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Channel Classics レコード [オーディオ]

ポリヒムニア/PENTATONEや、Channel ClassicsのようにオランダにSACDを採用するレーベルが多いのは、Philipsの本社HQがオランダにあるからだ。Philipsの本社HQや研究所は、オランダのEindhovenにある。同じオランダ内のNijmegenにもブランチがある。自分がいたとき、Philipsでお付き合い含め、はっきりその存在の意識があったのは、他に、イギリスのSouthampton、そしてドイツのHamburg。遠い大昔の記憶では、Hamburgのオフィスは訪問した記憶がうっすらある。

当時、欧州最大の電機メーカーであったPhilipsは、それこそヨーロッパのどこにでもブランチはあったに違いない。

進化衰退激しい電機業界、自分の知っている当時のPhilipsは、どこまでその規模が現在まで維持されているのか、興味があるところではある。(笑)


そんなオランダのChannel Classicsを創始者ジャレット・サックスがどのように立ち上げてきて、現在に至るかを日記にしてみたいと思った。これでPENTATONE,BIS,myrios classicsと来て、最後の砦であるChannel Classicsを制覇できれば言うことない。あとは、CHANDOSくらいかなぁ。心残りなのは・・・。


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Channel Classicsは、ディレクターで、プロデューサー、そして録音エンジニアでもあるジャレット・サックスによって創立された。

まさに彼のワンマンの会社といってもよい。

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ジャレット・サックス氏はアメリカ人。ボストン・マサチューセッツで育った。アメリカ合衆国のリベラル・アーツ・カレッジ大学であるオーバリン音楽大学で学び、さらに渡欧してアムステルダムの音楽大学で15年間フレンチ・ホルンの奏者として学んだ。

ジャレットは、1987年に録音を自分の趣味にしようと決意した。

そして、ついにレーベルを創立。名前を当時、自分が住んでいたアムステルダムの街の通り名(Kanaalstraat)から由来して、Channel Classicsとした。


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ジャレットはオランダ人と結婚し、その妻、Lydi Groenewegen と、その他2人のスタッフ、そして所属するアーティストのCD/SACDとダウンロードファイルを世界にプロモートする30か国のdistributorとでレーベルを運営している。



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オランダとアメリカに二重市民権を得ているジャレットだが、2015年に、そのChannel Classicsの世界中への功績を讃えて、オランダの国王、Willem-Alexander王と、Maxima 王妃から、”Dutch-king”の称号を授与された。その背景には、英グラモフォンのレーベル・オブ・ザ・イヤーの受賞があることはもちろんである。


Channel Classicsの録音の歴史は、YouTubeとしてフィルムを作成している。

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ジャレット・サックスは、2014年にステレオファイルという雑誌媒体でインタビューを受けている。自分が昔読んだインタビューはこれだったかもしれない。

Channel Classicsの創立時代の想い出から、SACDビジネスの立ち上げの時期、そして彼の絶対的なDSD信仰、かなり読み応えある。

2014年ころだから、いまのオーディオ事情からすると、ちょっと昔感あって古い感じもするが、貴重なインタビューであることに違いはない。これはみんなにジャレット・サックスという人をわかってもらいたいためにも、和訳しないといけない。

これがかなりの長文インタビューで和訳大変。(笑)

ちょっと別途日記にする予定。いましばらく時間をください。



そのインタビューで詳らかにしているのだが、このChannel Classicsについて、自分には長い間、大きなナゾがあった。

それはスタジオの写真がないこと。

一生懸命、ネット、SNS含めて探してみるのだが、まったく見当たらない。
これはやっぱりスタジオの写真は公開しない、という彼の大きなポリシーがあるのではないか、と考えていた。

そうしたら、そのインタビューを読んだら、そのナゾが一気に解けた。

Channel Classicsのオフィスというのは、ずばりオランダのKanaal Straatにあるジャレット・サックスの自宅のことだったのだ。(笑)

それは公開できんわな。(笑)

ジャレット・サックスはもともとはアメリカ人だが、オランダに移住した時に家を購入して、そこをレーベルのスタジオ兼にした、ということらしい。

モニターSPは、B&W 803D×5本で、パワーアンプは、CLASSE 5200で、これが5つのアンプを1筐体に内蔵しているタイプのもの、やはり5つのパワーをバラバラで使うより、ずっと性能面でいいんだね。そしてプリアンプが自家製のカスタムメイド。プリを自作する人、多いですね。

