体験!鎌倉芸術館 [コンサートホール&オペラハウス]
いま鎌倉マイブーム。
鎌倉芸術館は、鎌倉市大船にある芸術施設。てっきり初体験だと思っていたら、中に入ってホワイエ空間を見たら、7~8年前にマイミクさんと訪れたことのあるホールだった。
自分はこのホールを訪問したことを、ずっと長い間、神奈川県立音楽堂に行ったものと勘違いしていた。(笑)去年、その神奈川県立音楽堂にハーゲンSQのコンサートに行ったとき、どうりでなんか記憶と違う見覚えのない空間だな、と思った訳だ。(笑)
鎌倉芸術館は、鎌倉市大船にある芸術施設。てっきり初体験だと思っていたら、中に入ってホワイエ空間を見たら、7~8年前にマイミクさんと訪れたことのあるホールだった。
自分はこのホールを訪問したことを、ずっと長い間、神奈川県立音楽堂に行ったものと勘違いしていた。(笑)去年、その神奈川県立音楽堂にハーゲンSQのコンサートに行ったとき、どうりでなんか記憶と違う見覚えのない空間だな、と思った訳だ。(笑)
芸術施設なので、大ホール、小ホールだけでなく、展示ギャラリーや集会室とかリハーサル室もある総合施設。
1993年開館というから、25周年の由緒ある建築物。
展示ギャラリーでは、鎌倉市が誇る国際的な彫刻家 高田博厚さんの没30年記念展示会が開かれていた。
ということは、ここの大ホールは経験あるはずなのだが、これに関してはまったく記憶にないというか思い出せない。なので、今日が初体験な気持ちと言っていい。
座席はホールの表面積を大きく占めるので、座席シーツ張替は音響面ですごいチャレンジングだ。
この鎌倉芸術館にホール専属の弦楽アンサンブルが存在する。
第一線で活躍するソリスト、室内楽奏者が集う「鎌倉芸術館ゾリステン」。
この日は、「新春コンサート」と題して、この弦楽アンサンブルが1年半ぶりに帰ってくる。
今日演奏するのは、1992年の第1回結成記念コンサートと同じプログラム!
1993年開館というから、25周年の由緒ある建築物。
展示ギャラリーでは、鎌倉市が誇る国際的な彫刻家 高田博厚さんの没30年記念展示会が開かれていた。
施設そのものが、吹き抜け構造になっていて、この図を見たときにピンときた。7~8年眠っていた記憶が一気に蘇った。竹林がその背を固定するための仕掛けがあるものの、じつに美しい和の空間。
1500席の多目的ホール。
シューボックスの基本形なのだが、厳密なシューボックスではなく、ステージ後方から放射状に広がるように開口の形になっていて、音の広がりという点でスムース。
音の反射構造も、ステージ奥から天井にかけて真正面をまっすぐ貫くように白い反響板構造が走っている。側方壁もその反射音の恩恵が十分に得られるような角度になっていた。
前方奥からの直線方向と、側方からの反射音ということで、響きが豊かな空間という感じでしょうかね。
公式HPにある自走式自立三連型の音響反射板という意味が、ちょっとわからなかった。
驚いたのは、天井がすごく高いこと。
天井の高いホールは音のヌケ感もよく、近代の音響のいいホールでは必須条件ですかね。
実際自分の耳で聴いた音響の印象は、天井が高くて容積広いということもあって、小編成で、その大空間を音で埋めるのはちと大変、という感じもしないでもなかったが、なかなか素晴らしかった。弦楽器のコンサートだったが、弦の音色が嫋やかで、分厚い響き、残響感も豊富だった。
音の質感は、暖かい感じの音色ですね。
素晴らしいホール!
