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アラベラ・美歩・シュタインバッハーのインタビュー特集 [クラシック演奏家]

12月の来日が迫ってきているアラベラ・美歩・シュタインバッハー。今一押しで自分的には1番旬なヴァイオリニスト。

ミュンヘンでドイツ人の父親と日本人の母親との間に生まれた日系ハーフのソリストで、PENTATONEが絶賛売出し中の看板娘である。
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(この写真は、クラシック情報専門誌 月刊「ぶらあぼ」でのインタビューでの、写真家:中村風詩人さんの撮影されたお写真から拝借して参りました。)

来日を迎えるにあたって、各メディアが彼女のインタビューをおこなっていて、それが一斉にパブリックになった。

1981年生まれの彼女は、現在33歳。決して若くない。デビューも2000年頃だ。結構中堅どころなのだが、いままで日本での知名度というか露出が少ないので、新鮮な存在に感じる。

メディアによる演奏家の扱いというのは、私見であるが、その演奏家人生にとって、必ずはじける瞬間というのがあって、彼女がいまそういう時期なのではないか、と思う。

PENTATONEでのデビューは随分昔みたいで、HMVを眺め見ていると、結構彼女のアルバムはいっぱい出ている。(知らなかった。(^^;;)) その当時は、ユリア・フィッシャーが鎮座していたので、彼女はサブ扱いだったのかもしれないが、ユリアが去った今、まさにPENTATONEレーベル挙げて彼女をプッシュしている。

FBで彼女のページを登録しているのだが、頻繁にタイムラインに彼女のデイリー・レポートが流れてくるのだが、連日によるヨーロッパコンサート、そして次の新しいアルバムのためのセッション録音など、大活躍だ。

なんとPENTATONEの彼女の次のアルバムは、デュトワ&スイス・ロマンド管とのコンチェルトで、スイス・ジュネーブのヴィクトリア・ホールで録音作業をおこなっている。

これがFBで掲載されているそのときのセッションの模様。(FBでの彼女のページから拝借してきたものです。)
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なんか彼女の写真をみると、ちっちゃな女の子という感じ(笑)で、大人の色気という感じではなさそうなのだが。(笑)
でもこのオケで、このホール、いかにもPENTATONEのお得意という感じで、しかも自分的にも気になっている組み合わせなので(近年にぜひ訪問予定)、このネクスト・アルバム、とても楽しみだ。

インタビューは、彼女の幼いころに育った環境などの想い出から、音楽観、人生観、そして自分のレパートリーに対する考え方など、演奏家としての彼女の全貌がわかる感じで大変興味深い。

現在はミュンヘンに暮らしている彼女であるが、、母の国である日本は当然ゆかりが深く、子供のとき夏休みに東京・金町(なっなんと!!!)の祖父母の家を毎年訪れていたそうだし、鎌倉や親戚のいる大分の臼杵も好きだ、とのこと。

親近感が湧く。

オーディオで聴く彼女の音色は、ユリアのド派手な音色に比べると、幾分、乾いた感じの乾燥質な音色に聴こえるのが気になる。録音のトータルな出来栄えとしてはいい、と思うのだが。

彼女の愛器は、日本音楽財団貸与のストラディヴァリウス「ブース」(1716年製)。

この楽器の音色が実際の生演奏で聴くと、どのように聴こえるのか楽しみだ。そして彼女の立ち振る舞いなどの演奏姿、きっと映えるんだろうなぁ、楽しみ。

そんな彼女の来日スケジュール。 (すみません、これも「ぶらあぼ」さんからの拝借です。(^^;;))

リサイタル
12/3(水)18:45 愛知県芸術劇場コンサートホール
中京テレビ事業052-957-3333

12/4(木)19:00 トッパンホール
トッパンホールチケットセンター03-5840-2222

12/5(金)19:00 フィリアホール
フィリアホールチケットセンター045-982-9999

12/6(土)14:00 川口総合文化センターリリア
リリア・チケットセンター 048-254-9900

飯森範親(指揮) 日本センチュリー交響楽団
12/9(火)19:00 ザ・シンフォニーホール
曲/メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調
センチュリー・チケットサービス06-6868-0591

シャルル・デュトワ(指揮) NHK交響楽団
12/12(金)19:00、12/13(土)15:00 NHKホール
曲/ベルク:ヴァイオリン協奏曲「ある天使の思い出のために」
N響ガイド03-3465-1780

当初は、トッパンホールだけの公演に行こうか、とも思ったが、結局フィリアホールでのリサイタル(これは、ぴあでは売っていなくて、フィリアホールでのHPから購入します。)、そしてぜひ彼女のオケとのコンチェルトも聴いてみたい、と思い、N響とのコンサートも行くことにした。

全部で3公演!
今年の芸術の秋は、これかなぁ。

いま1番はじけている彼女としては、もうひとつの母国である日本での晴れ舞台となりそうだ。

こちらが、そのインタビュー記事。 ぜひ、ぜひとも読んでみてください!

クラシック音楽情報誌 月刊「ぶらあぼ」
http://ebravo.jp/archives/13646

フィリアホールでのHP
http://www.philiahall.com/html/interview/Interview141205.html

アラベラ・美歩・シュタインバッハーのプロフィール
http://www.pacific-concert.co.jp/foreigner/view/49/

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