現場での録音機材としては、マイクプリアンプやA/D-D/AはMerging Technologiesを使っている。もちろん教会やコンサートホールに出張録音するのが基本であるから、それらをハンドルしやすいように1Boxタイプのまとめてあるようだ。(パッと見たところマイクの情報はなし。後でよく確認しておきます。)

サックスは、じつは大の室内楽好き。ちょっとしたアンサンブルが演奏できるようなスペースも自宅にはあるようだ。



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サックスのことを、自分はワンマンと一言で片づけてしまったが、そのインタビューを読む限り、ちゃんとしたポリシーがあるようだ。

アメリカ人で、37年間オランダに住んできて(その間結婚もした)、レーベル創立以来、妻と、2人半のスタッフだけで運営してきた少数精鋭の会社だったようだ。

常に小さい規模をキープすることをキモとし、すべてのことはサックスがやっている。妻はブックレットの作業を分担しているそうだ。

録音が本当に好きで、他のレーベルのように録音はエンジニアに任せて、自分は録音に関わらない、という立ち位置も可能だったが、それは自分には合わないと思ったらしい。いまのレーベルはコピーされたものを受け取り、それを売るだけという会社が多い。

でもサックスにはそれは耐えられなかった。自分は素晴らしいアーティスト達とレコーディングをすることがなによりも楽しかった。

そのコピーを受け取り、単に売ることは、そのアーティスト達への罪だと考えた。

そこに彼の原点がある。

だからワンマンというよりは、本当に彼がやっている、というのが正しい。


このインタビューを読んで、もっと驚いたことに、SACDのフォーマットが世に出て、世界で最初のハイブリッドのSACDを出したオリジネーターは、Channel Classicsなのだそうだ。フィリップスのPENTATONEは、その後に参入というタイミングらしい。

サックスはアメリカ人で単身オランダに移住してきた、いわゆるコネクションなし。いわゆる非Sony/Philips系の人で、そこからSACDビジネスを立ち上げるのは、いろいろ苦労したようだ。当然、その録音機材含めて、設備導入にあたって、Philipsとかなり綿密にコンタクトしていたことが、そのインタビューで告白されている。

いまのポリヒムニアのメンバーも、自宅に手伝いに来ているとか、やっぱり同じオランダ、狭い世界なんだね。(笑)

みんな繋がっているんだよ。(笑)

サックスのDSD信仰はすざましいものがある。これはインタビューを読んでみると、刻刻と感じるのだが、そこまで好きじゃないとやってられないよね、という気はする。

とにかくそのインタビュー記事の和訳を楽しみにしてほしい。


ちょっとHPや公式FBのほうから写真を拝借してみます。

まず録音セッション。

ブタペスト祝祭管弦楽団との録音。イアン・フィッシャーと関係者でディスカッション。

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ベルリン・イエス・キリスト教会にも現れます。(笑)

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レイチェル・ポッジャーの録音セッション。

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その他にも・・・

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Channel Classicsのサウンドを聴くと、楽器の音がすごい前へ前へ出てくるような感じで、エネルギー感や鮮度感が抜群なので、かなり楽器の前にビタッとスポットマイクが乱立していてオンマイクで録っていて、それをいじっているのかな、と思ったのだが、これらの写真を見ると、そんなに極端でもないようだ。

インタビューでも言っていたのだが、ジャレット・サックスは、自分はオーディオファイル(オーディオマニア)ではない、だからマイキングなどレーベル常識にこだわらない、というようなことも言っている。

常にミュージシャン・ファーストの立場だと言っていた。

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ジャレット・サックスのプレゼンテーション。

SPにGrimmオーディオのを使っている。GrimmはオランダのPhilips系のオーディオメーカーで、アムステルダム・コンセルトヘボウの屋根裏部屋のポリヒムニアの編集室のSPも、以前はB&W N805を使っていたが、いまはこのGrimmオーディオのSPを使っている。

オランダにPhilips強し!ですね。


たくさんの魅力的なアーティストを抱えるChannel Classicsであるが、自分が注目している女性ヴァイオリニストがいる。


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ロザンヌ・フィリッペンスというオランダ人の新鋭ヴァイオリニストで、ご覧のように、ふくよかな感じのいかにも女性らしい美人である。


オランダのハーグ王立音楽院、ドイツのハンス・アイスラー音楽大学でヴァイオリンを学び、2009年のオランダ国際ヴァイオリン・コンクールで第1位、また2014年のフライブルク国際ヴァイオリン・コンクールでも見事第1位に輝いた、というオランダの華麗なる才女だそうである。