鎌倉芸術館は、去年大規模な改修メンテナンスで、1月~9月の9か月間、休館だった。
大掛かりな機器・機構類の修繕・更新や内装等の傷みの修復などが主だが、1番大変だったのが、東日本大震災後に、国が天井落下防止の基準を厳しくし、面積で200㎡超かつ高さ6m超の天井が「特定天井」と定義されて耐震強化を義務付けられたこと。
それで大規模な改修を迫られた。
そして去年の10月にリニューアルオープン。
見た感じ、聴いた感じですぐにその違いが分かるのは、照明が明るくなったとか、音響も素晴らしくなったとか。1番はっきりわかるのは、この座席の背もたれの色だそうだ。
座席シートの全面張替。明るい新しい色に。
シューボックスの基本形なのだが、厳密なシューボックスではなく、ステージ後方から放射状に広がるように開口の形になっていて、音の広がりという点でスムース。
音の反射構造も、ステージ奥から天井にかけて真正面をまっすぐ貫くように白い反響板構造が走っている。側方壁もその反射音の恩恵が十分に得られるような角度になっていた。
前方奥からの直線方向と、側方からの反射音ということで、響きが豊かな空間という感じでしょうかね。
公式HPにある自走式自立三連型の音響反射板という意味が、ちょっとわからなかった。
驚いたのは、天井がすごく高いこと。
天井の高いホールは音のヌケ感もよく、近代の音響のいいホールでは必須条件ですかね。
実際自分の耳で聴いた音響の印象は、天井が高くて容積広いということもあって、小編成で、その大空間を音で埋めるのはちと大変、という感じもしないでもなかったが、なかなか素晴らしかった。弦楽器のコンサートだったが、弦の音色が嫋やかで、分厚い響き、残響感も豊富だった。
音の質感は、暖かい感じの音色ですね。
素晴らしいホール!
鎌倉芸術館は、去年大規模な改修メンテナンスで、1月~9月の9か月間、休館だった。
大掛かりな機器・機構類の修繕・更新や内装等の傷みの修復などが主だが、1番大変だったのが、東日本大震災後に、国が天井落下防止の基準を厳しくし、面積で200㎡超かつ高さ6m超の天井が「特定天井」と定義されて耐震強化を義務付けられたこと。
それで大規模な改修を迫られた。
そして去年の10月にリニューアルオープン。
見た感じ、聴いた感じですぐにその違いが分かるのは、照明が明るくなったとか、音響も素晴らしくなったとか。1番はっきりわかるのは、この座席の背もたれの色だそうだ。
座席シートの全面張替。明るい新しい色に。
座席はホールの表面積を大きく占めるので、座席シーツ張替は音響面ですごいチャレンジングだ。
この鎌倉芸術館にホール専属の弦楽アンサンブルが存在する。
第一線で活躍するソリスト、室内楽奏者が集う「鎌倉芸術館ゾリステン」。
この日は、「新春コンサート」と題して、この弦楽アンサンブルが1年半ぶりに帰ってくる。
今日演奏するのは、1992年の第1回結成記念コンサートと同じプログラム!
その蒼蒼たるメンバーは、
ヴァイオリン:礒絵里子、漆原朝子、漆原啓子、川田知子、小林美樹、徳永二男、
藤原浜雄、三浦章宏
ヴィオラ:川崎和憲、川本嘉子
チェロ:古川展生、向山佳絵子
コントラバス:吉田秀
チェンバロ:小森谷裕子
凄すぎる!
