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世界の朝食を食べさせてくれるお店 ドイツの朝ごはん [グルメ]

久しぶりにドイツという誰もが知っている有名な国の朝ごはん。ドイツはもうあまりに馴染み深い。ベルリン、ライプツィヒ、ドレスデン、ミュンヘン、シュトッツガルト、フランクフルトなど想い出も多い。ヨーロッパの中で自分が一番好きな国だと思う。

クラシック音楽の芸術の都、中心的な存在だし、また技術という観点からも1番進んでいて、日本人と1番相性が合う国だと思う。仕事ではシュトッツガルトにR&Dの拠点があって、よく出張していた。

ドイツ人は、ある意味、日本人とよく似ているところがある。

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ドイツ連邦共和国

ヨーロッパ大陸のほぼ真ん中に位置し、9つの国に囲まれているドイツ。ドイツ料理は、隣国フランスをはじめ、ロシアやハンガリーなど多文化が溶け込んだ、いわば「ヨーロッパ料理」である。また16の州からなる連邦制のドイツは、地方によっても様々に異なる豊かな食文化が楽しめる。


環境に対する関心が高く、ゴミの分別やリサイクルが徹底している。
綺麗好きな人が多く、家の中を清潔に保ち窓辺に花を飾ったり、建物の色や看板も景観を意識した自然な色合いが好まれる。

これはまさにそう!ドイツの街の景観は、まさにシンプルで綺麗好き。ドイツ人の家の中もそうですね。自動販売機などというものは絶対存在しないのだ。ペットボトルや空き缶などのゴミの問題がありますからね。ドイツへ旅行に行くと、どうしても喉が渇く自分は、そういう場合は、もうカフェに入るしかない。

日本人とドイツ人はよく似ていると言われるが、家族といっしょに過ごす時間を大切にするので、働くときは集中して働き、残業はあまりしない。また夏やクリスマスシーズンに長期休暇をしっかりとる。自然が大好きなドイツの人たちは、大都市に住んでいても、郊外に小さな庭(クラインガルデン)を借りて、週末は野菜栽培を楽しんだりしているのだ。

マイスター(親方)制度

ドイツでは170ほどのマイスター資格があって、様々な分野で伝統や技術が守られている。
マイスターになるには、職業学校を卒業して見習いをしながら技術や知識を身につけ、試験に合格する必要がある。試験では知識や技術のほか、経営能力も試される。

これはもうドイツの制度としてとても有名ですね。自分に関係するところでも、録音エンジニアなどのトーンマイスター(音職人)とか、ワーグナーの楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」などのマイスタージンガー(歌の職人)とか、とても馴染み深いです。


アドヴェント

クリスマスまでの4週間をドイツでは、アドヴェント(待降節)と呼ぶ。アドヴェント前に各家庭で必ず用意するのが、もみの木など常緑樹でつくったリースに4本のろうそくを立てたアドベンツクランツ。日曜日のたびに1本づつ火を灯し、4本全てに火が灯されると、クリスマス到来です!

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では、ドイツ料理として、どんなものが有名なのか。

ヴァイストヴルスト

100種類以上もあると言われるドイツのソーセージ。中でもミュンヘンが州都のバイエルン州の伝統的なソーセージのヴァイスヴルストは非常に傷みやすいので、朝早く作って朝ごはんで食べる習慣がある。薄い豚腸の皮を剥いて甘いマスタードをつけて食べる。

これはとても有名。自分も何回も食べたことがある。昔、この豚腸を剥いて食べるということを知らずにそのまま食べていました。(笑)あと、ゆで汁につけてサーブされることもあって、そのゆで汁を飲もうとしたこともあります。(笑)


ブレーツェル

腕組みをしたような独特の形のブレーツェルはドイツが発祥のパン。水酸化ナトリュームをくぐらせてから焼くことで、表面がパリっとした茶色になる。


ヴァイスビア

小麦の使用割合が多いドイツのヴァイスビア(白いビール)はフルーティーでポップな苦みの少ないのが特徴。これもよく飲みました。ドイツと言えばビールとソーセージという感じで、ビールでは、このヴァイスビアが代表的で、ベルリンなんか行ったときはよく飲んでいた。


クラインケベック&ブロート

小さい小麦のパンをクラインケベック、大きめのパンはブロートと呼ぶ。朝ごはんにはクラインケベックやミューズリーなどをよく食べる。また10時頃には休憩をとって軽食を食べる習慣があって、家から持ってきたパンや果物を食べます。

へー!面白い!


