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松本の魅力 [国内音楽鑑賞旅行]

サイトウ・キネン・フェスティバル松本が開催される長野県松本市。とても狭い街なのですが、歴史ある城下町で過去2回ほど訪れましたが、いろいろ散策をしてまいりました。と言っても私の場合、食中心の散策なのですが.......(笑)

長野県松本市は、都内から行く場合、新宿から特急あずさに乗って3時間、松本で下車です。決して近くはありませんね。

松本駅
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宿泊先のホテルは、この松本駅のすぐ横にあるホテルニューステーション松本というビジネスホテルです。このホテルに荷物だけ預けて(チェックインは15時からなので)さっそく街をぶらぶら。

小澤さんのオペラ収録のために早くから松本入りしているゴローさんにご挨拶代わりに昼食をご一緒にすることに。この日をはじめ、丸々2日間、この松本でゴローさんと過ごした日々は一生忘れられません。

紹介していただいたお店は、県文(長野県松本文化会館)のすぐ傍にある洋食屋さんGARAGEというお店です。ここのお店は県文の近くにあるということで、サイトウキネンのオケのメンバーがよく休憩に食事に来る馴染みのお店だそうです。
私達が居た時もオケのメンバーが入ってきたりしていました。(ゴローさんはメンバーの方に挨拶に行かれていました。)

GARAGE
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入口
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店内はとてもお洒落で雰囲気のあるお店ですね。
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私はデミグラスソースのオムライスを注文しました。
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いろいろ勉強になるお話を聞かせていただき、楽しいひととき。とても素敵なお店を紹介していただきました。この後、分かれて、私は主だったところの松本散策をしました。

さて、ここからどうするか?今回松本を訪れることでどこが名所なのか事前にガイドブックで調べて、
・国宝松本城
・中町通り
・ナワテ通り
この3か所を散策することに決めていました。松本を訪れるならこの3か所でしょう。400余年の風雪に耐えた天守閣を中心に広がる松本は、まさに信州の文化発信地。女鳥羽川という川の両側に中町通りとナワテ通りという2大通りがあるのです。城下町風情が満喫でき、レトロな散策が楽しめるのです。

まず松本城に向けてスタート。
松本市は結構小さい街ですね。地図どおりでわかりやすい街で歩くとすぐに目的地に到着する感じでした。

松本城到着!
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現存する5重6階の天守閣は日本最古を誇り、姫路城、彦根城、犬山城とともに国宝城郭のひとつだそうです。実際目の前にしたとき、壮大な感じで感動。でも良く観るとやはり古さが随所に感じられますね。
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つぎに女鳥羽川という川沿いにある中町通りを散策します。松本城からそんなに離れていません。

女鳥羽川
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ここが中町通りです。とても城下町の名残りがあるレトロの感じがありますね。
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2大通りのもうひとつの通りであるナワテ通りを散策です。
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城下町の風情がよく現れていてとても素敵な景観だと思いませんか?

さて、松本での生活では、毎朝の朝食はホテルで摂っていた訳ではなかったのです。毎朝の朝食は、「珈琲美学アベ」でのモーニングサービスを朝食としていたのです。このお店はゴローさんがサイトウキネンのメンバーのブログで知ったお店らしく、コーヒーが素晴らしく美味しいだけでなく、モーニングサービスの朝食も抜群にいける。あがたの森通り沿いにあって、奥手に引き下がったところにあり、いったん通っただけでは存在に気がつかないのですが、ようやく見つけました。

珈琲美学アベ
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店内
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モーニングサービス
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私はコーヒーにはあまりうるさくないほうなのだが、それにしてもここのコーヒーは正直美味しい。コーヒーの香りが芳醇で、味が濃いのです。普段の飲んでいるコーヒーがいかに薄くて水っぽいか身にしみてわかってしまった。モーニングもとても美味しい。

このお店の面白いのは、コーヒーカップを置く皿の部分に、このお店の珈琲の哲学が書いてあるのです。

悪魔のように黒く
天使のように優しく
恋のように甘い
珈琲のひととき・・・ 

また、メニューやコーヒーのソーサには、「疲れをいやすひととき、悪魔のように黒く、恋のように甘いコーヒーを!!」とか、「水ばかり飲んでコーヒーを飲まないなんて人生に生きがいがあるだろうか?疲れをいやす一時に悪魔のように黒く恋のように甘いコーヒーを!」 なんてメッセージが書き込まれている。とても素敵な珈琲専門店です。松本に滞在した時は、必ず朝食はここのモーニングサービスを摂ることにしたいと思います。

