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スイス・ジュネーブで過ごした日々.........アムステルダムは? [海外音楽鑑賞旅行]

パリでの日程を終えて、いったんスイス・ジュネーブに移動して、そこからまたパリに戻ってくる、という変則的なハードスケジュール。

早朝5時くらいにホテルからタクシーでリヨン駅(Gare du Lyon)に行って、そこからTGVでスイス・ジュネーブに移動する。

TGV
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はじめてTGVに乗れて感動~!!

車内では、隣でパリジャンヌたちが爆睡しておりました。(笑)
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パリからスイス・ジュネーブまではTGVを使って3時間位です。

ジュネーブのコルナヴァン駅に到着。
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なんとホテルはその駅のド真ん前(笑)
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今回結局、パリとジュネーブとアムステルダムの3箇所のホテルに宿泊しましたが、1番当たりだと思ったのは、このジュネーブのホテルでした。(逆に1番外れだと思ったのは、アムステルダムのホテル。(笑))

とにかく値段が安くて、立地が良くて、WiFiが無料。この3原則は私の場合は必須条件。それにも増して、ここはすごくキレイなんです。豪華なホテルでもないのに、なんか小綺麗で、レトロな雰囲気で、ヨーロッパのテイストがあって、もの凄く気に入りました。

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フロント
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ロビー
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部屋
赤と白のツートンカラーですごいカッコイイ!
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旅行前にガイドブックでジュネーブの地図を見ていた時は、かなり複雑な入り組んだ地図に見えて、あ~これは1日しか滞在しないので、市内観光は無理だなぁと思っていたり。

しかも駅前のホテルから会場のヴィクトリアホールまで結構入り組んでいて距離があって歩くので1番不安でした。想定外だったのは、早朝にジュネーブに移動した理由は、1日しかいないので観光ができないので、なるべく早くジュネーブ入りしたかったためです。ところがホテルにチェックインして気づいたのは、部屋に入れるのはクリーニングした後の午後1時くらいなんですよね。このとき朝の9時くらいだったので、相変わらずアホだなぁ、自分と。(日本でもこんな当たり前のことを。)(笑)

仕方がないので、カートだけホテルに預けて、ホテルの前をぶらぶら散策してようと思いました。(これがじつは大成功!)

ジュネーブの街に来るなんて、ソニー在籍時代にロンドンに赴任していた時に、DVB(欧州デジタル放送規格)のWG(Working Group)の会合がジュネーブで開催されるので、それに出席するために訪れたとき以来、じつに20年振り!!!まったく覚えてないや!(笑)(そのときチーズフォンデュを食べたことは覚えていたりする。)

ジュネーブの街は、駅前の新市街とローヌ川を渡ってその向こうにある旧市街とふたつのエリアに分かれている。ホテルを出て、新市街の中心ストリートであるモン・ブラン通りをとりあえず当てもなくブラブラ南方に下がっていく。

やっぱりスイスは清潔感がある感じで、いいですね。治安もよいし。なんか、2年前のルツェルンを歩いているのと同じ感覚になった。パリに4日もいるだけで、段違いの感覚。(笑)(パリの街を歩いていて思うことは、スゴイ多国籍というかいろんな人種の集まっている国だな、と思うことです。特に黒人系の方が多いのが印象的ですね。)

ここスイス・ジュネーブは人がほとんど歩いていなくて、スリの心配もなくて断然安全な感じがする。

その道すがらの街並みの風景
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歩いていると、う~ん、地図からするとこのままいくとローヌ川にぶつかるなぁ。なんとなく地理感覚がわかる感じで楽しい。

そしてローヌ川、レマン湖にかかるモンブラン橋。
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やっぱり2年前に訪れたルツェルンもそうだったけれど、やっぱりスイスって白鳥なんだよなぁ。美しい!
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ローヌ川、レマン湖まで来ちゃったんなら、よ~し、これはヴィクトリアホールまで歩いて行っちゃえ!という感じになった。

川にぶつかったら右折してイル橋を渡る。

そこから観たレマン湖、そしてジュネーブと言えばもっとも有名なレマン湖の噴水も観れる。
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旧市街の中に入ると、建物が綺麗に区画上に整列されて並んでいるので、わかりやすい。大体おおよその見当をつけて、後は通行人に聴きまくり。(笑)

でも、それでもちゃんとたどり着く。ヴィクトリアホールは、たくさん並んでいる街の建物中に埋もれる様な感じで佇んでいる。

ヴィクトリアホール。
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よし、これで今晩のコンサートの場所はわかった。

このヴィクトリアホールの近くには、ヌーヴ広場を囲むように、ジュネーブのオペラハウスや、サクレ・クール教会があったりした。

ジュネーブのオペラハウス
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サクレ・クール教会
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ヌーヴ広場
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ついでにジュネーブの観光場所でもあるサン・ピエール大聖堂なども廻ってこようかな、とも思ったが、道に迷って悩むと困ると思い、やめておいた。

腹が空いてきた......

