ついに赤ホッピー [グルメ]
自分の性格からすると、ひとつのことを知ると徹底的に知りたくなる極めるタイプなので、ホッピー(黒、白)を体験できたら当然、幻のホッピー、赤ホッピーを飲んでみたくなる。
赤ホッピーと呼ばれる「55ホッピー」は、厳選麦芽100%のプレミアムホッピーである。
赤ホッピー「ホッピー55」は、ホッピー誕生55周年を記念して作られたプレミアムなホッピー。
この赤ホッピーもお店ではなかなか出会うことが出来ない、ちょっとレアなホッピーなのだ。
この赤ホッピーもお店ではなかなか出会うことが出来ない、ちょっとレアなホッピーなのだ。
麦芽使用率100%、海洋深層水を一部使用、さらに従来のホッピーの倍の醸造時間をかけてホッピーの製造技術を駆使して作られている。その味はホッピー好きがこのホッピーを飲んでファンになることも多いくらい美味しいと評判らしい。
こんなレアなホッピー、どうやれば飲める機会に預かれるのだろう?
飲んでみたいなぁ。。。
ネットで調べてみた。
そうするといとも簡単に赤ホッピーが飲めるお店が見つかった。(笑)
レアなので、そんなに数はないけれど、赤ホッピーを扱っているお店は数店あった。
これはもう行くっきゃない!
もう即決である。
もちろんみんな関東圏のお店なのだけれど、その中で自分の家に一番近い中目黒のお店をチョイス。
もつ専門店のお店だ。
名店「あぶり清水」出身店主こだわりの煮込みは、生でも食べられる新鮮なもつを使用した「究極のもつ煮込み」。特に、中目黒店限定の「ドカ盛り」は凄いらしい。(笑)また新鮮な上州豚を使用した「ホルモン刺」。そしてもつ専門店自慢の「もつ鍋」。
まさにもつ料理にこだわったもつ専門店。
これはいいなぁ。もつ大好き!
もう即決である。
もう即決である。
東横線の中目黒駅で下車したら徒歩7分くらいで簡単に見つかる。
もつ焼き勝利はなれ 中目黒店
ビルが塗装工事中なのか、全面黒幕で覆われていて、お店の部分だけこうやって空いている状態。
中目黒に来たのは、じつに久しぶり。
ここには芸能人御用達で有名な焼き肉店「叙々苑」の中目黒店がある。
昔来たことがある。
昔来たことがある。
開店前に着いたので、ここら辺をいろいろ散策したら、じつに呑兵衛の街!いろいろな酒場がありますなぁ。この近辺、不思議ともつ専門店がかなり多いと思いました。
酒場の街なんだけれど、どことなくお洒落なお店も多くて、都会的で洗練された雰囲気もあって、中目黒はじつにいい街だと思いました。
さて、さっそく開店1番、さっそくお店に入る。
1番乗り。
1番乗り。
店主とても若い。奥さんと思われる方と2人でやっているお店のようである。
お店の中はとても綺麗で、かなりの小スペースのこじんまりとしたお店だった。
自分はカウンターに陣取り、初めて来た客なので、店主と話が弾んだ。
とても性格のいい粋な店主。
とても性格のいい粋な店主。
横浜ベースターズファンとのことで、いろいろ話が弾み、自分は赤ホッピーが飲みたくて、このお店に来た、と告白した。
店主は出身は関東外なので、ホッピーってこちらに来て初めて知ったお酒なんですよね、と言っていた。自分はつい最近知った初心者にも関わらず、ホッピーは関東圏が消費8割の東京下町酒場のお酒なんです、と偉そうに教えてあげた。(笑)
さっそく赤ホッピーを注文。
氷を入れてきたので、スミマセン、氷抜きで、と催促。
幻のレアな赤ホッピー。
ここのお店は3冷の作法がきちんとできている。
ホッピーもグラスもキンキンに冷えていた。
ホッピーもグラスもキンキンに冷えていた。
焼酎はグラスの中に入っていた。
さっそく赤ホッピーを注いで出来上がり!
赤ホッピーを飲んでみた感想。
これは完璧なビールですな。(笑)
黒や白のホッピーは、あくまでビール”テイスト”なお味。
なんとなくビールっぽいんだけれど、炭酸清涼ジュースを飲んでいるような飲みやすさ、お酒に弱い方向けのお酒という感じがしたのだけれど、赤ホッピーはもうこれは完全にビール。
なんとなくビールっぽいんだけれど、炭酸清涼ジュースを飲んでいるような飲みやすさ、お酒に弱い方向けのお酒という感じがしたのだけれど、赤ホッピーはもうこれは完全にビール。
考えてみれば、厳選麦芽100%なんだから、もう明らかにビールそのものだろう。
でもビールと言っても、国産ビールと違って、ヨーロッパのビールのような、ちょっとフルーティーな味がするオシャレなテイストだと感じました。
とても爽やかな感触、肌触りと言うか、かなり美味しいです。
オシャレで高級なビールという感じでしょうかね。
オシャレで高級なビールという感じでしょうかね。
さっそく赤ホッピー片手に、このお店の看板の上州豚を使用した「ホルモン刺」をオーダー。
もうひとり酒場放浪記状態のできあがり。(笑)
もうひとり酒場放浪記状態のできあがり。(笑)
この豚串、焼き鳥串はじつに美味しゅうございました。
肉汁ジューシーで香ばしい豚串、焼き鳥串。塩、タレの両方でいただきました。
肉汁ジューシーで香ばしい豚串、焼き鳥串。塩、タレの両方でいただきました。
酒の肴としては、この他にも、もっとも看板であるもつ煮込みもオーダーしましたよ。
もちろん目黒店限定の「ドカ盛り」で。(笑)
もちろん目黒店限定の「ドカ盛り」で。(笑)
これは確かに凄かった。
絵的にあまりに汚いので、写真を掲載することははばかれるので、やめておきます。
でもこんな美味しいもつ煮込みを食べたのは初めてかも。
絵的にあまりに汚いので、写真を掲載することははばかれるので、やめておきます。
でもこんな美味しいもつ煮込みを食べたのは初めてかも。
新鮮で歯ごたえのあるもつに、香ばしい味噌仕立ての濃厚なお味。
まさにこれぞ、究極のもつ煮込み!