こういう地元の優秀なオランダ人アーティストを、しっかりキープするのは、オランダのレーベルとしては、至極当然のことなのだろう。

自分が思うには、Channel Classicsの次世代を背負うホープで、レイチェル・ポッジャーの後任は彼女しかいない、と思っている。新作が出るたびに聴いているが、実力も確かだ。

あとは、ポッジャーの古楽&バロック・ヴァイオリンのように、自分の音楽の方向性をどのように持っていくか、が大きな課題だろう。


ロザンヌ・フィリッペンスの最新作はこちらになります。 


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ヴァイオリン協奏曲第2番、無伴奏ヴァイオリン・ソナタ、他(プロコフィエフ)
ロザンヌ・フィリッペンス、タウスク&ザンクト・ガレン交響楽団、他

https://goo.gl/soFdMm

残念ながら、Channel Classicsは、このサックスの判断なのか、ネットビジネスに移行しつつあって、SACDはレイチェル・ポッジャーやイアン・フィッシャー&ブタペスト祝祭管のような看板スターしか出せないようになってきた。

このロザンヌ・フィリッペンスも最初の頃は、SACDを出してくれていたのだけれど、最近は物理メディアはCDのみ販売で、あとはダウンロード型のファイル(DSDファイル)のみavailableというビジネスのやり方だ。

このChannel Classicsが立ち上げたダウンロード型音楽配信サイトが、Native DSD Musicというサイト。


Native DSD Music

https://www.nativedsd.com/


まさにDSDファイルに拘った音楽配信で、PENTATONE,Channel Classics,LSO LiveなどいわゆるDSD音源を持っているレーベルだけを寄せ集めた特殊なサイトで、いま覗いてみると、なんと、61レーベルの参加、1410のアルバムを格納しているようだ。

そんなにDSDレーベルってあったっけかな?(笑)と思ったが、マスターがPCMでもDSDのファイルに変換してるんだろう。

DSD256(11.2MHz)まで対応している。

強烈なDSD信仰のあるジャレット・サックスらしいビジネス。

2015年ころにちらっと覗いて、実際ダウンロード購入したことも数回あるが、自分の家はマンションのナローバンドなので、ダウンロードは時間喰ってちょっとキツイ。

懲りて、以来縁遠かった。

最近はダウンロードよりもストリーミングのほうに世の中流れているので、日本のPrimeSeatと協力して、DSDストリーミングの実験をやっているような告知も観た。

PriemSeatはライブ演奏をストリーミングする”ライブストリーミング”が、ふつうでは得られないコンテンツということで売りなのだが、この実験で普通のDSD音源もストリーミングするつもりなのでしょうか?(笑)


ネットに移行するのは仕方がないにしても(クオリティはまだ不満です)、ネットサービスは2chが基本。サラウンド・コンテンツのファイルも用意されていることはいるが、それに対応するUSB-DACなりのサラウンド用DACというのが、あまりお目にかからない。

I/Fとかどうやるのかな、とも思うが。

サウンド・クオリティ含め、SACDのメリットは、やはりサラウンド再生。
これが実現しないと、自分はやはりまだネットコンテンツにはあまり興味が湧かない。


Channel Classicsがやっている、このNative DSD Musicも推奨サラウンドDACというのを掲載しているが、自分にはイマイチ。(笑)まだ次世代ステップなのだろう。



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彼らが推奨している内のひとつのマルチチャンネルDAC。
New “Mark II” edition of exaSound’s popular e28 Multichannel DAC

実際日本で使用されているユーザの感想も読んだことがある。

まぁ、まだ自分には先のことで眼中にありません。
オーディオに散財するのは、虚しくなるだけなので、もうやめようと思っているので・・・(笑)


強烈な印象だったジャレット・サックスのインタビュー記事。当時2014年だから4年も経過している訳で、移り変わりが激しいオーディオ業界、いまのサックスの考え方はどのように変わっているのか?

Channel Classicsは今後どのように変わっていくのか?