食事処を探そう。ガイドブックを見て、また今きた道を戻って(コンサートホールからホテルに帰る道を確認するうえでも)、新市街のほうで探そうと思い、モンブラン橋まで戻る。

ジュネーブのもっとも美しい風景であるレマン湖の噴水。
綺麗に撮りたかったが、天候が悪いのが残念過ぎる。

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どこで食べるかは、あらかじめ見当をつけた。新市街にあるスイス料理を食べさせてくれるレストランを目指した。

途中のブリュンズウィック記念碑
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そして街中に入っていく。
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日本料理店もあった。(相撲という意味のSUMOと書いてある。)なんか客層のガラが悪そうなのでやめておいた。(笑)
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そして目的のレストランに到着。

オーベルジュ・デ・サヴィエースというスイス料理のお店。
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店内。
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見た目がスゴク雰囲気がイイ。こじんまりな造りだけどいいお店。英語のメニューはあります。でもお店の人は英語はあまり通じません。

スイス料理が食べれるということで、メニューを見たらチーズフォンデュがあった。(笑)そのときに20年前を思い出して、この食べ物のことを思い出し、すかさずオーダー。

あと、このお店の看板メニューのスイス料理は,フィレット・フィッシュという魚料理??もあるみたいなのだが、もう5日目のヨーロッパ滞在でまともなものを食っていない反動で、ガッツリ食べたいという欲望がみるみるうちに湧き上がってステーキを頼んでしまった。いくら看板メニューでも魚料理じゃダメなのである。(笑)

じつに20年振りのチーズフォンデュ。
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これはうまかったなぁ。とにかくチーズがスゴイ濃厚。こんなに濃厚なチーズはちょっと日本では経験できませんね。

パンの塊をチーズにつけて食べる。

口の中で熱くてハフハフしていたら、お店のおばさんにもっと小さな塊にしろ!と注意されたりしました。(笑)これはうまかったです!


そしてメインディッシュのステーキ(何ポンドだったか忘れました。)。
いかせていただきます。
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これはヨーロッパに来て、ようやく腹いっぱいに食った、という感覚。
満足でございました、です。

それでホテルに帰って、仮眠を取って、そして夜のスイス・ロマンド管のコンサートを堪能したのでした。

翌朝、TGVでまたパリに向かう。
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私は鉄ちゃんではありませんが、でもこういう風景を見るとウキウキして楽しくなりますね。
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TGVの車内です。
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そして、3時間かけてパリのリヨン駅に到着。
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ここからタクシーでまた先ほど泊まっていたガルニエ近くのホテルに行ったのでした。そしてその日の夜にフィルハーモニー・ド・パリでパリ管を聴いて、気分は最高潮ボルテージ。興奮してこの日の寝つきが悪かった。

そして翌朝、また5時起き。(笑)

Gare du Nord駅にタクシーで向かう。この朝にタリス特急でパリからアムステルダムに移動するのだ。

そこで、”こと”は起こった。もう説明はいらないだろう。(笑)
この日は1日棒に振った。

急遽パリにもう1泊した。
このとき、精神が恐怖心で覆われていたので、自分の部屋の外で大騒ぎで話をする外人の団体に対して、いつもはなんにも感じないのに、この日だけは、ことさらコイツらに恐怖感を感じた。

そして今度は飛行機でアムスに移動。

翌朝6時起きで、タクシーでCDGに。このCDGのゲートで待っている間が、早くアムスに着きたいという気持ちでいっぱいだった。追い込まれていたんだね。
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そしてCDGからアムステルダム・スキポール空港に到着。
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よかった。無事で!
パリから脱することが出来た、安全な地に来た、という安堵で一杯だった。(でもアムスも結構危険で、さっそくぼったくりタクシーに会ってしまいましたが.....)

マチネーなので、ホテルにチェックインしてさっそくコンセルトヘボウに直行。コンサートを楽しんだ。
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そしてトラムで市内に戻り、ホテルに戻る。

もうアムス市内の観光なんてする気なんて起きないのである。
わかるでしょう?

旅行会社からMAXの現金を借りていて、もしここでまたトラブルがあったりしたら、もう日本には帰れなくなってしまう。とにかくおとなしくしていよう!無事に日本に帰れますように......とこればかり考えていた。

夕食を取りに、市内に出たときにアムステルダム中央駅(東京駅の原型です)の写真を撮影した程度。
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本当にホッとしたのは、アムステルダム・スキポール空港のKLMの日本帰国便のゲートで待っているときかな?これで無事に帰れる、と思ったのは......


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