Mahler Festival Online [海外音楽鑑賞旅行]
今日の午前中にTwitterでいきなりこんな情報が自分のTLに流れてきた。
コンセルトヘボウ・オーケストラが1.5mのSocial Distancingを保って演奏会をするという方法を模索している。よく見てほしい。ステージではなく客席にオケを配置している。この様式はポリヒムニアのスタジオ録音で採られていたそうで音響的にはアリなのだろう。
なんとユニークな奴らなのだろう!(笑)と思っていたのだが、いまさっきさらに驚くべき情報が流れてきた。
The Concertgebouw and Concertgebouworkest present: Mahler Festival Online. Enjoy all the Mahler symphonies, documentaries, introductions and Empty Concertgebouw Sessions online from 8 to 17 May.
マーラー・フェスティバル・オンライン (Mahler Festival Online)を開催する。
本家本元のマーラーフェスト2020の開催日と同じ日程で、2020/5/8~2020/5/17である。
マーラーの交響曲全曲と、ドキュメンタリー、そしてイントロダクションなどを、無観客のコンセルトヘボウ・ホールでのセッションとして、オンラインでお届けする。
というものだ。
超驚き!
マーラーフェスト2020コロナ対策バージョンということであろうか。(笑)
上の文章を一見読んだときは、ちょっと信じられなくて、たぶんコンセルトヘボウでのマーラー演奏のアーカイブを流すのだろう、と思った。
でも、Empty Concertgebouw Sessions である。
これは無観客のコンセルトヘボウでの演奏のライブ配信としか読めないのである。
ってことは、無観客ライブストリーミングの生セッションだ。
ってことは、無観客ライブストリーミングの生セッションだ。
そうすると、上のSocial Distancingを考慮したセッションを彼らがいま考えている、という事実につながってくるのだ。
つまり彼らは、このオーケストラ配置で無観客でマーラーフェストをやるつもりなのだ。
そうするとオーケストラはRCO/BPO/VPO ほかなど全部現地に揃うのか?
いまオランダ・アムステルダムってロックダウンじゃないのか?
ってことは、地元のRCOだけで全曲演奏する、ということか。第1回の1920年のメンゲルベルク&RCOのときのように。
・・・どんどん妄想が膨らむ。
ドキュメンタリーやイントロダクションもやる、と言っているので、大地の歌を含めた全曲10曲の交響曲をお届けするのと同時に、マーラー・パビリオンでやる予定だったドキュメンタリーや講義などもEmpty Hallでやるに違いない。
コンセルトヘボウからはメールで、"Save Your Ticket,Enjoy Later!"というメッセージのメールが届いてはいたのだが、そこには、まずは開催中止、延期できるかどうかは、数週間時間をください。という内容だった。
コロナの収束には2~3年の長期戦の覚悟は彼らも認識していて、そこで彼らが出した結論が、全世界共通のコロナ対策バージョンの”無観客ライブストリーミング配信”ということに到達したのではないか?
それも従来の日程通り行う、ということで。。。
まずはFacebookで上の短いセンテンスだけの速報なのだ。
自分はびっくりして、自分のところに正式なメールが来ていないか、マーラーフェスト2020の公式HPやコンセルトヘボウのHPを急いで確認したのだが、まだなにもアップされていない。
まずはFBで速報を出して、後に公式にメールやHPにアップされるのだろう。
上の私の推測が間違っていたらゴメンナサイ。(笑)
無観客ライブストリーミング配信であれば、チケット購入した人だけでなく、全世界の人がみんな鑑賞できる。
返っていいことかもね。
観客席にオーケストラを配置する。
1.5mのSocial Distancing。
さらに上の配置図を見ると、ステージ傍に指揮者がいて、そこから観客席の奥行き方向にオーケストラが配置される、という従来の方向の反対方向だ。
どうやって撮影するのかな?(笑)
マーラー・フェスティバル・オンライン。
とにかく、正式な情報がHPにアップされるだろうし、自分のところにメールも来るだろう。そのときにまたお伝えする。
いま、コンセルトヘボウでは、過去のアーカイブ演奏を無料ライブストリーミング配信している。
彼らがアップしている春の5月の季節のいまのコンセルトヘボウの近影。
あぁぁ~愛しのコンセルトヘボウよ!
あぁぁ~愛しのコンセルトヘボウよ!