まさに贅沢な極みを尽くした感。女性陣は、黒ではなくカラフルな色のドレスを身にまとい、美しかった。
モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」、バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲、そしてチャイコフスキー:弦楽セレナードの3曲。
まさにこれぞ名曲コンサートと言ってもいい王道のプログラム。
聴いていて、本当に楽しい。名曲と言われる所以が納得できる。
とても贅沢なひとときだと思った。
名手たちのバランスのとれた美しいアンサンブルは、素晴らしいのひとことだが、やはりヴィジュアル的に、これだけの名手が揃って演奏しているさまは、なんともゴージャスで、贅を尽くした限りだと思う。
自分の座席からは、特に徳永さんの弦の音が、際立って聴こえて、他の奏者をグイグイ引っ張っていて、まさにこれぞコンマス!という感じで頼もしく思えた。
これはどこかで観たことがある風景。そう!東京春祭のN響ワーグナーのゲストコンマスのライナー・キュッヒル氏を観ている・・・
まさにあのときと同じ感覚だ。
後半の最後のチャイコフスキーの弦楽セレナーデ、通称「弦セレ」。
小澤さんの18番の名曲だが、この曲は本当にいい曲。あの卓越したじつにセンスのいいメロディ。「弦のうねり」が独特の味わいを出していますね。この曲を聴いていると、指揮をしながら、決め処で、唸り声を出す小澤さんを思い出します。(笑)
本当に新春に聴くにふさわしい贅沢なコンサートでした。
この日は、このメンバーの中で注目していたソリストがいた。
礒絵里子さん
江藤俊哉氏に師事し桐朋学園大学卒業後、その才能を高く評価したI.オイストラフ氏に招かれ、文化庁芸術家在外派遣研修員としてブリュッセル王立音楽院に留学。
数多くの世界のコンクール入賞、そしてソリストとして国内、海外のオーケストラとの競演など輝かしい活躍を現在も続けられている。
鎌倉在住。
ベルギーに鎌倉。。。これはきっと縁があるに違いない。(笑)
礒絵里子さんは、昔、ステレオサウンドの「音のたまもの」でゴローさんの取材を受けた記事を読んだことがあって、「暮らしの中心にいつもオーディオがある」というタイトルの記事はとても印象的だった。
女性でありながら、リビングで静電コンデンサー型の平面SPを使っているのは驚きであった。このタイプのSPは正直見た目のインパクトが相当強い。コンデンサー型SPなんて男性マニアでもあまり使っている人いないのに、当時かなりマニアックな方だなぁと思って読んでいくと、じつは旦那さまの買い物だそうで(笑)夫婦いっしょに楽しまれているとのことであった。(なぜかちょっと安心 )
「暮らしの中心につねにオーディオがあって、夫婦で楽しまれる。」
ある意味理想ではないか?と思って、この記事がとてもインパクト強かった。
この記事は、2012年のステサンなので、いまはひょっとしたら、機器ラインナップも変わっているかもだけど・・・。
礒絵里子さんと同年代、同期の演奏家の方々も知っている方とても多いので、一度実演に接してみたいと思っていた。
自分の記憶では、いままで礒さんのコンサートは聴いたことがないと思う。
それで、この日は注目していたのでした。
実演に接することが出来てとてもよかったです。
実演に接することが出来てとてもよかったです。
これからも機会があれば足を運びたいですね。
鎌倉マイブーム。ただいま街道驀進中。
鎌倉の麻婆豆腐専門店「かかん」のマーボ。一回食べたらホントに病みつきで、あれから3回以上は楽勝で通っていて、お店の人にすっかり顔を覚えられ、感謝の言葉をかけてもらいました。
本当に美味しいと思うよ。
鎌倉マイブーム。ただいま街道驀進中。
鎌倉の麻婆豆腐専門店「かかん」のマーボ。一回食べたらホントに病みつきで、あれから3回以上は楽勝で通っていて、お店の人にすっかり顔を覚えられ、感謝の言葉をかけてもらいました。
本当に美味しいと思うよ。
そして、映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」。
なんと3回通いました。(笑)
映画館で同じ映画を3回も観ることなんて人生初めてのことかも。
まさにほっこりファンタジーの世界で、人の心の温かみがしみじみと伝わってくるような・・・そしてなんとも言えない仏教観、死生観が描かれていて、考えさせられるのです。
じつによくできたいい映画。
3回見ても、必ず同じ場所で泣きます。(笑)
音楽もじつに素晴らしいんだな。サウンドトラック、秀逸。そして宇多田ヒカルの主題歌も!
この映画、今年の日本アカデミー大賞間違いなし!!!
なんと3回通いました。(笑)
映画館で同じ映画を3回も観ることなんて人生初めてのことかも。
まさにほっこりファンタジーの世界で、人の心の温かみがしみじみと伝わってくるような・・・そしてなんとも言えない仏教観、死生観が描かれていて、考えさせられるのです。
じつによくできたいい映画。
3回見ても、必ず同じ場所で泣きます。(笑)
音楽もじつに素晴らしいんだな。サウンドトラック、秀逸。そして宇多田ヒカルの主題歌も!
この映画、今年の日本アカデミー大賞間違いなし!!!
2018-01-30 11:25
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0