さて、この喫茶店の隣の方向には松本唯一のオーディオショップのロイヤル・オーディオがあります。
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なかなかの規模のお店で、すぐ店長さんとも仲良くなれました。視聴室にも通され、数枚のCDを聴かしてくれました。特にアルゲリッチのガラスCDを聴かせてくれたりしました。なかなかの美音でした。
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このお店には小澤征爾さんやソニー元会長の出井さんなどが寄っているらしく記念写真が置いてありました。出井さんの時期でしかも小澤さんの風貌から随分昔の写真だと思います。このオーディオショップにゴローさんと寄った時に、なんと偶然にもあのAV評論家の麻倉怜士さんとばったり出会ったのです。ゴローさんと麻倉さんはその場で世間話に華を咲かせていました。そしてゴローさんは私を麻倉さんに紹介してくれて、店長含めて、4人で私のカメラで記念撮影しました。いまでは私の宝物の写真になっています。

ゴローさんは、よくこのロイヤル・オーディオの2Fの視聴室で、BD-Rに焼いた収録画像を、ここで観てみるために使っていたみたいです。私と一緒に行ったときも、昨晩の「青ひげ公の城」の収録BD-Rをこの視聴室で、ゴローさん、麻倉さん、店長、そして私で観てチェックして、ここはどうだ、こうだ、という感じで話が盛り上がったのでした。このこともゴローさんから言うなよ、と言われたのですが(笑)、いまでは時効でしょう。(笑)

さて、松本と言えば蕎麦でしょう。松本市内にはそれこそ歩いていたら、至る所に蕎麦やさんがあります。 この信州蕎麦を体験するために取っておきのお店にゴローさんに連れていってもらいました。これも県文(長野県松本文化会館)の傍にあるんですが、小澤さんがとてもひいきにしているお店ということで、毎年夏に来るとき、小澤さんは必ずこの蕎麦屋さんに寄るんだそうです。

「かどや」というお店です。

確かに県文の近くなんですが、住宅の中を迷路のように行く感じでなんか隠れ家のお店のような感じがしました。

かどや
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店内は本当に純和風という感じです。
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小澤さんはこの蕎麦屋に寄った時には、必ずここにサイン色紙を書いていくのだそうです。私達が行った時も、「いつもありがとう 小澤征爾 2011.8.16」という色紙が貼ってありました。
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そしていよいよお蕎麦の登場!128.JPG

これが信州蕎麦です。1人前頼むんですが、ざるが2皿なんですね。なかなかの量です。あと野沢菜ごはんもいただきました。 いや~本場の蕎麦だけあってさすがに腰があってとても美味しいです。あとわさびがかなり本格的!蕎麦の独特の香りが芳醇で関東で食べているのとは全然違いました。やっぱり本場の味です。

なんか満足です。松本に来たらぜひ蕎麦を食べないと、と思っていたので、とても達成感がありました。

さて、あと信州といえば、もうひとつ体験したいものがあります。それは信州牛のステーキです。これは今回は経験できなかったのですが、次回行くときはぜひ経験したいと思っています。

さて、松本にはもうひとつマニアックなお店があります。これもゴローさんが日記で紹介してくれたお店なのですが、それが信州大学の正門前にあるエスニックカレー屋さんの「メーヤウ」。信州大学の正門前とは言っても正確には正門の真正面にある訳ではなくて、正門前から右に少し歩いたところにある。じつはこのメーヤウ、2店舗あって、桐店と信大前店とがある。ここの名物が「4色カレー」。この4色カレーが置いてあるのが信大前店のほう。私は最初、信大前店がわからず、間違って桐店のほうに行ってしまって、4色カレーが置いてなかった。2回目の正直でようやく信大前店に辿り着き、この4色カレーを食することができました。

エスニックカレー屋「メーヤウ」信大前店
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店内
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これが4色カレー。
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イエロー (デリー風イキン・カレー)
レッド  (タイ風ビーフ・カレー)
グリーン (タイ風チキン・カレー)
ブラック (カシミール風ビーフ・カレー)

といった具合に この店ではカレーの種類が「色」で示されます。4色カレーは、大皿なので 特大盛りという印象を与えるかもしれませんがご飯の量は トータルで 単品カレーの一人前と同じ。カレーは、4種類合わせて 単品の2倍くらいの量でしょうか。大食漢の私は、ペロリと苦もなく平らげてしまい、満足したのでした。

詳しいお店情報のリンクはこちら。(↓) 
エスニックカレー屋さんの「メーヤウ」 

松本に行ったときは、必ず朝食に珈琲美学アベのモーニングサービス、そして信州蕎麦、そしてこの4色カレー、そして夕食に信州牛のステーキは制覇したいですね。なんか食いしん坊の話ばかりですね。(笑)

さて松本の魅力、伝わりましたでしょうか?とても狭い街ですので、あっという間に散策できてしまいます。サイトウ・キネン・フェスティバル松本が開催されている時期は、かならずゴローさんがこの松本に収録のために滞在していますが、今年からはそういうこともなし、なんか主なき松本という感じがしていますが、もし今度、またこの松本の音楽祭に訪れることができるチャンスがあったら、ゴローさんに紹介してもらったこれらのお店を、想い出巡りという感じでもう一度ひとつひとつ訪問し直したい、と思っているところなのです。


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