パリで過ごした日々 [海外音楽鑑賞旅行]
コンサート鑑賞日記やコンサートホール探訪のいわゆる「お仕事日記」が終わったら、あとは散策、食中心に「お遊び日記」ですね。頭使わなくていいや。(笑)写真日記で一気に書き上げます。
今回初日にパリに入って、パリでの宿泊ホテルは、なんとオペラ通りのガルニエのすぐ傍でした。(イタリアン大通りのほう)
メトロ(Opera)を使うので、毎日その地下への入り口の前に堂々とそびえ立つオペラ座・ガルニエの壮厳なるお姿を毎日拝見していた訳です。
とにかく地の利が最高にいい。宿泊代もそこそこの値段で、もちろんWiFiも無料で使い放題。自分はホテルに全くこだわらないので、こういうところがいいですね。
周辺はカフェやレストランが山のようにあって本当に便利だな、と思いました。
ホテルは、玄関からフロントまでが多段数の階段が上がるところが閉口で、重いカートを持ち上げながら登っていくのが冗談みたいでしたが仕方がないでしょう。
結構雰囲気のあるホテルです。
朝食をいただく憩いの場所。
ちょっと狭すぎですね。ご覧のように、ベッドと机の間がほとんど隙間がないので、パソコンで速報を日本に送るとき、この狭いところに体を斜めにして無理やり入れ込んで苦しかったです。でも、後半もう一泊した時は、部屋が変わっていて、そのときはスゴイ広い部屋で見違えるように過ごしやすかった。
毎日ガルニエの前のこのメトロの入り口のところで、「今日のガルニエ」と称してガルニエの写真を日本に送っておりました。
こちらがガルニエからルーブル美術館のほうに向かう有名なオペラ通り。
こちらが、ヴァンドーム広場を通ってコンコルド広場に行くほうの通り。
なんとある日、このオペラ通りのほうで、マラソン大会が始まってしまいました。吹奏楽でランナーを煽っていたりしました。(笑)
こちらがいつも自分の出発点であったメトロのOpera駅。
それにしても久しぶりの3年振りのメトロ。
パリではメトロなしでは絶対生きていけません。移動するには絶対メトロが便利ですね。
パリのメトロは、何番に乗って、終着駅がどこなのかが、コツですね。とても明快で、日本の地下鉄よりずっとわかりやすいと思います。パリのメトロは東京と全然違って、隣の駅が近くて網の目状。場所によっては次の駅が見えてたりする。 最初は分かりにくいけど慣れるとメチャ便利です。
全区間1.38ユーロ。Navigoというやつが、日本でいうSuicaなんですね。
ところが3年振りで、券売機が変わっていた。
古い券売機と新しい券売機とが混在していた。
古い券売機
新しい券売機
最初、新しいほうのが使い方がわからなかった。メニューをスクロールするやつが、券売機についているクルクル回すやつでスクロールするとはわからなくて3分間位悩んでいたりした。(笑)
でもこのパリのメトロはホントに移動の手段の中心ですね。
反対にパリのメトロの中は、スリ王国パリのスリの温床だったりする。メトロの中はかなり危ない。毎日相当気を付けていました。
さて、パリのカフェ事情。
ホテルの周辺はカフェ&レストランだらけで、食べ物には困らなかった。そして最近は日本の観光客も多いせいか、日本語メニューを用意してくれるところも多いですね。
でもパリのカフェって高いっすよね。毎日入ってみて、大体1品15ユーロ~20ユーロくらい。ってことは1品2000円~3000円ってこと?ちょっと普段の食事処としては、かなり不便と思いました。
ここ、ホテルのすぐそばのカフェ。
おフランスのカフェなら、やはり外でいただくのが、ということで、そうしたら虫が寄ってきてそんなにロマンティックなものではなかったです。(笑)
チーズ&オニオンスープ。
これは美味しかったなぁ、ボリュームがあって。でも見かけが汚いな、と思いました。(笑)
鴨のフォアグラ。
これは大したことなかったですね。高いのにフォアグラを頼むことが間違っている。
タルタルステーキ。
これは喰えねぇ。ステーキの文字に目がくらみましたが、タルタルという言葉を見逃していました。生肉はまったく苦手です。
で、結局どうすることが多かったか、というと、こういうことだったりするんだなぁ。(笑)
ホテルの隣がマクドナルドだったりしました。(^^;;
特に終演後ホテルに到着するのが、夜の11時30分くらいですから、ここからカフェ&レストランに入るのは、夜中だし安全面から怖い感じがしたし、またポアソンとかヴィアンテとかメニューと格闘しても見当違いのモノが来たりして疲れるだけで、結局最初から解りきっているもので、腹が満たされるものということでこっちの道に行ってしまうのでした。
毎日の公演後の夜食は、ほぼ毎日このホテルの横のマックで食べていましたね。
ホテルの反対の横には、こんなお店もありました。
ベルギーのムール貝を食べさせてくれるお店の「レオン」。
なんか有名なお店みたいですね。パリ市内にもいろいろ支店があるみたいで、ここオペラ支店は、私のホテルのすぐ右隣にありました。
店内は、結構雰囲気があっていい。
大昔にベルギーに居たことがありますが、それ以来かも......ムール貝。
結構おなか一杯になるし、美味であったり。(中にサーモンが入ってます。)ベルギービールと併せて25ユーロ。これはとてもいい食事タイムでしたね。
FBの友人からのコメントで、ホテルがガルニエの傍ならオペラ大通りに行くと日本食レストラン街があるよ(特にラーメン屋がいっぱい!)、というコメントをもらって行ってみようかな、とも思いました。
もし海外赴任しているのなら、和食党の自分にとって日本食を食べられるところを探すのは命綱でしょうけど(笑)、たまに海外旅行に来るんであったら、やっぱりそこで日本食を食べてはダメでしょう。(笑)せっかく来たのなら、その国でしか食べれないものを食べないと!
