一期一会 [国内クラシックコンサート・レビュー]
今年は、事情があって、十分なコンサート通いができなかった。年間後半など、行きたい公演はたくさんあったのだけれど、最初からしっかり計画が立てれなくて諦めていたりした。本当に残念。
行けた演奏会は、ほとんどなかったと思うが、でもその中でも、自分の一生の想い出に残る公演に立ち会うことはできた。
やはり音楽の神様は、最後には自分を救ってくれた。
生演奏会って水もの。
生演奏かオーディオかの議論は、自分にとっては、もはや食傷気味のテーマであるけれど、そこで達観したひとつの結論。
生演奏会は、出来不出来の差が多く、感動したり、がっかりしたり、その繰り返しなのだ。
でも感動した時のあの興奮の極みは、オーディオでは味わえない。「あの日、あのとき、あの瞬間」に立ち会えているという想いが、その感動の強さを際立たせる。
長年、生演奏通いをしていると、「一期一会」の体験をすることがあるのだ。
長年通っていて、これだけの感動を体験できるコンサートは、もう二度と経験できないんではないか?水ものの生演奏だったら尚更。。。そんな感じ。
自分の一生の中で、この一期一会の体験をいかに多く体験するか、期待してはがっかりして、たまに出会って・・・それの繰り返し。
十分なコンサート通いができなかった今年の中で、まさにその一期一会の公演に出会うことができた。
そう胸を張って言えるのが、
9月18日(月)のサントリホールで開かれた
第46回サントリー音楽賞受賞記念コンサートの広上淳一さんと京響こと京都市交響楽団のラフマニノフの2番。
まさに空前絶後の超弩級の名演だった!
ここ数年で、もっとも心揺さぶられた演奏だったと言っていい。
ロシア・ロマンティシズムの極致にあり、その次から次へと繰り出される甘い旋律に呼吸をしているのを忘れるかのような気持ちよさとその陶酔感。
これだけ完璧な演奏を聴いた経験はなかった。在京楽団はもとより、外来オケより数段上だし、この日の出来は、人に感動を与えるという側面では、ベルリンフィルやウィーンフィルよりも遥かに上だった、とも思えた。
その日、その瞬時が生み出した奇跡の瞬間、神業なのだと今思えばそう感じる。
行けた演奏会は、ほとんどなかったと思うが、でもその中でも、自分の一生の想い出に残る公演に立ち会うことはできた。
やはり音楽の神様は、最後には自分を救ってくれた。
生演奏会って水もの。
生演奏かオーディオかの議論は、自分にとっては、もはや食傷気味のテーマであるけれど、そこで達観したひとつの結論。
生演奏会は、出来不出来の差が多く、感動したり、がっかりしたり、その繰り返しなのだ。
でも感動した時のあの興奮の極みは、オーディオでは味わえない。「あの日、あのとき、あの瞬間」に立ち会えているという想いが、その感動の強さを際立たせる。
長年、生演奏通いをしていると、「一期一会」の体験をすることがあるのだ。
長年通っていて、これだけの感動を体験できるコンサートは、もう二度と経験できないんではないか?水ものの生演奏だったら尚更。。。そんな感じ。
自分の一生の中で、この一期一会の体験をいかに多く体験するか、期待してはがっかりして、たまに出会って・・・それの繰り返し。
十分なコンサート通いができなかった今年の中で、まさにその一期一会の公演に出会うことができた。
そう胸を張って言えるのが、
9月18日(月)のサントリホールで開かれた
第46回サントリー音楽賞受賞記念コンサートの広上淳一さんと京響こと京都市交響楽団のラフマニノフの2番。
まさに空前絶後の超弩級の名演だった!
ここ数年で、もっとも心揺さぶられた演奏だったと言っていい。
ロシア・ロマンティシズムの極致にあり、その次から次へと繰り出される甘い旋律に呼吸をしているのを忘れるかのような気持ちよさとその陶酔感。
これだけ完璧な演奏を聴いた経験はなかった。在京楽団はもとより、外来オケより数段上だし、この日の出来は、人に感動を与えるという側面では、ベルリンフィルやウィーンフィルよりも遥かに上だった、とも思えた。
その日、その瞬時が生み出した奇跡の瞬間、神業なのだと今思えばそう感じる。
まさに神、降臨!そんな感じだったのだ。
オーケストラの演奏でこれだけ人の心を感動させることが可能なものなのか、そんな永遠のテーマを自分の心に訴求してくるような、公演後、何時間、何日経過してもその興奮と震えが止まらなく、いつまでもあの旋律が頭の中をずっとループしているようなそんな現象。
たぶん今後も一生出会えないほどの名演、まさにこれこそ一期一会の体験だと言えるのではないか、と思った。
今年度の統括として、この日の公演、広上さん&京響のメンバーのみなさんに、今年のノンノン大賞を授与さしあげたいと思います。(笑)
そんな広上さんと京響であるが、今年の3月の春の京都でも、地元の京都コンサートホールで体験することが出来た。京響創立60周年記念を祝するコンサートで、滅多に演奏される機会のないマーラーの8番「千人の交響曲」。
土壇場になって、歌手がドタキャンしたり、傷もあったりしたが、見事ピンチヒッターがそのリカバリー。
オーケストラの演奏でこれだけ人の心を感動させることが可能なものなのか、そんな永遠のテーマを自分の心に訴求してくるような、公演後、何時間、何日経過してもその興奮と震えが止まらなく、いつまでもあの旋律が頭の中をずっとループしているようなそんな現象。
たぶん今後も一生出会えないほどの名演、まさにこれこそ一期一会の体験だと言えるのではないか、と思った。
今年度の統括として、この日の公演、広上さん&京響のメンバーのみなさんに、今年のノンノン大賞を授与さしあげたいと思います。(笑)
そんな広上さんと京響であるが、今年の3月の春の京都でも、地元の京都コンサートホールで体験することが出来た。京響創立60周年記念を祝するコンサートで、滅多に演奏される機会のないマーラーの8番「千人の交響曲」。
土壇場になって、歌手がドタキャンしたり、傷もあったりしたが、見事ピンチヒッターがそのリカバリー。
素晴らしい公演だった!
その公演の模様が、12月31日 大晦日の日に放映されます。
12月31日(日)8:00AM~9:30AM BSフジ 京都市交響楽団「千人の交響曲」
私は最前列のかぶりつきで聴いていました。(笑)
広上さんが京響を振る、という図式を観れた記念すべき公演でした。
ぜひ録画です!
ご覧になってください!
その公演の模様が、12月31日 大晦日の日に放映されます。
12月31日(日)8:00AM~9:30AM BSフジ 京都市交響楽団「千人の交響曲」
私は最前列のかぶりつきで聴いていました。(笑)
広上さんが京響を振る、という図式を観れた記念すべき公演でした。
ぜひ録画です!
ご覧になってください!
2017-12-29 09:45
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