おおいに興味がわくところではある。









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オレがこの25年間で録ったベスト25テイク [オーディオ]

Channel Classicsを、単なるオーディオマニア御用達の高音質指向型のマイナーレーベルだと侮ってはいけない。

彼らは、あのクラシック界で権威高いイギリスのグラモフォン誌で、2015年に”レーベル・オブ・ザ・イヤー”を見事受賞しているのだ。

Label of the Year 2015 "Channel Classics" GRAMOPHONE

https://www.gramophone.co.uk/awards/2015/label-of-the-year

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受賞する創始者ジャレット・サックス


この年は、ちょうどレーベル創立25周年にあたる祝年でもあった。
この受賞はインディーズ、いわゆるマイナーレーベルとしては、画期的な事件だった。

英グラモフォンといえば、選考員および一般大衆による投票によって決められる賞で、アーティスト、曲、アルバム、レーベルなどカテゴリーごとにその年の最も印象的だったものを選ぶもの。

ここに選ばれることは、とても名誉なことだ。

メジャーとインディーズの垣根の定義は正直難しい。アーティスト、そしてレパートリーなどのマーケットが大きいメジャー、そしてそれらがニッチ市場であるインディーズ。

今回、そのまさにインディーズの代表でもあるChannel Classicsに受賞という大きな名誉が与えられたのは、メジャーでは至極当たり前に行われている、アーティストがレパートリーを増やしていく過程に伴うリスクを許し、さらに彼らを積極的にサポートしていくその姿勢が、評価されたというのが理由であった。

まさにインディーズでこれがやれている、というところを評価された訳で、まさにインディーズ代表としての受賞と言ってもよかった。

Channel Classicsを支えている大黒柱は、英国人のレイチェル・ポッジャーとハンガリー人のイアン・フィッシャー(ブタペスト祝祭管弦楽団)。

彼らが、この25年間にこのレーベルでリリースしてきた膨大なレパートリーは、まさにこのような大きなサポートがなければ実現しなかった。

この2人の他にもたくさんのとても華やかなアーティスト達が在籍している。

同時に、このレーベルのサウンド・クオリティーも大きな評価の対象であった。
創始者、ジャレット・サックス氏による新しいレコーディング・フォーマットに挑戦し続けるあくなき探求心にも称賛の対象であった。

”アーティストと録音技術”。

レーベルにとって、最も大切なこの2要素が、素晴らしい、メジャーなみと評価され、まさにインディーズ代表としての受賞と相成ったわけだ。


そんなその年のグラモフォン受賞の記念、そして創立25周年を祝してリリースされたのが、この記念盤。SACDではなくCDである。 

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「オレがこの25年間で録ったベスト25テイク」というのは、自分が勝手につけた邦題である。(笑)正式名称は、「JARED SACKS 25 Takes From 25 Years of Recordings」。

自分は、これをどのように入手したのか覚えていないのだけれど、Channel Classicsのアルバムをまとめて何枚か注文したら特別にもらった記念盤だったような覚えがある。

先日のレイチェル・ポッジャーの日記を書くときに、彼女のディスクをまとめてラックから探しているときに、偶然に見つけた。

普通の販路では売っていないディスクであるが、Channel ClassicsのHPでネット経由で購入できるようだ。

https://www.channelclassics.com/catalogue/SEL6615-25-Takes-from-25-Years-of-Recording/


物理メディアのCDだけでなく、デジタル・ファイルも存在する。こちらはDSDファイルだ。
DSD64(2.8MHz)で、2chとMultiChannelが存在する。

自分は、CDで持っていて、先日発見するまで新品未開封だったのだが(笑)、今回聴いてみた。
レイチェル・ポッジャーからスタートして、本当にじつにバラエティに富んだアーティスト、そして選曲。

中心レパートリーである古楽を中心に、大編成のオーケストラ、ピアノ、アカペラ、合唱に至るまで、ひとつのレーベルでよくこれだけ、いろいろなジャンルに溢れているのが信じられない。

このレーベルは、普段はSACDサラウンドで聴いていて、そのサウンドの印象はポッジャー日記で書いた通りだが、CDで聴いても全然いい。その録音のよさがわかるし、やはり独特のサウンドだ。

やっぱりサウンドって、マスターからユーザー宅に届けるまでのフォーマットがどうこう、というより、やっぱり収録現場での収録、そしてその編集の部分で、優秀録音になるかどうか決まってしまう、パーセンテージが大きいと思う。(まさに収録するときの諸元の高さは最重要。伝送フォーマットのレベルアップは、その助けにはもちろんなるとは思いますが。)

昨今のハイレゾブームに応じて、CDを馬鹿にする風潮にある中、あえて、そのブームにチクりと嫌味を。(笑)

いい録音というのは、CDで聴いても、じつに素晴らしい音なのだ。
CDをちゃんと再生できない人が、ハイレゾに先走ってもその効果はたかが知れている。(笑)

この記念盤、本当に素晴らしい!

Channel Classicsの25年間がすべて詰まってると言っていい。

ぜひ聴いてみてほしい。






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