クワルク

生乳を乳酸菌発酵させて作るドイツのフレッシュチーズ。ドイツでは消費されるチーズの半分近くがクワルクなのだ。

カルトフェル

南米から伝わって17世紀末ごろから食べられるようになったジャガイモ。今ではたくさんのジャガイモ料理が考え出され、ドイツ料理には欠かせない食材である。


カルテスエッセン

ドイツの食事というのは、朝と夕を少なめにして、お昼をたくさん食べる。1日のメインは13時頃に食べる昼ごはんで、小学生は給食がなく、家に帰って食べる。一方、晩ごはんはカルテスエッセン(冷たい食事という意味)と言って、火を使わずブロートとハムやチーズ、ピクルスを食べる。


保存食

食料が乏しくなる冬に備えてソーセージなどの肉の加工品、ザワークラウトやピクルスなどの野菜の瓶詰といった保存食を作る習慣があった。そうした食品は冷蔵庫が普及した今でもドイツ料理を特徴付ける食品なのだ。


グリューワイン・キンダープッシュ

寒い時期はスパイス入りの温かいグリューワインがよく飲まれる。ワインの替わりにブドウジュースで作るキンダープッシュもある。


こんな感じです。いかにもドイツの食事という感じですねぇ~。
感覚的にわかります。

そのドイツの朝ごはんを食べに、今日も原宿にやってきました。



まさに東京の伝統的な木造建築の原宿駅。

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これは残しておいてほしいなぁ。近代的な新駅舎ではあまりに味っ気ありませんね。

こんな女子高生のような大行列が!聞いてみたら、ジャニーズショップのオープンを待っているのだとか?さすが原宿!(笑)

                                                      
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しかし店内は、女性率高し!男性はボク1人しかいません。(^^; みんな、女性です。自分の真向かいに、女性2人に座られました。あまりにあっけらかんで、こっちが勝手に照れています。(笑) もう向かいの女性たちから、自分は異性とは、思われてません。やりたい放題、好き放題に喋ってます。(笑)

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これがドイツの朝ごはん。

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今回のはミュンヘンが州都のドイツ南部・バイエルン州の伝統的な朝ごはんメニュー。

バイエルン州には、非常に傷みやすいため朝早く作って朝ごはんに食べる習慣がある白いソーセージ「ヴァイスヴルスト」がある。甘いマスタードをつけて、腕組みをしたような独特の形の「ブレーツェル(英語ではプレッツェル)」と一緒に食べるのが典型的な朝ごはんメニュー。

生乳を乳酸菌発酵させて作るドイツのフレッシュチーズ「クワルク」やレンズ豆のサラダとともにワンプレートにしてある。

もうかなり有名な品々なので、経験のあるものばかり。

ヴァイスブルスト、白ソーセージはふつうに美味しかったですよ。でも豚腸の皮は面倒なので、剥がさないでそのまま食べました。(笑)マスタードをつけながら。

腕組みした形のブレーツェルのパン。確かに表面はパリっとした感じになっていますが、でも普通のパンです。(笑)

ドイツの有名なチーズ「クワルク」もふつうに美味しいチーズ。
レンズ豆のサラダは、いままで食べたことがなくて、珍しかったですが、普通に美味しかったです。

ドイツの朝ごはん、正直物足りない。(笑)
なんかあっという間で、どれもよく知っているものばかりなので、感動はあまりなかったです。

あっけなかったです。




自分は結構ベルリンとかドイツに行ったとき、せっかく日本から来たんだから元をとらなければ、という貧乏発想で結構ドイツレストランで肉料理とか、ドイツ独特の有名な豪勢な料理を頼んだりするのですが、意外やドイツ人の普段の食事ってそのようなものは家庭では食べなくて、家庭ではもっと質素なものが多い、というお話、これからしてみます。


ベルリン在住のフリーランスライターで、ドイツのライフスタイル分野を中心に執筆している久保田由希さん。

日本での仕事に終止符を打って、2002年にベルリンに渡って、ご自分で、明日のことはわからない崖っぷちフリーランスライターと仰っていますが、大好きなドイツ、ベルリンの情報を発信していこうという人生の選択。

まっ華やかに見える一方で、その裏には大変な見えない苦労も多いと思いますが、記事をよく拝読しているので、うらましいなぁと思う限り。

去年の2017年の記事で、

「平日はシンプルな家事でいい。ストレスの少ない、ドイツの合理的な食生活」

は、なかなか感心することが多かったのでここでその一部を紹介。
ドイツで生活してみないとわからないというか、観光旅行ではぜったいわからないことですね。

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(c)Yuki Kubota


「やらなければならない」と信じていることが案外単なる思い込みで、やらなくても別に平気だったという場合がある。中でも家事、特に食事については日本にいた頃よりもずいぶんと気楽に考えるようになったそうである。


