖まるし、さっぱり仕上げの上品な味。麺に腰があってダシも醤油ベースで薄口だ。
「ほいほい」
https:/
もちろんこのお店で終わるつもりは毛頭なかった。
ハシゴするべし!
昨年(2016年)にオープンした本格麻婆豆腐の専門店「かかん」。
鉄鍋で提供される、絶妙な旨み&辛みの麻婆豆腐は、季節を問わず締めに食べたくなる。
かかんの本格麻婆豆腐は、小900円、中1,200円、大1,780円の3種を用意。ライスは、小200円、大盛り300円。〆の邦栄堂の中華麺 400円。
大で、大体2人前。でも自分のような大喰らいには、大くらいがちょうどいい。
店員さんが心配するのをよそ目に迷わず大を注文。
こんなん感じが出てきました。
こ~れは最高にウマい!
麻婆豆腐は大好物なんだが、ここのは本当に美味しい。
比較したりしたら悪いけれど、あの天下の陳健一さんの四川麻婆豆腐より、こちらのほうが安いし、そのCPに合う感じで庶民的な味ですごく美味しいと感じた。こちらは甘口ですね。とにかく本当に美味しい!
なんか通い詰めてしまいそうだ。(笑)
ここの麻婆豆腐はホントにおススメです。
ご飯で食べるのもいいが、さらにおススメなのが 「〆の邦栄堂の中華麺」との合わせ。
もっちりとした存在感のある麺と、麻婆豆腐が絡みあい、ついつい、最後の一滴まで食べ尽くしたくなること必至。
とにかく麻婆豆腐好きには堪らないお店だと思います。
麻婆豆腐は別腹、と新たな気付きを得ずにはいられない、そんなとびきりの満足感ってな感じでした。
「かかん 鎌倉本店」
https:/
最後に鎌倉つながりで、鎌倉を題材にした映画がいま絶賛公開中だ。
自分もさっそく初日公開とともに観てきた。
「DESTINY 鎌倉ものがたり」
古都鎌倉を題材にした西岸良平さんの漫画(30年間も連載されている)を実写映画化したもので、堺雅人&高畑充希、主演。
内容は、まさにほっこりファンタジー。心温まる素敵な映画だ。
ほっこり、というのがホントにすごいぴったり合う感じで。あまりに素敵すぎ。そしてつい心に染み入る感じ。自分は50歳過ぎるともう涙腺弱いんだな。涙腺決壊。もう終盤では泣けて泣けて仕方がなかった。
とてもいい映画。久し振りにいい映画を観たと思いました。
もう悔いはない。あとはアジサイの季節にもう一回鎌倉を訪れるつもり。
去年日本最高の古都である京都を3回に渡って十分に堪能できたけれど、京都はやはり遠い。
新幹線代、宿泊ホテル代となると、かなりの高額な旅費になってしまう。
自分が住んでいるこの首都圏で日帰りできる近場で、こんな素敵で歴史ある古都、日本の和が感じ取れる街があるんだから。
もうここまでくると、自分の中では、いまやすっかり鎌倉がマイブームなのです。(笑)
2017-12-17 18:41
nice!(0)
コメント(2)
とても楽しい鎌倉散策でしたね〜〜前々から思っていましたけれど、ノンノンさんは胃が丈夫ですね!
by こっこ (2017-12-28 21:02)
こっこさん、ご存知のように鉄壁の胃袋なんで。。。(笑)食べるのが唯一の楽しみです!
by ノンノン (2017-12-29 00:29)