まさにこれぞ、究極のもつ煮込み!
今回は、赤ホッピーを飲みに来たのだけれど、夕ご飯も食べていなかったので、食も大いに注文した。寒い時期にはまだ早いけれど、もつ鍋もオーダー。
これは2人前からになるけれど、なかなかのお味でした。
もつ鍋なんていつ以来だろう?
じつに久しぶり。
もつ鍋なんていつ以来だろう?
じつに久しぶり。
もつ鍋は自分はいままで醤油仕立てベースが多かったんだけれど、ここは塩仕立てのもつ鍋。
もつはとても脂こってりの味で、その他、にらや他の野菜と食べるとじつに美味しいもつ鍋でした。
塩味もなかなかいけます。
もつはとても脂こってりの味で、その他、にらや他の野菜と食べるとじつに美味しいもつ鍋でした。
塩味もなかなかいけます。
もうこれだけでお腹一杯。
店主は締めにさらになにかいかがですか?と来るが、もうさすがに無理。
飲みのほうをちょっと頼む。
ここでメニューを見てみると、ホッピーのところに「下町ッピー」というのがある。
店主に聞いてみた。
店主に聞いてみた。
自分は酒飲みではないので、そのときに店主から説明されたことを1回ではよく理解できなかった。
家に帰ってからあとで、ネットで調べてみてようやく理解できた。
家に帰ってからあとで、ネットで調べてみてようやく理解できた。
下町ッピーというのは、下町ハイボールを白ホッピーで割ったお酒のことをいうのだ。
ではその下町ハイボールとは何なのか?
「下町ハイボール」の基本形は、酒場ごとに違いがある「謎のエキス」と焼酎を炭酸水で割って、レモンスライスを浮かべて飲む・・・といったもの。酒場によっては、炭酸水を入れる順番にこだわったり、その濃さを自分で選ぶことができる。
この「謎のエキス」とは何なのか?(笑)
「謎のエキス」は店独自のエキスであると言われており、そのミステリアスさが呑兵衛たちの心をくすぐる面があった。でも最近は、このエキスは市販されていて一般の人でも購入することができるようになったらしい。「謎のエキス」の中で一番有名なのは、東京都台東区にある「天羽飲料製造有限会社」が作っている「天羽の梅」というエキスで、他にも数社が同様の「下町ハイボール」のエキスを販売している。
自分が店主に聞いたとき、このような説明を受けた(もっと簡素な内容でですが)と思われるが、自分にはそのとき理解できなかった。
そのとき店主は、その焼酎のびんを実際見せてくれて、これに「謎のエキス」を入れるんですよ、というようなことを言っていたと今では思うのだ。
同じ東京の下町のローカルドリンクである「ホッピー」は、基本は関東圏の居酒屋が全体の8割の消費率だが、でも一般消費用として全国的にも浸透している。でもこの「下町ハイボール」は関東地区の酒場以外ではほとんど見かけることがない、と言われている。
ある意味、大変ローカルな飲み物なのだ。
つまり、このお店の下町ッピーというのは、焼酎に「謎のエキス」を入れて、それを白ホッピーで割ったお酒ということなのだ。(白ホッピーです。黒ホッピーはあり得ません。)
これが下町ッピー。
グラスには、すでに焼酎と「謎のエキス」が入っている。
だからすでにもうこんなに量があるのだ。
また焼酎はふつう無色だと思うがこうやって色がついているということは、それが「謎のエキス」による ものなのだろう。その横が白ホッピー。(このお店はすぐに氷を入れてしまうので、2回目はさすがに断りづらく、仕方なく許容。)
白ホッピーでトクトク割ると、こんな感じで出来上がり。
下町ッピーのお味は、酒飲みではない自分には、ふつうの焼酎の白ホッピー割りとそんなに大きく変わった味とは思えなかった。その「謎のエキス」の隠し味がわかる次元には、自分にはとても到らなかった。
差がわからなかった。
でもふつうに焼酎の白ホッピー割りで美味しかった。
この下町ッピーの存在を知って、改めて、下町ハイボールという超東京ローカルなお酒のことを知って勉強になりました。今回、赤ホッピーとこの下町ッピーを飲んだんだけれど、それでも下戸の自分には十分酔っぱらってしまった状態、中目黒から自分ちまで千鳥足で帰ったことは言うまでもありません。(笑)
まだお店に入る前の夕暮れ時、店の近くの目黒川に出会う。
ここが桜の季節で有名な目黒川の桜なんだな。
今度、桜の季節に、ぜひ目黒川の桜を観に行こうとこのとき誓いました。
今度、桜の季節に、ぜひ目黒川の桜を観に行こうとこのとき誓いました。
2019-09-29 20:32
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