ドイツの食生活はシンプル。朝食メニューはパンにハム、チーズ、野菜などを挟んだものや、ミューズリ(オーツ麦などの穀物を加工したものにドライフルーツ、ナッツなどを加えたシリアルの一種)に牛乳やヨーグルトをかけたものが主流。

昼に温かいものを食べ、夜は再びパンにハム、チーズという「火を使わない食事」が伝統的である。夜に温かいものを調理する家庭も当然あるが、火を使わない夕食は現代でもごく普通の光景。

ドイツパンは、白くふわふわした日本の食パンとは異なる。ドイツパンの種類は豊富で地域によっても異なるが、一般的に北部に行くほど生地に使われるライ麦の割合が高くなる。


〇朝食は「作るものではなく、食卓に並べるもの」

ドイツの一般家庭にホームステイをしていたとき、パン、バター、ハム、チーズという内容の朝食を毎朝準備していて「ドイツの朝食とは作るものではなく、冷蔵庫から出して食卓に並べるものなのだな」と思ったそうだ。

もちろんこれは手抜きではなく、そうした食文化なのである。

ドイツでは夕食も朝食と同じ内容でいいのだと知ったとき、それを真似しようとは思わなかったが、少なくとも日本食のように「夕食にはご飯と味噌汁、メインのおかずに小鉢やサラダを付けなければ」という半ば強迫観念めいたものは消えていったそうだ。



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朝食によく作るフルーツサラダ。リンゴやバナナ、キウィなどを刻んで混ぜたもの。
これにオレンジジュースやコーヒーを添える。(c)Yuki Kubota



〇軽い夕食は、胃もたれせずによく寝られる

夕食によく作るのはサラダ。パンを添えるときもある。ときどきはシチューや、茹でたジャガイモにハーブソースをかけた料理も食卓に上る。

スーパーで売っている惣菜の品揃えは日本ほど充実していないが、夕食を作る気力がないときにはサンドイッチを買ったり、気軽なアジア料理レストランで料理をテイクアウトする人もいる。

考えてみれば、昼食は午後の活動に向けてエネルギーが必要なので、しっかりした食事を取るのは意味がある。夜は寝るだけなので昼間と同様に食べなくてもいいといえる。理にかなった食生活ではないだろうか。


現代の家庭料理で手の込んだものはなく、野菜もよく使う。ドイツ料理レストランで見かけるようなどっしりとした肉料理は、ベルリンの一般家庭では特別な行事を除いてあまり作らない。



〇平日はシンプルに、週末はみんなで食事を楽しむ


こうした食習慣は、日本の感覚ではなかなか受け容れられないかもしれない。日本人にとって食事は非常に重要で、食べることは大きな楽しみだろう。

私自身も夜には温かい料理を食べないと、どことなく寂しい気持ちはある。しかし以前のように品数に縛られることはなくなり、いまでは栄養バランスさえ気をつけていれば、ご飯に具だくさんのスープ程度で十分だと思っている。

ドイツでは平日の食事はごくシンプルに、週末は家族全員で生地からピザを作ったり、夏は庭や公園でバーベキューパーティーをする、という例もよく聞く。そうしたメリハリが、家事への重圧感を減らして日常を楽しむ秘訣かもしれない。




平日の食事はシンプルにして、休日に料理を楽しむスタンスもいいのではないか。冒頭のように「やらなければならない」ことが思い込みに過ぎないこともある。


記事全文はこちらです。                                            「平日はシンプルな家事でいい。ストレスの少ない、ドイツの合理的な食生活。」

https://www.huffingtonpost.jp/2017/07/28/housekeeing_n_17620118.html


たしかに、自分も食事は、1日の生活の中でもっとも楽しみのひとつ、いや食べること自体が人生の楽しみみたいなところがあるから、このドイツ人の平日の食生活がそのまま日本人の価値観とあうというか強制はできないと思うけど、確かにそういう生活スタイルもあるんだな~と思いましたね。

でも夜はやっぱり自分は温かい食事じゃないとダメだな。淋しすぎる(笑)

また「ドイツ人が教えてくれたストレスを溜めない生き方」の最近の著書も出たばかりで、自分が住んでいる日本人社会とは根本的に違う何かがありそうで、なかなか面白そうですので、これもお勧めしておきます。

https://www.shc.co.jp/book/9339








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