iTunesライブラリーをPCからMacに移植する。 [オーディオ]
これからは歳をとるだけだから、耳を大切にしたいので、もう耳を塞ぐインナータイプ型のオーディオ(iPodやウォークマンなどのDAP)は、やめることにした。
そうなると、iPodの中に入っている曲がもう聴けなくなる。
これを救済したかった。
これを救済したかった。
なんせ自分のいままでの財産ですから。
たぶん1000曲以上入っている。
たぶん1000曲以上入っている。
最初はソニーのウォークマンだったのだけれど、2004年からiPodに変えた。
自分のお気に入りのCDを、WindowsPCでしこしことリッピングして、iTunesに取り込んで、iPodに移してきた。15年間の自分の財産です。
インターネット音楽配信は、1990年後半にムーヴメントとして起こって、なかなか本流にならなくて、24年経過した現在、紆余曲折を重ねながら、ようやく現実味を帯びてきた。
幸運にもその黎明期の時に自分も関われたので、なんか感慨深い。
長いよね。研究の段階から、ビジネスになるってそういうもんだよね。
長いよね。研究の段階から、ビジネスになるってそういうもんだよね。
試行錯誤を重ねながら、モノになる、世間に受け入れられるって時間がかかるよね。
1990年代当時、メーカーでディスカッションされていて、いまだにきちんとしたビジネスになっていないものって、あと「デジタル放送とインターネットの融合」と「量子コンピュータ」がそうであろうか?(笑)
日本でも始まったハイレゾ・ストリーミングをやることにしたのと、このiPodライブラリーの救済をしなければいけないことで、なんか自分のPCオーディオ・ライフが急展開し始めた。
iPodライブラリーの救済。
これはすなわち、WindowsPCにあるiTunesライブラリーを、音楽再生専用にしているMac BookProに移植して、iTunesを再生エンジンにしてPCオーディオしたいのである。
iTunesのライブラリーを、メインスピーカーで聴きたいのである。
これはWindowsのミュージック・フォルダにあるiTunesライブラリーをUSBメモリーにコピーして、それをそのままMacにペーストすればいいだけ、と思っていたが、PCとMacの異環境に跨る作業は、初めてなので、やはり安全のため、Appleに確認。
そうしたら、そんなに簡単ではなかった。(笑)
こんな移植マニュアルをいただいた。
「ファイルを統合」という作業が必要で、マニュアル通りに・・・そしてUSBメモリーにコピーしようとしたら、容量が足りません。(笑)っもう!もっと大容量のUSBメモリーを購入して、今日決行。
やっぱり一発ではうまくいかなかった。
みんなのSNSの投稿見ていると、すごく簡単そうにやっているもんだから、あまり心配していなかったのだが、自分の場合、うまくいかなかった。
まず、USBメモリーのファイルシステムがデフォルトではWindows専用のFAT32なんだね。
これをMacでも読めるようにexFATのファイルシステムでフォーマット初期化しないといけなかった。
これをMacでも読めるようにexFATのファイルシステムでフォーマット初期化しないといけなかった。
音源を3時間かけてコピーして、いざMacにUSBメモリーを挿し込んだら、コピーしたはずの音源データが見えないんだよね。自分はWindows派の人なので、そのことを知らなかった。
もう一回やり直し。
今度はMacでデータが見えるようになったけれど、うまくMacのiTunesに移植できない。
仕方がないから、Appleサポートセンターにヘルプして、画面共有してやった。
でも最初のサポートセンターの人でも解決できなくて、結局iTunesのプロの専門部署の人がヘルプしてくれた。やっぱり一発ではいかなかった。ドツボに嵌ったようだ。
その専門のプロの人も相当難儀。
その人が指示するように、ただその通りにクリック進めるんだが、その専門プロもなにが原因なのか、わからなかったようだ。
まず原因追求のための切り分け分析。
結局1時間半ぐらいやっていたんじゃないかな。
本来ならMacのミュージック・フォルダのiTunesのフォルダにその音源データを置くだけで一発でいくものを、自分の場合はドツボに嵌ってしまい、ことごとくマニュアルでやらないといけなかった。
様々なトラブルがあったようだけれど、1番大きかったのは、Macのミュージック・フォルダにiTunesライブラリーを複写したのだけれど、それがMacのiTunesに統合されない、連携しないのだよね。
ファイル統合がうまくいっていない。
もうマニュアル作業で、苦労していろいろやりましたよ。
まさに苦心中の画面。
朝10時にスタートして、巨大音源データのコピー時間も含め、無事完了したのが夜の8時。(笑)
丸1日かかってしまった。
ついに完成!
ただし、1発で出来なくて、トラブりながら、ことごとくマニュアルでやったので、iPodの中の全曲がちゃんと全部移植されているかどうかは定かではありません。
1000曲以上あるので、確認できません。
音楽再生専用のMac BookProでのiTunes再生。
アルバムごと。
アーティストごと。
曲ごと。
最新のストリーミングのGUIに比べると、iTunesってなんて地味なんだろう。(笑)
またCDリッピングしたとき、ちゃんとネットのCDDBでジャケットを拾ってこなかったから、ジャケット写真も歯抜けだらけだ。(笑)
AppleはもうiTunesはやめたからね。
そして音源再生。
おぉぉぉ~ちゃんと再生できている。
PCオーディオしている!
iTunesはAACとMP3の圧縮音源。
自分はAAC圧縮で取り込んでいたと思う。
自分はAAC圧縮で取り込んでいたと思う。
AAC圧縮音源なのに、すごいいい音!
ハイレゾ・ストリーミングとそんなに遜色ないよ。ホントに。すごくいい音。
まぁそこら辺は、自分は年寄りの駄耳ですから、あまり信用しないでください。
予想以上にいい音で再生してくれたので、もう丸1日潰した疲れも飛んでしまい、うれしくて堪らない。
だって自分の好きな曲だけを集めた言わば最高の個人嗜好、データーマイニングされたライブラリーが救済され、いまここにPCオーディオで聴けるんですから・・・やったーです。
個人嗜好の解析はいまや当たり前の技術で、そのような解析ソフトウエアが埋め込まれて、履歴、ジャンル分けなど解析するんだけど、iPodのライブラリーはそんなソフトウエアの力を借りない、まさに自分がこれが好き!て自分の意志で選んだ曲ばかりなので、まさに世界最強の個人嗜好のマイベスト・ライブラリーなのです。
急展開した我がPCオーディオ。
音楽再生専用のMacには、このようなコンテンツ・プレーヤーを集中して管理することになった。
これでROONをインストールすれば、横串検索で、ローカル・ストレージと、外のクラウドとを見境なくシームレスに、縦横無尽に自分にカスタマイズされた検索できるようになるんだろうが、まだまだ先の話。まずインストールするお金がない。(笑)
ROONってローカル・ストレージしかない場合、あまり意味がないような気がします。
ストリーミングをやって初めて、外のクラウドと連携込みで考えて、初めて大きな効果がでるような気がするんだが・・・違うのかな?
でもやっぱり自分はパッケージメディアが最高です!(笑)