オペラ通りをまっすぐ歩く。
そうすると左側に入ったところに日本食レストラン街を発見!
圧倒的にラーメン屋さんが多いですが、和食屋さん、お寿司屋さんなどたくさんありました。どこのお店もスゴイ繁盛していて、やっぱりパリ市民にとっても、日本食ってブームなんだなぁと思いました。
結局ここのラーメン屋さんに決めて入ることにしました。
店内。
サインがこんなにいっぱい!
出てきたラーメン。
はっきり申しますが、日本ではそれなりにラーメンにはうるさい美食家の自分にとって、まぁまずくはないけど大した美味しくはありませんね。でもパリにずっと住んでいたなら、きっと美味しいと思うようになるんだなぁと思いますね。
まぁパリに来たら、もっとおフランスらしいお洒落なもの食えよ、という感じかもしれませんが、食べ物にセンスありませんのでスンマセン。
パリにいるからといって、とりわけ珍しいコアなところに行った訳ではまったくなくて、初心者が行くようなところで満足。なにせコンサート通いで精いっぱいで、そんな地図で捜し歩いて、なんというのは疲れちゃうばかり。
シャンゼリゼ通りに出る。
お馴染み凱旋門。
写真に写っている通り、いやぁその前は中国人だらけ。(笑)大変な中国人の集団でした。
一昔前の日本人ですかね。
そしてシャンゼリゼ通り。
そしてこのシャンゼリゼ通りに来たら、必ず寄るカフェであるフーケッツ。
シャンゼリゼ大通りとジョルジュ.サンク大通りがぶつかる一等地に存在感たっぷりの赤い屋根のカフェで、ずっとシャンゼリゼを見続けてきた老舗カフェです。パリに来たら必ず寄ります。
コーヒーとゆで卵をいただきましたが、ゆで卵はこんなにオシャレに盛り付けられるとは!
休憩した後、エッフェル塔のほうに行く予定。忘れもしない3年前に道を間違えて迷ってしまった苦い思い出が...... 同じ間違いはしません。
トロカデロ広場のほうに無事に出て、そこから1枚。3年前のリベンジはできかたかな?
さらにセーヌ川を渡って目の前でもう一枚。
昔ベルギーに住んでいたころ、このパリへは車で1時間位かけて頻繁に遊びに来ていて、そのときに、このエッフェル塔の近くのクレープ屋さんでクレープを食べた記憶があったのでした。そんな想い出を巡ってクレープ屋さんを探してみました。たくさんありましたが、ここかなぁ?
このエッフェル塔い来たらどうしてももうひとつやらないといけないことがありました。
それは有名なセーヌ川の遊覧船に乗ること。
これもあまりに有名すぎな観光場所ですが、昔ソニー在籍時に上司が出張で、パリに来て、なにをしていたか、というと、当時画面のアスペクト比でワイド画面の16:9が開発された頃で、ビクターが開発したアナモフィックレンズ、つまりノーマル画面4:3のカムコーダーにこのアナモフィックレンズを取り付けて16:9に変換して撮影する、というフィールドテストをやるのが仕事で、そのシーン撮りに、このパリのセーヌ川の遊覧船に乗って、そこから撮るシーンを16:9で撮影しいていたのでした。
それを日本に持ち帰って、その撮影シーンを見て、「あー、オレもいつかはこの遊覧船に乗ってみてー」と思ったのでした。(笑)
セーヌ川遊覧船乗り場を発見。エッフェル塔の目の前にあります。
遊覧船がやってくる。
いよいよ出発!
つくづく残念だったのは、天候が曇りでやがて雨が降ってきたこと。
オルセー美術館が見えてきました。
そして.......もっと天候がよかったらなぁ。
そしてルーブル美術館が見えてきました。
ノートルダム大聖堂
Uターンしてノートルダム大聖堂のうしろ。こっちのほうがカッコイイですね。
まぁパリ滞在はこんな感じで過ごしていました。確かに初日、2日目とあまりにはしゃぎ過ぎて、みなさんからハイテンション過ぎると心配されましたが、案の定、3日目以降時差ボケでガクンと電池切れ。(笑)後半は大事なコンサート前はホテルで仮眠という感じでありました。
でも、コンサート鑑賞が一番の目的ですから、このくらい廻れればいいんじゃないですかね?
コメント 0